回の調査は奈良地方・家庭・簡易裁判所の建て替えにともなう緊急調査で、調査地は興福寺の子院・一乗院の東北隅にあたる。調査面積は63㎡、調査期間は2004年12月5日~12月9日であった。基本層序は上層から造成土(旧地裁建設時)、近代整地土(中近世~近現代遺物を含む)、赤色土、黄色粘土、褐色砂傑となっており、黄色粘土より下位は無遺物層(地山)である。近代整地土以下の土層は旧地裁の建設時に大きく削られていたので、調査は同層以下の土層が残存している範囲(約5㎡)を対象とした
京田辺市大御堂観音寺境内に所在する、古代寺院普賢寺の塔跡の地下探査調査成果報告。瓦積基壇の可能性を探るべく、地中レーダ探査と磁気探査を実施した。その結果、両探査法は瓦の分布を良好に捉えることができ、瓦...
本調査は、飛鳥資料館既存排水ルートの付け替えにともなう事前調査として実施した。調査地は飛鳥資料館北側通用門付近に位置し、調査区は通用門を挟んで東西2箇所(西区・東区)にまたがる。調査面積は37.8㎡ ...
本調査は個人住宅の建て替えに伴い、明日香村飛鳥で実施した事前調査である。調査地は飛鳥寺講堂の東方で、東面回廊と東面大垣のほほ中間に位置する。敷地内北東隅で東西15.0m・南北3.0m、調査面積45㎡の...
今回の調査区は、奈良市登大路町に所在し、平城京条坊では、左京三条七坊四坪の西北隅、興福寺旧境内の西端に位置する(図144)。江戸時代の『興福寺伽藍春日社境内絵図』や寛政3年(1791)作成と推測される...
個人住宅の建設にともなう調査で、調査地は海龍王寺旧境内の東北隅にあたる。宅地造成の直前まで調査区の北側には、北に低い段差があった。調査面積は約22㎡(南北3.6m、東西6m)で、調査期間は2009年5...
この調査は、薬師寺境内の北寄りを東西に流れる排水路の付け替えに伴い、奈良市河川課の委嘱を受けて実施した。調査地は薬師寺西面回廊の外側に当たる。調査面積は246㎡、調査期間は2004年2月12日から3月...
調査地は、法華寺旧境内地内の中心伽藍の北東部にあたる。法華寺関連施設の存在が想定されているものの、周辺は早くから集落化が進み、現状では住宅密集地となっている。このため後世の削平により遺構の残存状態は良...
調査地は近鉄西大寺駅の東に位置し、西隆寺南面回廊の外側に当たる。近年再開発が進む地域で、今回の調査もビル建設に伴う事前の調査としておこなった。調査地にはすでに撤去を終えた建物基礎が残っており、基礎の間...
本調査は、平成10年度の中門、11年度の東面回廊等に続く、興福寺第I期境内整備事業の第3・4年次にあたる。調査区は、中金堂基壇を中心とする東西51m、南北36m、調査面積は1836㎡で、調査区内には中...
橿原市城殿町における住宅建設にともなう事前調査である。調査地は本薬師寺金堂跡より北方に約105mをへだて、平城京薬師寺の伽藍配置を参照すると、食堂後方の十字廊および東北僧房の小子房の位置に該当する(図...
本調査は、史跡川原寺跡における、奈良県風致保全課による園地広場建設にともなう発掘調査である。調査地は川原寺の寺域北部にあたり、伽藍地の北西から北に延びる丘陵の東裾に位置する。近年まで畑地として利用され...
publisher奈良興福寺は、藤原氏の氏寺であったが、その全盛期(安和の変~後三条天皇即位以前)に於いては、必ずしも同氏の信仰(或いは処遇、貴種の入寺等)の第一位にあったとは考えがたい。同氏は、この...
publisher奈良近年、全国各地で渡来系文物が確認されている。特に韓式系土器は、5世紀代を中心として多量に検出されており、この時代を特色づける渡来文化の一つとして位置づけられている。本研究助成は、...
この調査は、西大寺法寿院庫裡の立て替えに伴う事前調査として奈良市西大寺町で実施した。調査地は平城京右京一条三坊六坪、西大寺四王堂の北東に位置する。調査区は、東西8m、南北7.3mで、北に東西1.5m、...
当研究所では大韓民国・国立慶州文化財研究所との共同研究において、2006年度より新たに「日韓発掘調査交流協約」を結び、双方の発掘現場への研究員の参加を中心とする研究交流をはじめた。本年度はその2年目に...
