本稿では学習者と教師の外国語学習の意識(文化知識の必要性、文法、語彙の学習意識、翻訳による学習法、発表形態の教室活動、誤りの訂正の是非)を調査し、両者を比較した。中学1~3年生、及び、小中学校教師にアンケートを実施し、1)中学1~ 3年生の意識、2)小中学校教師の意識、3)中学生と教師の意識の相違を分析した。その結果、中学生の回答からは以下の点が明らかになった。文化知識は学年が上がると必要だと考える割合が増加する。文法学習は全体に重要だと考える割合が高く、授業で詳しい文法説明を希望している。語彙学習は学年が上がると重要だと考える割合が増加し、教師による説明や翻訳を希望している。翻訳は非常に好まれる学習方法である。発表形態の教室活動は1年生には支持されないが、2年生には支持され、3年生になると両極に分かれる。誤りはその場で直してもらいたいと考えている。これらの結果は、教師が理想とする学び方や教え方とは必ずしも一致しないことが明らかになった
神奈川県茅ヶ崎市第2 言語学習者たちの言語運用力の差異は、言語学習環境を取り巻く様々な要因とともに、学習動機、言語への関心度や必要度、言語能力、適正など多様な学習者の個々の要因に帰することが多いと考え...
本研究では、JCK作文コーパスを用いて、読点の直前に現れる品詞にどのような偏りがあるのかを母語別に統計学的手法によって分析した。具体的には、学習者間で最も偏りが見られた助詞のうち、係助詞と格助詞を取り...
本論文は、母語習得論と第二言語習得論においてどのように音声学的関係性が重要であるのかを提唱している。前者の母語話者がどのようにして言語を習得するのかという理論と、後者の非母語話者がどのようにして言語を...
本研究は日英語の代名詞の性質の違いが,日本人学習者の先行詞理解に与える影響を明らかにすることを目的とした実証研究である。数ある日英語の代名詞の性質の違いの中から,本研究ではtheyが指す先行詞の有生性...
国際交流基金関西国際センターの「国内大学連携大学生訪日研修」では複数の国内大学の日本語教員養成課程履修生を対象に「日本語教育現場体験」を実施している。「現場体験」では履修 生が実際に教壇に立ち、研修参...
学習者は各自の環境と相互作用を行いながら学んでいるという事実があるのにも関わらず,教師は教室外での学習者と環境の相互作用についてはあまり注意を払ってこなかったことが指摘され(浜田2004b),研究が始...
2020年度から新学習指導要領が導入されることになり、小学校の英語に関する項目が大きく変わろうとしている。現在5、6年生に課されている『外国語活動』が3、4年生に、そして5、6年生には『外国語』という...
[出版社版]本稿では、韓国語・中国語を母語とする日本語学習者の、文脈指示におけるソ系とア系との誤用を、母語からの転移という観点から考察する。すなわち、日本語のソ系とア系がカバーする範囲を、韓国語では그...
本稿ではわかりにくいと評価された日本語学習者の文章を、わかりやすいと評価された日本語母語話者(JP)・日本語学習者による文章と比較し、言語面(語彙・統語・結束性)のどこに問題があるかを探った。方法とし...
Рассматривается проблема разработки и внедрения эффективных форм и методов дистанционного обучения и...
埼玉県越谷市中国語教員養成の実際から、という角度から小文をまとめてみた。 中国語の基礎を伝授する...
本論文は、近年注目を集めているコーパス言語学の概要を示し、同時に言語教育への応用とフリーソフトウェアを用いた分析方法を紹介するものである。コーパス言語学は、コーパスを利用して言語分析を進める研究方法の...
実践的英語運用能力の重要性が強調され、授業も改良され始めてはいるが、日本の英語教育現場では 未だに「正確に読んで訳す」ことが主流である。教師も学習者も、多くがこの固定観念の呪縛から解放 されず、このこ...
日本語指導が必要な児童生徒が抱える教育的課題は多岐にわたるため、その対応には現場の教員の視点を取り入れることが必要であると考えられる。本研究では、小学校で日本語指導が必要な児童を担当する教員のビリーフ...
近年高等学校においても特別支援教育が推進されつつある。発達障害のある児童生徒への課題として学習上の困難の大きいことが指摘されている。高等学校の特に進路多様校においてはLD等の診断はないものの、読み書き...
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