【はじめに】近年の医療の高度化により,臨床現場では安全かつ高度な看護実践能力が求められるようになっ てきた。しかし,卒業直後の看護技術能力と臨床が期待している能力には乖離がある。そこで,就職前の学 生が現実に近い状況を経験することで与薬に関する自己の課題を明確にすることを目的に演習プログラムを 実施し,評価を行った。 【方法】2006 年度A大学の卒業予定者を対象に演習とその評価を行った。 ① 演習シナリオを作成し,学習目標を設定した。学生は,1名につき,3名の異なる状況の模擬患者を90 分間受け持ち,終了時に申し送りを行う。プリセプターが1名つき必要時支援を得ることができる。プリ セプターは,学生が求めた際に支援を行い,同時にシナリオに沿って実施状況をチェックし,これをもと に振り返りを行う。その後,学生,プリセプター役,患者役,観察者役が集合し意見交換を行った。 ② 学生およびプリセプターから,学習目標の達成度および演習プログラムに関する評価を得た。 【結果】演習は,5名に実施した。 ① 学生は,学習目標をあまり達成できていないと評価し,与えられた時間内に状況に対応しながら実践する 目標の達成度が低かった。プリセプターから,学生自身が実施中気づかなかった点を指摘された。 ② 演習プログラムについて,学生・プリセプターともに,演習目標の達成に効果があると評価していた。 ③ 全体会では,学生は,患者役やプリセプターの先輩看護師からどのようにリアリティショックを打開して いくかアドバイスを受けた。 【考察】学生は,未経験の項目に加えて,既習の内容であっても状況が変化することで実施できなくなるこ とに気づく機会となった。プリセプターの役割の明確化や環境設定に改善点はあるが,与薬技...
【目的】小脳梗塞により,自信を無くし,不安・恐怖の訴えが続いていた症例に対し,本人にとって意味のある作業である水彩画と畑仕事を用い介入した。加えて生活行為向上マネジメント (Management To...
本報告は、子どもたちの周りの学習環境、メディア環境が変わる中で、将来の子どもたちの社会・職業生活とも関わって述べられている「新たな学び」に関心を向けている。「新たな学び」はICTの活用と密接な関係にあ...
本研究は,キァリアCAMIを用いて,大学生・専門学校生の「就職への統制感」と「就職への無力感」がどのような就職・職業に向けての自己理解に由来するかというパターンの解明を中心として分析・考察してきた。 ...
【はじめに】新人看護師のリアリティショックを和らげ,臨床現場への適応に役立つような基礎教育における演習プログラムのひとつとして,多重課題を盛り込んだシナリオによる演習プログラムを開発した。本研究では,...
2004 年より大学と臨床現場が協働して「看護基礎教育における実習のあり方検討会」を発足し,新人看 護師の職場適応を促すための実習について検討してきた。そこで明らかになった新卒看護師のリアリティ ショ...
〈目的〉本研究は,看護系大学を卒業した1年目の看護師が病院で実際に必要と認識している臨床看護実 践能力とは何かを新卒看護師の視点から概念化し,看護学士課程における臨床看護実践能力の育成について 示唆を...
本研究は、長期的な不登校の状態にある児童に対して行なわれた取組を取り上げ、特別な支援教育に必要な概念構造を発展させることを目指して計画した事例研究である。特に本稿では、不登校における児童の変容と支援チ...
本稿の目的は、起業家プログラムの観察から得られた知見を参考に、実効性の高い先進的なアクティブラーニング・プログラムを開発・実践し、次世代型キャリア教育モデルをデザインするための基本的なアイデアを整理す...
目的:本研究は,新卒看護師の育成経験のある看護師への面接調査をもとに,新卒看護師の臨床看護実践 能力を明らかにすることを目的とした。 方法:半構造化面接調査による質的帰納的記述研究である。調査対象は,...
筆者らは,看護大学と実習先の総合病院との協働により,学生がスムーズに専門職に移行できる実習や学 習方法を検討し,2006 年度より卒業前に臨床現場に近い環境で行う演習プログラムを開発し研究的に試行 し...
本報の目的は、教職科目「学校教育実践研究2」における指導内容が、「学校教育実践研究1」の導入後、教育実習に対してどのような効果があったのかについて報告することである。特に「学校教育実践研究2」において...
本研究は,第一著者が学生相談カウンセラーとして,第二著者が保健管理室の保健師として,A大学というフィールドに身を透いて実践した,実践的フィールドワークによる研究である。学生相談室と緊密な繋がりがある保...
わが国の学校体育では、平成20年に告示された学習指導要領以降は、系統的なカリキュラムとして小学校から高等学校までの12年間の系統性が示され、その内容として6つの領域が設定されている。従前、小学校低学...
看護学導入時期の学生の学習上の困難に対応するために作成した教材の有用性を検討することを目的に, 新たに入学してきた学生にこの教材を用い,1年終了時に大学生活における困難の調査を行った。看護学 生3人か...
目的:本研究は,看護系大学を卒業した2年目の看護師が入職後1年間を通した病院での経験を振り返り, 新卒看護師として必要であると認識している臨床看護実践能力について探索し,看護学士課程における臨床 看護...
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