在日短期留学生と日本人学生の混合クラスで試みられた、異文化間ソーシャルスキルの学習セッションについて報告する。行動療法の背景的理論である学習理論に基づき、留学生が日本で必要となるソーシャルスキルを、小集団でのロールプレイを用いて認知行動的に学習するセッションが行われた。日本人学生は、留学生の学習を促す補助役を務めた。記録用紙を用いた参加者による自己報告をみると、セッションによって、留学生の認知や感情や行動に変化が生じており、日本文化がより理解できた、異文化での振る舞いに不安が減り自信が増した、うまく振る舞えるようになったなどの報告が得られた。日本人学生は自他の文化への学習の動機付けと、異文化滞在者の支援意欲が高まり、文化仲介者としての営みにより習熟したと述べている。この教育的機会の設定が、学内での両集団の交流に役立つことが期待される
日本人留学生と交流経験を持つ、中国人ホスト学生15名及び中国人ホストファミリー6名を対象として、異文化接触における認知と対応について半構造化面接を実施し、AUC-GS学習モデル(田中・中島,2006)...
アメリカの大学で、日本語を外国語として教えている日本言語クラスに、1学期間または1年間その大学に留学に来ている日本人留学生や日本留学後帰国した日本語学習者を言語クラスのアシスタントとして導入している。...
本研究の目的は,日本に在住する留学生が用いた交渉スタイルと日本人学生が用いた交渉スタイルを比較・分析し,その相違と理由を解明することである。日本のある大学で行われたこの究は,日本人学生,インドネシア人...
学校教育現場のグローバル化、多文化化に対応するため、国際的な視点を持った教員の養成は教員養成大学にとって重要な課題であるが、実際には学生の内向き気質と異文化経験の不足、異文化理解教育の現場体験に対する...
1990 年代以降、外国人留学生対象の日本語や日本文化等のクラス、あるいは異文化理解教育に関する授業科目の中に、留学生と日本人学生がともに学ぶクラスが設定されるようになってきた。また、交流や協働的活動...
神奈川県茅ヶ崎市第2 言語学習者たちの言語運用力の差異は、言語学習環境を取り巻く様々な要因とともに、学習動機、言語への関心度や必要度、言語能力、適正など多様な学習者の個々の要因に帰することが多いと考え...
学習者は各自の環境と相互作用を行いながら学んでいるという事実があるのにも関わらず,教師は教室外での学習者と環境の相互作用についてはあまり注意を払ってこなかったことが指摘され(浜田2004b),研究が始...
本稿では、異文化交流プログラムを企画し、日本と韓国の学生における国際交流会を開催した成果について報告する。その成果として、次のことがあげられる。①「日本食の試食」「伝統民謡の歌・踊り」等、催し物を通し...
日本人または日本人学生と留学生に教育的な交流の場を提供し,参加者相互の異文化理解を促進する教育実践がさまざまな形で行われているが,その意義と効果を明らかにする実証的な研究の蓄積は少ないことが指摘されて...
東京都世田谷区と新潟県新発田市の公立小中学校では、構造改革特区認定による自治体独自の教科「日本語」が全児童生徒への必修科目となっている。一方、日本語教育では、非母語話者だけではなく、母語話者に対する関...
埼玉県越谷市国際理解教育に関する比較研究(日本とマレーシア)を、日本の大学生613名を対象に意識調査として実施した。領域別の調査内容と結果では、平均値の高い順に有意性を検討すると、「基本的人権を守る能...
次世代を担う子どもたちの教育者となる教員養成課程に所属する学生は,広がるグローバル化の波を感じながら,教員になるための準備をどのような思いで進めているのか。フィンランドのオウル大学と広島大学の初等教員...
海外から帰国した子どもたちの中には、書くことに問題を抱える生徒が多い。本稿では日本語指導を必要とする帰国生を対象に、社会科と日本語教育を統合した内容重視のアプローチを試みた。具体的には、家庭学習用に学...
I. 論文学習者の日本語学習動機、学習目的が多様化する中、現行の日本語学習体系は依然として集中的かつ長期的な学習が前提となっている。このような状況に対し、太田他(2018b)は、時間的に制約のあるなか...
This article reports a study of 25 Japanese students studying for 6 weeks at a language center attac...
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