南極地域における環境放射線測定の目的と意義について考察し,昭和基地ならびにその周辺環境-大気中,地中,雪水中-での自然放射線測定の具体案についで述べる.とくに,この種の放射線・放射能観測が,資源探査への科学技術的応用のみでなく,これまでの各関連学問分野の積極的協力により,新しい境界分野の発展につながることを強調する.Taking into account the physical aim and significance of measurements of environmental radiations including artificial origins in Antarctica, some plans are proposed for measurements at Syowa Station and its surrounding regions. In particular, it is stressed that the environmental radiation measurements would bear a close relation not only with a technological application to exploration of energy resources but also with development of a new field of study over the existing disciplines such as meteorology, glaciology, earth and space sciences, etc
南極ロケットに地磁気姿勢計を搭載し,ロケットの飛しょう中の姿勢を測定する実験は,最初のロケット実験以来続けられてきた.ロケット実験も一段落したこの時期に,これまでの成果をここにまとめてみる姿勢測定はS...
カナダの高緯度地帯では, 冬期の極地に特有な自然条件のもとでウラン鉱床の鉉が行われている。南極地域における放射性鉱物探査を露岩地域, あるいは氷雪による被覆がきわめて薄い地域に限定して実施するならば,...
日本南極観測隊の通信部門では, 内陸調査旅行の際にブリザードなどの影響により深刻な雪雑音通信障害に遭遇してきた。その主たる原因は, バーチカルホイップアンテナの尖端で生じるコロナ放電と考えられてきた。...
1976年1月からの1年間に,オーロラ電子検出器搭載の観測ロケット5台が,昭和基地から打ち上げられた.うち1台は静穏日に,残り4台はオーロラ活動時に行われた.電子検出器は,比例計数管とプラスチックシン...
ライダーによる南極の中層大気圏の探査を提案する.これはYAGレーザーおよびYAGレーザー励起色素レーザーをライダー送信系に用いて,成層圏のエアロゾル,オゾンや中間圏,下部熱圏のアルカリ金属原子,エアロ...
1976年8月17日および9月1日に南極昭和基地から打ち上げられた観測ロケット,S-210JA-24および25号機に3成分フラックスケート型磁力計が搭載され,電離層磁場観測が行われた.その結果,オーロ...
2000年2月17日に「南極海での地球科学的研究の将来計画」に関する研究小集会を行った。本研究小集会は, 南極海での固体地球科学の分野での現在の様々な問題点を明確にし, 国内外の観測船の動向を把握する...
南極昭和基地におけるロケット実験の将来計画を立てるにあたり,すでに一部実施され,また,一部実験実施が残っている昭和基地のIMSロケットプロジェクトについて十分検討し,反省すべきところは反省しなければな...
南極・昭和基地のいろいろな観測点の位置や標高は, それぞれ異なる値が使われている。近年, 測地衛星を用いた測位システムが発達し, 南極でも用いられている。将来の混乱を防ぐため, 昭和基地のいろいろな点...
日本南極地域観測隊に大型航空機を導入して大陸間航空路を設けることの可能性を研究した。昭和基地, やまと山脈近傍の雪面や青氷上に, 車輪で離発着できる固い滑走路を建設できる場所を検討した結果を, その建...
飛しょう体からパラメーターのはっきりした電子ビームを放出し,それによる発光現象を観測することは,オーロラ研究の今後の一つの方向を示している.我々はロケットによる実験技術を確立し,基礎的な情報を得ると共...
現在, 南極昭和基地にある建物は4400m^2に達し, このうち約80%がいわゆるプレファブリケーションシステムによる建物である。ここでは, これらの建物の建設日数と延べ面積から建物別の施工速度と労務...
ACR期間中に昭和基地で受信された, NOAA・AVHRRデータは, 東南極の約半分の領域を1kmの分解能でカバーしており, 南極域の様々な大気と雪氷の情報を抽出することができる。衛星は, 宇宙空間か...
昭和基地およびみずほ観測拠点における降雪および飛雪と,内陸トラバースルートに沿った地点での雪,2mピットの雪について,酸素同位体組成を測定し,それが何により規制されているか検討した.昭和基地における雪...
南極ドライバレー地域ライト谷のバンダ基地, ロワーライトハットでエーロゾル試料をワットマンNo.41ろ紙(径=110mm)にハイボリウムエアーサンプラーを用い約40-150m^3の大気を吸引採取し, ...
