本稿は,農家の耕地規模の変動,離農,農家の新設と関連する要因を農家の労働力編成,耕地条件,農家経済の諸指標から検出し,農家の階層的変動の要因を解明する一助たらしめんと試みたものである。離農が多分に農業の経営的に不利な状況に起因するのに対して,耕地規模の縮小は農外就業機会への農家労働力の吸引の結果として生ずる傾向にある。農業経営の有利さは,一般的には稲作と結びつくことが多いが,それは耕地規模の安定化をもたらす傾きがあるように思われる。耕地規模拡大の動きは,家計費水準の向上に農外所得の増加で対応しがたい農家が,農業所得の増大を目指す努力の過程で生ずる傾向が認められるが,それだけに,生産力的基礎づけに乏しいといえる。同じ事情は農家の新設を活発にする傾きがあるが,それだけでは決定的な要因とはいいがたい。In this paper the author tries to find out the factors that have affected structural changes of Japanese agriculture in the 1960's, by means of correlation and regression analysis. One of the important factors is the size of the land, especially the rice-field, that the peasants cultivate, upon which it conciderably depends whether they have kept or given up its cultivation. Another factor that ...
利用全省7個地區,5個品種之22套水稻長期區域試驗資料來分析氣象因子對農藝性狀之影響。所考慮之氣象因子有抽穗前45天及抽穗後30天之平均氣溫及平均日照時數,農藝性狀有生長日數(由移植到抽穗日數)、成熟...
本報告では,調査結果や行政資料などをもとに,読谷村内で行われている黙認耕作について分析し,黙認耕作者の置かれている現状などを指摘し,公共事業との兼ね合いも含めて将来的な問題点を述べるものである.始めに...
P(論文)本稿では、レギュラシオン理論を参照しつつ、先進諸国の一般的状況と比較しながら、日本におけるポスト工業社会の移行とその特質を考察した。その結果は以下の3点に要約できる。第1に、日本でも先進諸国...
本稿の課題は農業構造の再編成の動向とからんで,農家の経営耕地規模階層の変動と関連する要因を計量的に検出することにある。三つの重回帰モデルを設定し,都府県別データのクロス・セクション方式による計測により...
[概要] マルコフ連鎖を応用した定量的農業構造予測が, 我が国の多くの農業経済研究者の手により積み上げられてきた。 しかし, マルコフ連鎖としての農業構造動態の質的な分析はあまり行われてこなかった。そ...
近年,経営耕地規模拡大の動きが活発であった遠隔諸地域のうち,東北地方の動向を農林業センサス結果を中心に県別に検討することによって,農業構造の変動をもたらす要因の解明を試みた。稲作の有利性が東北の経営耕...
本論文では,明治期に展開した農業政策,いわゆる明治農政の形成過程と基本的方向の内在的論理を検討した。農会・産業組合や農業金融などの諸施策についてはこれまでつとに注目され,その歴史的評価も「上からの官僚...
[概要]北海道と沖縄県を除く45都府県を対象に, クラスター分析を用いて2000~2005年の農業構造動態を考慮した類型化を行った。 その結果, 都府県群は以下の3類型に分類されることが示唆された。 ...
性格について諸種の議論のある水稲作上層農の形成をもたらす「両極化傾向」を昭和40年代の前半と後半を対比させて格討した。前半に規模拡大の傾向を示すことの多かった「典型的」な水稲作農家は,米の生産調整のも...
農業生産における規模と生産性の逆相関関係は, 発展途上国を中心に広く報告されており, 農地の配分効率性の観点から政策的な関心も高い. 本稿は, 『庄内地方米作農村調査』(1935年)の農家レベルのミク...
この論文では,徳川封建体制から現在までの期間におけるわが国農協発展史を論じる。この中には伝統的なものから近代的なものまでが含まれている。この目的のために,われわれはその歴史を,徳川期における展開,19...
近年,経営耕地規模拡大の動きが活溌であった遠隔諸地域のうち,四国・九州地方の動向を農林業センサスと農家経済調査報告を中心に,県別に検討することにより,農業構造の変動をもたらした要因の解明を試みた。自家...
2015年に制定された都市農業振興基本法は,都市の農地や農業に対するそれまでの施策や方針とは大きく異なる方針が打ち出された。本稿では統計資料を用いて横浜市の農業の現状を整理した。都市部への農産物供給の...
ダイズの単収は、日本では低迷しているが、米国では過去数十年着実に増加し日本の1.5倍から2倍に達している。このようなダイズ単収の日米地域差をもたらしてきた要因に関する調査の一環として、2008年、20...
