昭和32年海鷹丸が南極探検航海中南極海域で実施したプランクトンネット採集によって採られた有殻翼足類を同定した.口径45cmのネット(特ネット)の垂直曳採集物については12地点分から7種,口径130cmのネット(ちネット)の水平曳採集物については21地点から4種同定された. 垂直曳きの方の優占種はLimacina bulimoides タワラナリウキマイマイで水平曳きの方のそれはLimacina helicina rangiミヂンウキマイマイ(南極型)で,Euclio sulcataナンキョクウキビシがこれに次いだ. Limacina helicina rangiは調査地域中南緯55°以南の区域に限られ,一方,暖水域l己主分布域をもつL. iniflataヒラマキウキマイマイやL. lesueuriは調査地域中の北半における地点に僅か出現したSt. 52,59の垂直曳採集物中に多量に見られたLimacina属は幼貝のため向定不能で・あったEuclio sulcataは既往の報告には印度洋,太平洋側の南緯460_50。以南にのみ分布する南極洋独特の翼足類の一つである. (他にLimacina helicina rangi,及びEuclio antarctica
1) 両卵寄生蜂は1958年現在著者によって,本州,四国及び九州の一部府県にその分布が確認されたにすぎない.しかし,両卵寄生峰の活動,習性から判断して,何れの寄生蜂も新農薬の水田への多量投入以前におい...
2021年7月に西之島周囲の海洋環境および海洋生物相調査を行った。西之島の西側の海域では噴火の影響と思われる変色域が確認され、北側の海底は火山灰で覆われており、3m以上の溶岩様の岩や噴石と思われる尖っ...
イシガレイ Kareius bicoloratus は本邦沿岸に広く分布し,沿岸漁業の対象魚種として極めて重要な位置を占めている。このため本種の成長や成熟に関する研究は,北海道から九州までのいくつかの...
海鷹丸航海中,太平洋で21 地点,印度洋で35地点で採集された浮世在性腹足類を分類し,各種について文献引照と観察事項を記し,採集地点と標本点数を記録した.叉標本保存中,貝殻の溶解した巻貝幼生は種名の同...
わが国におけるサルモネラの事情は,戦後各国軍隊の駐留,邦人の外地よりの引き揚げ,アメリカからの各種食品の輸入などによって大いに変化していることは推測出来る.1949年から1963年に至る15年間当セン...
スイバの染色体構造変化個体は, 日本では Yamamoto (1935, 1937, 1938), Kurita and Kuroki (1971),Kuroki (1994) により,イギリスではW...
前報に引き続き,寄生性橈脚類Neoergasilus japonicasのコペポディッド期の発育形態を記載した。ノープリウスの場合は飼育実験により得られた各期の虫体に基づいて記載したが,飼育実験ではコ...
モクセイ科レンギョウ属には6 種または7 種が知られている。そのうちの1 種Forsythia europaeaだけがヨーロッパに自生する。わが国には,中国原産のレンギョウ(F. suspensa),...
本文研究台灣地區的松蘿屬地衣,依形態、化學、培養、分子分析探討松蘿的分類學與生物學。自 2006 到 2008 年於中央山脈、雪山山脈、玉山山脈、阿里山山脈、海岸山脈,超過 300 筆採集紀錄中,共區...
渓流沿い植物であるタニガワコンギク(Aster microcephalus var. ripensis)( キク科) とその近縁の陸生種ノコンギク(A. microcephalus var. ovat...
摘要 シャリンドウ属(Dracocephalum)は約70 種が知られており,主にユーラシア大陸に,そして,北アフリカと北アメリカにそれぞれ1 種が分布している(Budantsev 2004)。日本で...
四国鬼ヶ城山と九州地方全域の淡水棲三岐腸類の分布を調査した結果,ナミウズムシDugesia japnica ICHIKAWA et KAWAKATSU,1964 とミヤマウズムシPhagocala v...
摘要 ヒトツバヨモギ(Artemisia monophylla),タカネヨモギ(A. sinanensis),それにシロヨモギ(A. stelleriana)の3 種について核型の観察を行った。ヒトツ...
近年著者の入手したタコ類4種を記載した. これらは昨年(1962) 日本動物学会大会(岡山}で 発表し要旨は動物学雑誌71巻397-398頁に載っている. 1) テナガヤワラダコ胴部などの破損した標...