京田辺市大御堂観音寺境内に所在する、古代寺院普賢寺の塔跡の地下探査調査成果報告。瓦積基壇の可能性を探るべく、地中レーダ探査と磁気探査を実施した。その結果、両探査法は瓦の分布を良好に捉えることができ、瓦...
本調査は、飛鳥資料館既存排水ルートの付け替えにともなう事前調査として実施した。調査地は飛鳥資料館北側通用門付近に位置し、調査区は通用門を挟んで東西2箇所(西区・東区)にまたがる。調査面積は37.8㎡ ...
本調査は個人住宅の建て替えに伴い、明日香村飛鳥で実施した事前調査である。調査地は飛鳥寺講堂の東方で、東面回廊と東面大垣のほほ中間に位置する。敷地内北東隅で東西15.0m・南北3.0m、調査面積45㎡の...
今回の調査区は、奈良市登大路町に所在し、平城京条坊では、左京三条七坊四坪の西北隅、興福寺旧境内の西端に位置する(図144)。江戸時代の『興福寺伽藍春日社境内絵図』や寛政3年(1791)作成と推測される...
個人住宅の建設にともなう調査で、調査地は海龍王寺旧境内の東北隅にあたる。宅地造成の直前まで調査区の北側には、北に低い段差があった。調査面積は約22㎡(南北3.6m、東西6m)で、調査期間は2009年5...
この調査は、薬師寺境内の北寄りを東西に流れる排水路の付け替えに伴い、奈良市河川課の委嘱を受けて実施した。調査地は薬師寺西面回廊の外側に当たる。調査面積は246㎡、調査期間は2004年2月12日から3月...
調査地は、法華寺旧境内地内の中心伽藍の北東部にあたる。法華寺関連施設の存在が想定されているものの、周辺は早くから集落化が進み、現状では住宅密集地となっている。このため後世の削平により遺構の残存状態は良...
調査地は近鉄西大寺駅の東に位置し、西隆寺南面回廊の外側に当たる。近年再開発が進む地域で、今回の調査もビル建設に伴う事前の調査としておこなった。調査地にはすでに撤去を終えた建物基礎が残っており、基礎の間...
本調査は、平成10年度の中門、11年度の東面回廊等に続く、興福寺第I期境内整備事業の第3・4年次にあたる。調査区は、中金堂基壇を中心とする東西51m、南北36m、調査面積は1836㎡で、調査区内には中...
橿原市城殿町における住宅建設にともなう事前調査である。調査地は本薬師寺金堂跡より北方に約105mをへだて、平城京薬師寺の伽藍配置を参照すると、食堂後方の十字廊および東北僧房の小子房の位置に該当する(図...
本調査は、史跡川原寺跡における、奈良県風致保全課による園地広場建設にともなう発掘調査である。調査地は川原寺の寺域北部にあたり、伽藍地の北西から北に延びる丘陵の東裾に位置する。近年まで畑地として利用され...
publisher奈良興福寺は、藤原氏の氏寺であったが、その全盛期(安和の変~後三条天皇即位以前)に於いては、必ずしも同氏の信仰(或いは処遇、貴種の入寺等)の第一位にあったとは考えがたい。同氏は、この...
publisher奈良近年、全国各地で渡来系文物が確認されている。特に韓式系土器は、5世紀代を中心として多量に検出されており、この時代を特色づける渡来文化の一つとして位置づけられている。本研究助成は、...
この調査は、西大寺法寿院庫裡の立て替えに伴う事前調査として奈良市西大寺町で実施した。調査地は平城京右京一条三坊六坪、西大寺四王堂の北東に位置する。調査区は、東西8m、南北7.3mで、北に東西1.5m、...
当研究所では大韓民国・国立慶州文化財研究所との共同研究において、2006年度より新たに「日韓発掘調査交流協約」を結び、双方の発掘現場への研究員の参加を中心とする研究交流をはじめた。本年度はその2年目に...
京田辺市大御堂観音寺境内に所在する、古代寺院普賢寺の塔跡の地下探査調査成果報告。瓦積基壇の可能性を探るべく、地中レーダ探査と磁気探査を実施した。その結果、両探査法は瓦の分布を良好に捉えることができ、瓦...
本調査は、飛鳥資料館既存排水ルートの付け替えにともなう事前調査として実施した。調査地は飛鳥資料館北側通用門付近に位置し、調査区は通用門を挟んで東西2箇所(西区・東区)にまたがる。調査面積は37.8㎡ ...
本調査は個人住宅の建て替えに伴い、明日香村飛鳥で実施した事前調査である。調査地は飛鳥寺講堂の東方で、東面回廊と東面大垣のほほ中間に位置する。敷地内北東隅で東西15.0m・南北3.0m、調査面積45㎡の...