『とはずがたり』における「かみ(上)」「うへ(上)」の用例を意味ごとに分類し、考察した。「かみ」は2例のみで、「うへ」は76例であった。「かみ」は2例とも身分の高い人や場所を示すものであった。「うへ」は表面を示すものと、ある事柄と他の事柄との関係を示すものが多く見られた。他に、屋形、上着、身の上など、様々な分類が見られた。また、「上」という文字そのものを表す用例も見られた
ウイグル語は中国の新疆ウイグル自治区の主体民族ウイグル民族の言語である。日本語もウイグル語と同じアルタイ語族に属する膠着語である。本研究では、ウイグル語と日本語の類似点に着目し、構文解析と形態素解析を...
教育とは、わかるためにするものであり、わかることは教育の最も重要な目標である。わかるように指導することが教師のなすべきことである。この教育基本語彙「わかる」について探く考えることは、教育に携わる人にと...
キリシタン資料のバレト写本(1591写)には、カラタチを意味するゲズという語が見え、これが文献上での最古の用例と考えられる。文献からは、18世紀以来、ゲズはカラタチの九州方言であったことがわかる。バレ...
『とはずがたり』に用いられている「沙汰」の用例を全て抜き出し、分類して、意味・用法について記述を行う。そして、『とはずがたり』における「沙汰」の意味・用法ごとの用例数を挙げることを目的とする。続く語に...
『とはずがたり』における動詞「とる」全31例の意味・用法を記述する。大きく2つに分かれ、手で何かを掴むなど動作性を持った具体的用法が30例、動作性が希薄化した形式的用法が1例である。具体的用法はさらに...
倭訓栞に収められた語彙にはどのような特徴があるのかということについて、従来の研究では具体的な数値とともに示されたものは見られず、印象論以上のことは言われてこなかった。本稿では、自筆本倭訓栞における収録...
とはずがたり全用語全事例辞典の最初の数ページ分,および参照項目について,原稿を提示する。この辞典は,とはずがたりに現れた自立語すべての意味用法すべてを整理し,意味用法ごとに事例すべてを列挙する。意味用...
特集蜻蛉日記全用語全事例辞典A special number on the Kagero nikki lexicon本稿では,『蜻蛉日記』における本動詞「聞こゆ」「申す」の意味・用法について,分類,記...
『とはずがたり』における「すゑ(末)」34例と「末」を含む複合語について、意味・用法ごとに分類、記述を行い、意味・用法ごとの用例数を示すことを目的とする。その際、『蜻蛉日記』における「すゑ(末)」6例...
publisher奈良" 本稿は、文化五年(一八〇八)刊の馬琴合巻『敵討身代利名号』を翻刻・紹介するものである。 本作は、親鸞上人の十字名号による「身替り」の趣向をテーマとする仇討譚である。筆者は以...
ウォライタ語(アフロアジア大語族、オモ系)とカンバタ語(アフロアジア大語族、クシ系)はエチオピア南西部で話されてる言語である。どちらの言語の普通名詞も語形変化の観点から複数のクラス(型)に分類される。...
『枕草子』第九十八段「中納言まゐりたまひて」段は、有名な「海月の骨」の秀句の段であるが、従来この秀句は、隆家の「見たことないほどすばらしい扇の骨だ」との発言に対し、「見たことないなら海月の骨ですね」と...
川端文学においては、象徴表現が作品の主題に深く関わっていることが多い。それは物語における筋の展開の外側/背後で、様々なイメージを形成する。象徴表現やそれらが創出するイメージは、作品の主題を補完したり、...
近世の国語辞書「倭訓栞」には、和語や漢語だけでなく様々な出自の言葉が収録されている。それらを語種の観点から分類することの意義と課題を述べる。特に、初期稿本である編者・谷川士清自筆本の語彙を分類すること...
publisher奈良今日、木綿・絹・麻は、衣料の三大天然繊維として世界中の人々に重用されている。ところで、記紀等の日本最古の文献にも、それらはいずれも「神代」からの、稲にも並ぶ大切なものとされた記述...
ウイグル語は中国の新疆ウイグル自治区の主体民族ウイグル民族の言語である。日本語もウイグル語と同じアルタイ語族に属する膠着語である。本研究では、ウイグル語と日本語の類似点に着目し、構文解析と形態素解析を...
教育とは、わかるためにするものであり、わかることは教育の最も重要な目標である。わかるように指導することが教師のなすべきことである。この教育基本語彙「わかる」について探く考えることは、教育に携わる人にと...
キリシタン資料のバレト写本(1591写)には、カラタチを意味するゲズという語が見え、これが文献上での最古の用例と考えられる。文献からは、18世紀以来、ゲズはカラタチの九州方言であったことがわかる。バレ...
『とはずがたり』に用いられている「沙汰」の用例を全て抜き出し、分類して、意味・用法について記述を行う。そして、『とはずがたり』における「沙汰」の意味・用法ごとの用例数を挙げることを目的とする。続く語に...
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ウォライタ語(アフロアジア大語族、オモ系)とカンバタ語(アフロアジア大語族、クシ系)はエチオピア南西部で話されてる言語である。どちらの言語の普通名詞も語形変化の観点から複数のクラス(型)に分類される。...
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