publisher奈良「神・仏を信ずる」か否かとは、宗教的な心情を問う言葉として今日きわめて普通の言い方であろう。しかし、この宗教心の根本にかかわるとされる「信」という心のはたらきを指す語は、「信ズ」と漢字音のままでサ変動詞化しているあり方に明らかなように、古来ついに動詞としての固定的な和訓がつかなかった語である
『とはずがたり』における「かみ(上)」「うへ(上)」の用例を意味ごとに分類し、考察した。「かみ」は2例のみで、「うへ」は76例であった。「かみ」は2例とも身分の高い人や場所を示すものであった。「うへ」...
近世後期に書かれた飢饉資料を利用して、 の方言分布地図を作成し、近世以降の当該地域の地方語史について考察した。その結果、「コヌカ→サクズ」という語史が推定された。これは、仙台市や仙台市・石巻市間グロッ...
This manuscript was written in Russian to acquaint the students of Kiev National University with th...
Publisher奈良通俗語源説または語源俗解とは史的根拠のない非科学的なしろうと語源説のことをいう. 例えば,床屋談義の一つにあるバリバリ刈るからバリカンだといった類いである.その実バリカンは明治も...
本稿では、『万葉集』における「ゆゑ」を用いた歌を取り上げ、特に逆接の意味に解釈されることがある歌を再検討することを通して、上代の「ゆゑ」の文法的性格を考える。上代の「ゆゑ」は、「ため」と同様に目標を示...
明治维新以后,"日本人论"著述开始大量出现.日本人论的繁荣与日本独特的地理环境、历史环境和文化心理密切相关.在明治维新、中日甲午战争、二战失败和成为经济大国等重要历...
資料紹介江戸時代初期に活躍した将軍・徳川家光の茶道指南役である小堀遠州は、その才能を茶の湯だけでなく、造園や築城でも開花させた人物である。遠州は、茶の湯を古田織部に学び、その織部は利休に学んだ。利休は...
publisher奈良今日、木綿・絹・麻は、衣料の三大天然繊維として世界中の人々に重用されている。ところで、記紀等の日本最古の文献にも、それらはいずれも「神代」からの、稲にも並ぶ大切なものとされた記述...
publisher奈良本稿は、古代、広く北陸地域を指して呼称されていたと見られるコシという国名についての、意味論的考察である。コシという呼称の持つニュアンスは、その語の出る古事記・日本書紀・出雲国風土...
「親書聖人血脉文集」は従来、後代横曾根門徒によって偽作せられた文献と見なされて来た。けれども、現存各古写本及び新史料蓮光寺本を検討することによって、同書が関東における親鸞在世集団のリーダーである性信自...
publisher奈良島津家本『太平記』は、江戸前期の『参考太平記』で異本校合の対象となった写本で、また巻一を中心とした特異な詞章が注目され『太平記抜書』の類も作成された。が以後、長く所在不明でその全...
独創的な国文学者、民俗学者、あるいは詩人として知られる折口信夫は、もうひとつの顔をもつ。「神道学者」としての折口信夫である。それは狭い神道学に限定されることない可能性を孕んでいる。すなわちヨリシロ・マ...
publisher奈良記紀万葉等の最古の文献に遺る、漢語およびごく一部の半島出自と見られる語以外の言葉は、総じて一般にヤマトコトバ(和語)と呼ばれている。それらに、平安初期のかな資料等も含めて、判る限...
比況の助動詞「ゴトシ」は近代になって、それ以前の時代にはなかった新しい用法を生み出している。それは、「ゴトケレバ」という活用形、「カリ活用」、翻訳に用いられた「用言連体形+か+の如く」の三つである。こ...
「ethics」の訳語である「倫理学」は、明治期に新しく定着した語である。その受容と展開をたどるには、「ethics=倫理学」と「国民道徳」の関係を明らかにすることが必要になる。本稿では、まず『明六雑...