回顧台灣四十年的經濟發展歷程,農業□工 業□服務業分占國民生產毛額之比例具有此消 彼長的明顯變化,顯示產業結構調整的互動關 係;復以台灣係海島型經濟,實質匯率□外匯存 底以及國內需求量等總體因素,對此...
利用全省7個地區,5個品種之22套水稻長期區域試驗資料來分析氣象因子對農藝性狀之影響。所考慮之氣象因子有抽穗前45天及抽穗後30天之平均氣溫及平均日照時數,農藝性狀有生長日數(由移植到抽穗日數)、成熟...
本報告では,調査結果や行政資料などをもとに,読谷村内で行われている黙認耕作について分析し,黙認耕作者の置かれている現状などを指摘し,公共事業との兼ね合いも含めて将来的な問題点を述べるものである.始めに...
P(論文)本稿では、レギュラシオン理論を参照しつつ、先進諸国の一般的状況と比較しながら、日本におけるポスト工業社会の移行とその特質を考察した。その結果は以下の3点に要約できる。第1に、日本でも先進諸国...
本稿の課題は農業構造の再編成の動向とからんで,農家の経営耕地規模階層の変動と関連する要因を計量的に検出することにある。三つの重回帰モデルを設定し,都府県別データのクロス・セクション方式による計測により...
[概要] マルコフ連鎖を応用した定量的農業構造予測が, 我が国の多くの農業経済研究者の手により積み上げられてきた。 しかし, マルコフ連鎖としての農業構造動態の質的な分析はあまり行われてこなかった。そ...
近年,経営耕地規模拡大の動きが活発であった遠隔諸地域のうち,東北地方の動向を農林業センサス結果を中心に県別に検討することによって,農業構造の変動をもたらす要因の解明を試みた。稲作の有利性が東北の経営耕...
本論文では,明治期に展開した農業政策,いわゆる明治農政の形成過程と基本的方向の内在的論理を検討した。農会・産業組合や農業金融などの諸施策についてはこれまでつとに注目され,その歴史的評価も「上からの官僚...
[概要]北海道と沖縄県を除く45都府県を対象に, クラスター分析を用いて2000~2005年の農業構造動態を考慮した類型化を行った。 その結果, 都府県群は以下の3類型に分類されることが示唆された。 ...
性格について諸種の議論のある水稲作上層農の形成をもたらす「両極化傾向」を昭和40年代の前半と後半を対比させて格討した。前半に規模拡大の傾向を示すことの多かった「典型的」な水稲作農家は,米の生産調整のも...
農業生産における規模と生産性の逆相関関係は, 発展途上国を中心に広く報告されており, 農地の配分効率性の観点から政策的な関心も高い. 本稿は, 『庄内地方米作農村調査』(1935年)の農家レベルのミク...
この論文では,徳川封建体制から現在までの期間におけるわが国農協発展史を論じる。この中には伝統的なものから近代的なものまでが含まれている。この目的のために,われわれはその歴史を,徳川期における展開,19...
近年,経営耕地規模拡大の動きが活溌であった遠隔諸地域のうち,四国・九州地方の動向を農林業センサスと農家経済調査報告を中心に,県別に検討することにより,農業構造の変動をもたらした要因の解明を試みた。自家...
2015年に制定された都市農業振興基本法は,都市の農地や農業に対するそれまでの施策や方針とは大きく異なる方針が打ち出された。本稿では統計資料を用いて横浜市の農業の現状を整理した。都市部への農産物供給の...
ダイズの単収は、日本では低迷しているが、米国では過去数十年着実に増加し日本の1.5倍から2倍に達している。このようなダイズ単収の日米地域差をもたらしてきた要因に関する調査の一環として、2008年、20...
回顧台灣四十年的經濟發展歷程,農業□工 業□服務業分占國民生產毛額之比例具有此消 彼長的明顯變化,顯示產業結構調整的互動關 係;復以台灣係海島型經濟,實質匯率□外匯存 底以及國內需求量等總體因素,對此...
利用全省7個地區,5個品種之22套水稻長期區域試驗資料來分析氣象因子對農藝性狀之影響。所考慮之氣象因子有抽穗前45天及抽穗後30天之平均氣溫及平均日照時數,農藝性狀有生長日數(由移植到抽穗日數)、成熟...
本報告では,調査結果や行政資料などをもとに,読谷村内で行われている黙認耕作について分析し,黙認耕作者の置かれている現状などを指摘し,公共事業との兼ね合いも含めて将来的な問題点を述べるものである.始めに...
P(論文)本稿では、レギュラシオン理論を参照しつつ、先進諸国の一般的状況と比較しながら、日本におけるポスト工業社会の移行とその特質を考察した。その結果は以下の3点に要約できる。第1に、日本でも先進諸国...