1976年1月からの1年間に,オーロラ電子検出器搭載の観測ロケット5台が,昭和基地から打ち上げられた.うち1台は静穏日に,残り4台はオーロラ活動時に行われた.電子検出器は,比例計数管とプラスチックシンチレーション計数管である.測定の下限エネルギーは40 keVである.ここでは,オーロラ出現時における高速電子の高度分布,ピッチ角分布について速報する.そしてすでに報告した静穏時における特性と比較する.During one year from January 1976, five sounding rockets carrying the electron detector were launched from Syowa Station, Antarctica. One of them was made on a geomagnetically quiet time, while the others all encountered a certain degree of auroral disturbance. The rocket-borne detector consists of both proportional and plastic scintillation counters and can measure high energy electrons greater than 40 keV. Preliminary results thereby obtained are presented, giving an account of characteristics of vertical profile and pitch angle distribution ...
カナタ,マニトハ州において,IMS観測の一環として実施した,極光帯からプラスマポーズにかけての地磁気脈動の観測結果から,次の事柄が知られた.昼間帯の地磁気脈動は,がいして広範囲にわたってよい相関を示し...
第14次南極観測隊(1973~74)において,氷床の10m深の雪温測定のために使用されたスチームドリル(HODGE型)について,その装置と結果について述べる.スチームドリルは次の各部分よりなる.プロパ...
昭和基地におけるロケット観測計画は日本学術会議南極特別委員会が勧告し,国立科学博物館極地研究センターが実施に協力し,最終的に南極地域観測統合推進本部によって決定される.昭和基地のロケット発射場に196...
1976年8月17日および9月1日に南極昭和基地から打ち上げられた観測ロケット,S-210JA-24および25号機に3成分フラックスケート型磁力計が搭載され,電離層磁場観測が行われた.その結果,オーロ...
ライダーによる南極の中層大気圏の探査を提案する.これはYAGレーザーおよびYAGレーザー励起色素レーザーをライダー送信系に用いて,成層圏のエアロゾル,オゾンや中間圏,下部熱圏のアルカリ金属原子,エアロ...
南極ロケットに地磁気姿勢計を搭載し,ロケットの飛しょう中の姿勢を測定する実験は,最初のロケット実験以来続けられてきた.ロケット実験も一段落したこの時期に,これまでの成果をここにまとめてみる姿勢測定はS...
南極地域における環境放射線測定の目的と意義について考察し,昭和基地ならびにその周辺環境-大気中,地中,雪水中-での自然放射線測定の具体案についで述べる.とくに,この種の放射線・放射能観測が,資源探査へ...
飛しょう体からパラメーターのはっきりした電子ビームを放出し,それによる発光現象を観測することは,オーロラ研究の今後の一つの方向を示している.我々はロケットによる実験技術を確立し,基礎的な情報を得ると共...
南極昭和基地におけるロケット実験の将来計画を立てるにあたり,すでに一部実施され,また,一部実験実施が残っている昭和基地のIMSロケットプロジェクトについて十分検討し,反省すべきところは反省しなければな...
最近の新しいロケット,人工衛星,レーダーなどの技術発達により,極域電場・電流,および極光・極光粒子分布・変動に関する理解が一段と深まった.本論文は,これら広範な分野のここ数年間の研究の主な結果をまとめ...
南極昭和基地で打ち上げられた,S-210JA-24および25号機に搭載された磁力計により磁場測定が行われた.両ロケットともオーロラ出現時に打ち上げられ,電流にともなう磁場変動を検出した.搭載されたフラ...
血中コルチゾールの日内リズムの変化を,昭和基地に居住する隊員について調査した.年4回(3月,6月,9月,12月),昼夜時間の異なる時期を選び,1日4回(8時,12時,18時,22時)採血し,血中コルチ...
1978年1月と2月に南極の昭和基地周辺各地で表層土壌を採取し,凍結状態で日本に持ち帰った.その一部72点を用いて,10℃,暗所で放出されるC0_2量を赤外線ガス分析機で測定した.土壌の湿重と乾重とか...
南極の火山の分布は,後期新生代に関して,いわゆる造山帯の傾向あるいは歴史と同様な特徴をもっている.南極のマリー.バードランドとビクトリアランド地域はアルカリ岩系の岩石区の特徴をもって,さまざまな変化を...
昭和基地およびみずほ観測拠点における降雪および飛雪と,内陸トラバースルートに沿った地点での雪,2mピットの雪について,酸素同位体組成を測定し,それが何により規制されているか検討した.昭和基地における雪...
カナタ,マニトハ州において,IMS観測の一環として実施した,極光帯からプラスマポーズにかけての地磁気脈動の観測結果から,次の事柄が知られた.昼間帯の地磁気脈動は,がいして広範囲にわたってよい相関を示し...
第14次南極観測隊(1973~74)において,氷床の10m深の雪温測定のために使用されたスチームドリル(HODGE型)について,その装置と結果について述べる.スチームドリルは次の各部分よりなる.プロパ...
昭和基地におけるロケット観測計画は日本学術会議南極特別委員会が勧告し,国立科学博物館極地研究センターが実施に協力し,最終的に南極地域観測統合推進本部によって決定される.昭和基地のロケット発射場に196...
1976年8月17日および9月1日に南極昭和基地から打ち上げられた観測ロケット,S-210JA-24および25号機に3成分フラックスケート型磁力計が搭載され,電離層磁場観測が行われた.その結果,オーロ...
ライダーによる南極の中層大気圏の探査を提案する.これはYAGレーザーおよびYAGレーザー励起色素レーザーをライダー送信系に用いて,成層圏のエアロゾル,オゾンや中間圏,下部熱圏のアルカリ金属原子,エアロ...
南極ロケットに地磁気姿勢計を搭載し,ロケットの飛しょう中の姿勢を測定する実験は,最初のロケット実験以来続けられてきた.ロケット実験も一段落したこの時期に,これまでの成果をここにまとめてみる姿勢測定はS...
南極地域における環境放射線測定の目的と意義について考察し,昭和基地ならびにその周辺環境-大気中,地中,雪水中-での自然放射線測定の具体案についで述べる.とくに,この種の放射線・放射能観測が,資源探査へ...
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最近の新しいロケット,人工衛星,レーダーなどの技術発達により,極域電場・電流,および極光・極光粒子分布・変動に関する理解が一段と深まった.本論文は,これら広範な分野のここ数年間の研究の主な結果をまとめ...
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血中コルチゾールの日内リズムの変化を,昭和基地に居住する隊員について調査した.年4回(3月,6月,9月,12月),昼夜時間の異なる時期を選び,1日4回(8時,12時,18時,22時)採血し,血中コルチ...
1978年1月と2月に南極の昭和基地周辺各地で表層土壌を採取し,凍結状態で日本に持ち帰った.その一部72点を用いて,10℃,暗所で放出されるC0_2量を赤外線ガス分析機で測定した.土壌の湿重と乾重とか...
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第14次南極観測隊(1973~74)において,氷床の10m深の雪温測定のために使用されたスチームドリル(HODGE型)について,その装置と結果について述べる.スチームドリルは次の各部分よりなる.プロパ...
昭和基地におけるロケット観測計画は日本学術会議南極特別委員会が勧告し,国立科学博物館極地研究センターが実施に協力し,最終的に南極地域観測統合推進本部によって決定される.昭和基地のロケット発射場に196...