『とはずがたり』における「かみ(上)」「うへ(上)」の用例を意味ごとに分類し、考察した。「かみ」は2例のみで、「うへ」は76例であった。「かみ」は2例とも身分の高い人や場所を示すものであった。「うへ」...
近世後期に書かれた飢饉資料を利用して、 の方言分布地図を作成し、近世以降の当該地域の地方語史について考察した。その結果、「コヌカ→サクズ」という語史が推定された。これは、仙台市や仙台市・石巻市間グロッ...
This manuscript was written in Russian to acquaint the students of Kiev National University with th...
Publisher奈良通俗語源説または語源俗解とは史的根拠のない非科学的なしろうと語源説のことをいう. 例えば,床屋談義の一つにあるバリバリ刈るからバリカンだといった類いである.その実バリカンは明治も...
本稿では、『万葉集』における「ゆゑ」を用いた歌を取り上げ、特に逆接の意味に解釈されることがある歌を再検討することを通して、上代の「ゆゑ」の文法的性格を考える。上代の「ゆゑ」は、「ため」と同様に目標を示...
明治维新以后,"日本人论"著述开始大量出现.日本人论的繁荣与日本独特的地理环境、历史环境和文化心理密切相关.在明治维新、中日甲午战争、二战失败和成为经济大国等重要历...
資料紹介江戸時代初期に活躍した将軍・徳川家光の茶道指南役である小堀遠州は、その才能を茶の湯だけでなく、造園や築城でも開花させた人物である。遠州は、茶の湯を古田織部に学び、その織部は利休に学んだ。利休は...
publisher奈良今日、木綿・絹・麻は、衣料の三大天然繊維として世界中の人々に重用されている。ところで、記紀等の日本最古の文献にも、それらはいずれも「神代」からの、稲にも並ぶ大切なものとされた記述...
publisher奈良本稿は、古代、広く北陸地域を指して呼称されていたと見られるコシという国名についての、意味論的考察である。コシという呼称の持つニュアンスは、その語の出る古事記・日本書紀・出雲国風土...
「親書聖人血脉文集」は従来、後代横曾根門徒によって偽作せられた文献と見なされて来た。けれども、現存各古写本及び新史料蓮光寺本を検討することによって、同書が関東における親鸞在世集団のリーダーである性信自...
publisher奈良島津家本『太平記』は、江戸前期の『参考太平記』で異本校合の対象となった写本で、また巻一を中心とした特異な詞章が注目され『太平記抜書』の類も作成された。が以後、長く所在不明でその全...
独創的な国文学者、民俗学者、あるいは詩人として知られる折口信夫は、もうひとつの顔をもつ。「神道学者」としての折口信夫である。それは狭い神道学に限定されることない可能性を孕んでいる。すなわちヨリシロ・マ...
publisher奈良記紀万葉等の最古の文献に遺る、漢語およびごく一部の半島出自と見られる語以外の言葉は、総じて一般にヤマトコトバ(和語)と呼ばれている。それらに、平安初期のかな資料等も含めて、判る限...
比況の助動詞「ゴトシ」は近代になって、それ以前の時代にはなかった新しい用法を生み出している。それは、「ゴトケレバ」という活用形、「カリ活用」、翻訳に用いられた「用言連体形+か+の如く」の三つである。こ...
「ethics」の訳語である「倫理学」は、明治期に新しく定着した語である。その受容と展開をたどるには、「ethics=倫理学」と「国民道徳」の関係を明らかにすることが必要になる。本稿では、まず『明六雑...
『とはずがたり』における「かみ(上)」「うへ(上)」の用例を意味ごとに分類し、考察した。「かみ」は2例のみで、「うへ」は76例であった。「かみ」は2例とも身分の高い人や場所を示すものであった。「うへ」...
近世後期に書かれた飢饉資料を利用して、 の方言分布地図を作成し、近世以降の当該地域の地方語史について考察した。その結果、「コヌカ→サクズ」という語史が推定された。これは、仙台市や仙台市・石巻市間グロッ...
This manuscript was written in Russian to acquaint the students of Kiev National University with th...