両卵寄生蜂とも単為生殖を行ないうるが,このような場合には雄ばかりのprogenyを産出する(第1表及び第2表).しかし野外自然状態下ではかかる単為生殖は極めて稀な場合にしか起らず,野外で採集,あるいは...
1) 両卵寄生蜂は1958年現在著者によって,本州,四国及び九州の一部府県にその分布が確認されたにすぎない.しかし,両卵寄生峰の活動,習性から判断して,何れの寄生蜂も新農薬の水田への多量投入以前におい...
2021年7月に西之島周囲の海洋環境および海洋生物相調査を行った。西之島の西側の海域では噴火の影響と思われる変色域が確認され、北側の海底は火山灰で覆われており、3m以上の溶岩様の岩や噴石と思われる尖っ...
イシガレイ Kareius bicoloratus は本邦沿岸に広く分布し,沿岸漁業の対象魚種として極めて重要な位置を占めている。このため本種の成長や成熟に関する研究は,北海道から九州までのいくつかの...
海鷹丸航海中,太平洋で21 地点,印度洋で35地点で採集された浮世在性腹足類を分類し,各種について文献引照と観察事項を記し,採集地点と標本点数を記録した.叉標本保存中,貝殻の溶解した巻貝幼生は種名の同...
わが国におけるサルモネラの事情は,戦後各国軍隊の駐留,邦人の外地よりの引き揚げ,アメリカからの各種食品の輸入などによって大いに変化していることは推測出来る.1949年から1963年に至る15年間当セン...
スイバの染色体構造変化個体は, 日本では Yamamoto (1935, 1937, 1938), Kurita and Kuroki (1971),Kuroki (1994) により,イギリスではW...
前報に引き続き,寄生性橈脚類Neoergasilus japonicasのコペポディッド期の発育形態を記載した。ノープリウスの場合は飼育実験により得られた各期の虫体に基づいて記載したが,飼育実験ではコ...
モクセイ科レンギョウ属には6 種または7 種が知られている。そのうちの1 種Forsythia europaeaだけがヨーロッパに自生する。わが国には,中国原産のレンギョウ(F. suspensa),...
本文研究台灣地區的松蘿屬地衣,依形態、化學、培養、分子分析探討松蘿的分類學與生物學。自 2006 到 2008 年於中央山脈、雪山山脈、玉山山脈、阿里山山脈、海岸山脈,超過 300 筆採集紀錄中,共區...
渓流沿い植物であるタニガワコンギク(Aster microcephalus var. ripensis)( キク科) とその近縁の陸生種ノコンギク(A. microcephalus var. ovat...
摘要 シャリンドウ属(Dracocephalum)は約70 種が知られており,主にユーラシア大陸に,そして,北アフリカと北アメリカにそれぞれ1 種が分布している(Budantsev 2004)。日本で...
四国鬼ヶ城山と九州地方全域の淡水棲三岐腸類の分布を調査した結果,ナミウズムシDugesia japnica ICHIKAWA et KAWAKATSU,1964 とミヤマウズムシPhagocala v...
摘要 ヒトツバヨモギ(Artemisia monophylla),タカネヨモギ(A. sinanensis),それにシロヨモギ(A. stelleriana)の3 種について核型の観察を行った。ヒトツ...
近年著者の入手したタコ類4種を記載した. これらは昨年(1962) 日本動物学会大会(岡山}で 発表し要旨は動物学雑誌71巻397-398頁に載っている. 1) テナガヤワラダコ胴部などの破損した標...
両卵寄生蜂とも単為生殖を行ないうるが,このような場合には雄ばかりのprogenyを産出する(第1表及び第2表).しかし野外自然状態下ではかかる単為生殖は極めて稀な場合にしか起らず,野外で採集,あるいは...
1) 両卵寄生蜂は1958年現在著者によって,本州,四国及び九州の一部府県にその分布が確認されたにすぎない.しかし,両卵寄生峰の活動,習性から判断して,何れの寄生蜂も新農薬の水田への多量投入以前におい...
2021年7月に西之島周囲の海洋環境および海洋生物相調査を行った。西之島の西側の海域では噴火の影響と思われる変色域が確認され、北側の海底は火山灰で覆われており、3m以上の溶岩様の岩や噴石と思われる尖っ...
イシガレイ Kareius bicoloratus は本邦沿岸に広く分布し,沿岸漁業の対象魚種として極めて重要な位置を占めている。このため本種の成長や成熟に関する研究は,北海道から九州までのいくつかの...