南極ロケットに地磁気姿勢計を搭載し,ロケットの飛しょう中の姿勢を測定する実験は,最初のロケット実験以来続けられてきた.ロケット実験も一段落したこの時期に,これまでの成果をここにまとめてみる姿勢測定はS...
カナダの高緯度地帯では, 冬期の極地に特有な自然条件のもとでウラン鉱床の鉉が行われている。南極地域における放射性鉱物探査を露岩地域, あるいは氷雪による被覆がきわめて薄い地域に限定して実施するならば,...
日本南極観測隊の通信部門では, 内陸調査旅行の際にブリザードなどの影響により深刻な雪雑音通信障害に遭遇してきた。その主たる原因は, バーチカルホイップアンテナの尖端で生じるコロナ放電と考えられてきた。...
1976年1月からの1年間に,オーロラ電子検出器搭載の観測ロケット5台が,昭和基地から打ち上げられた.うち1台は静穏日に,残り4台はオーロラ活動時に行われた.電子検出器は,比例計数管とプラスチックシン...
ライダーによる南極の中層大気圏の探査を提案する.これはYAGレーザーおよびYAGレーザー励起色素レーザーをライダー送信系に用いて,成層圏のエアロゾル,オゾンや中間圏,下部熱圏のアルカリ金属原子,エアロ...
1976年8月17日および9月1日に南極昭和基地から打ち上げられた観測ロケット,S-210JA-24および25号機に3成分フラックスケート型磁力計が搭載され,電離層磁場観測が行われた.その結果,オーロ...
2000年2月17日に「南極海での地球科学的研究の将来計画」に関する研究小集会を行った。本研究小集会は, 南極海での固体地球科学の分野での現在の様々な問題点を明確にし, 国内外の観測船の動向を把握する...
南極昭和基地におけるロケット実験の将来計画を立てるにあたり,すでに一部実施され,また,一部実験実施が残っている昭和基地のIMSロケットプロジェクトについて十分検討し,反省すべきところは反省しなければな...
南極・昭和基地のいろいろな観測点の位置や標高は, それぞれ異なる値が使われている。近年, 測地衛星を用いた測位システムが発達し, 南極でも用いられている。将来の混乱を防ぐため, 昭和基地のいろいろな点...
日本南極地域観測隊に大型航空機を導入して大陸間航空路を設けることの可能性を研究した。昭和基地, やまと山脈近傍の雪面や青氷上に, 車輪で離発着できる固い滑走路を建設できる場所を検討した結果を, その建...
飛しょう体からパラメーターのはっきりした電子ビームを放出し,それによる発光現象を観測することは,オーロラ研究の今後の一つの方向を示している.我々はロケットによる実験技術を確立し,基礎的な情報を得ると共...
現在, 南極昭和基地にある建物は4400m^2に達し, このうち約80%がいわゆるプレファブリケーションシステムによる建物である。ここでは, これらの建物の建設日数と延べ面積から建物別の施工速度と労務...
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昭和基地およびみずほ観測拠点における降雪および飛雪と,内陸トラバースルートに沿った地点での雪,2mピットの雪について,酸素同位体組成を測定し,それが何により規制されているか検討した.昭和基地における雪...
南極ドライバレー地域ライト谷のバンダ基地, ロワーライトハットでエーロゾル試料をワットマンNo.41ろ紙(径=110mm)にハイボリウムエアーサンプラーを用い約40-150m^3の大気を吸引採取し, ...
南極ロケットに地磁気姿勢計を搭載し,ロケットの飛しょう中の姿勢を測定する実験は,最初のロケット実験以来続けられてきた.ロケット実験も一段落したこの時期に,これまでの成果をここにまとめてみる姿勢測定はS...
カナダの高緯度地帯では, 冬期の極地に特有な自然条件のもとでウラン鉱床の鉉が行われている。南極地域における放射性鉱物探査を露岩地域, あるいは氷雪による被覆がきわめて薄い地域に限定して実施するならば,...
日本南極観測隊の通信部門では, 内陸調査旅行の際にブリザードなどの影響により深刻な雪雑音通信障害に遭遇してきた。その主たる原因は, バーチカルホイップアンテナの尖端で生じるコロナ放電と考えられてきた。...