1983年度から2000年度に至る広島大学大学院教育学研究科教科教育学専攻及び教科教育科学専攻における国語教育学関係の64の修士論文の内容を検討し, そこに見られる研究の展開の道筋をたどることによって国語教育学研究のなかでどのようなことが問題化されてきたのかということを探った。国語教育学研究へのアプローチを, 1)歴史研究的アプローチ, 2)授業論的アプローチ, 3)基礎論的アプローチ, 4)発達論的アプローチ, 5)比較教育学的アプローチ, 6)認知心理学的アプローチ, 7)国語科内容学研究のそれぞれに分けて論じた。また日本語教育学領域における修士論文についても, 日本語教育学専攻の生まれる以前に教科教育学専攻の論文として書かれたものに関して概観を行った。以上の検討を踏まえ, 将来の教科教育学・国語教育学研究の方向に関する提言を行った。In this paper, some considerations on Development of research in the teaching of Japanese language and literature was presented. Several approaches for research in this area were indicated by analyzing the contents of M.A. thesis in the Graduate School of Education in Hiroshima Univ. Directions and possibilities of future studies in this discipline were discussed in the con...
平成12年の「日本語教育のための教員養成について」への対応を巡り、国内における日本語教員養成は大きな転換を迫られている。本論では、この新たな教育内容を基に独自に作成した調査用紙を用いて、全国の教員養成...
本稿では、まず、ラオスにおける日本語教育の歴史と現状を概観する。ラオスの日本語教育は、2001年にラオス国立大学ラオス日本人材開発センター(以下、LJC)で組織的な日本語教育が開始してから、わずか7年...
岡山大学の全学日本語コースでは毎年カリキュラムの見直しを行ってきたが,受講生の 多様なニーズに対応するために大規模なカリキュラムの改編を行い,2013 年度前期から新 カリキュラムで授業を展開するこ...
1983年度から2000年度に至る広島大学大学院教育学研究科教科教育学専攻及び教科教育科学専攻における国語教育学関係の64の修士論文の内容を検討し, そこに見られる研究の展開の道筋をたどることによって...
本稿では, 全国大学国語教育学会誌『国語科教育』に掲載された1998年から2002年までの論文を中心として, 国語教育学の研究動向を把握し, 研究の展望を行った。研究動向の特徴としては, 1)国語教育...
英語教育学という考え方が提唱されたのは1960年代である。初期の段階での研究はもっぱら欧米における応用言語学の研究を参考に, その研究内容や研究方法を追従するものが主流であった。 そのため, 比較的...
英語教育学という考え方が提唱されたのは1960年代である。初期の段階での研究はもっぱら欧米における応用言語学の研究を参考に, その研究内容や研究方法を追従するものが主流であった。 そのため, 比較的...
本研究の目的は, 社会システム論や社会文化進化論の立場から日本の教育研究の問題性を明らかにする事である。その上で, 研究方法を議論したい。議論の前提として, 人間が生まれて発達してやがて死を迎えるよう...
本研究の目的は, 社会システム論や社会文化進化論の立場から日本の教育研究の問題性を明らかにする事である。その上で, 研究方法を議論したい。議論の前提として, 人間が生まれて発達してやがて死を迎えるよう...
1962年に設置された「日本事情」教育は、歴史的に見ると、「実体視型」から90年代後半に至って「流動視型」へと展開した。「日本事情」教育の方法論は、文化現象のジャンル意識に乏しく、管見によれば、いずれ...
大学における日本語教育の役割の一つは学部留学生が専門教育を無理なく受講できるようにすることであり、日本語教育と専門教育をいかに橋渡しするかが検討課題となる。本稿では、日本語科目と専門科目をつなぐ橋渡し...
東京都世田谷区と新潟県新発田市の公立小中学校では、構造改革特区認定による自治体独自の教科「日本語」が全児童生徒への必修科目となっている。一方、日本語教育では、非母語話者だけではなく、母語話者に対する関...
2007年10月22日より11月16日の4週間、モンゴルからの短期日本語留学生4名に対する日本語補講を高知女子大学の日本語教育実習生によって行った。通常の授業では15コマしかないため、時間枠を増やし、...
平成12年の「日本語教育のための教員養成について」への対応を巡り、国内における日本語教員養成は大きな転換を迫られている。本論では、この新たな教育内容を基に独自に作成した調査用紙を用いて、全国の教員養成...
1970年代と比較すると,日本語学習者の数は世界で増加している.東南アジアにおいても,1200の機関において日本語が教授され,コミュニカティブ教授法が主流である.しかし,矛盾点はコミュニケーションが推...
平成12年の「日本語教育のための教員養成について」への対応を巡り、国内における日本語教員養成は大きな転換を迫られている。本論では、この新たな教育内容を基に独自に作成した調査用紙を用いて、全国の教員養成...
本稿では、まず、ラオスにおける日本語教育の歴史と現状を概観する。ラオスの日本語教育は、2001年にラオス国立大学ラオス日本人材開発センター(以下、LJC)で組織的な日本語教育が開始してから、わずか7年...
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本稿では, 全国大学国語教育学会誌『国語科教育』に掲載された1998年から2002年までの論文を中心として, 国語教育学の研究動向を把握し, 研究の展望を行った。研究動向の特徴としては, 1)国語教育...
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英語教育学という考え方が提唱されたのは1960年代である。初期の段階での研究はもっぱら欧米における応用言語学の研究を参考に, その研究内容や研究方法を追従するものが主流であった。 そのため, 比較的...
本研究の目的は, 社会システム論や社会文化進化論の立場から日本の教育研究の問題性を明らかにする事である。その上で, 研究方法を議論したい。議論の前提として, 人間が生まれて発達してやがて死を迎えるよう...
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1970年代と比較すると,日本語学習者の数は世界で増加している.東南アジアにおいても,1200の機関において日本語が教授され,コミュニカティブ教授法が主流である.しかし,矛盾点はコミュニケーションが推...
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