この論文では、授業におけるタスクの反復と学習者自身がパフォーマンスの振り返りと分析を行う過程が、学習者の相互行為能力(Interactional Competence, IC) を向上させるかを調べるプロジェクトについて報告する。目的は、学生が授業ディスカションにおけるIC をより理解できるような教材をデザインし、学生に自分自身の対話行為を向上させる機会を提供することである。以前に提案されていたCommunicative Competence は個人が保有している能力という前提があった。一方で、IC というのは相手との関わりの中で、会話に参加し、行為を遂行していく能力のことである。IC は文脈によって違うものなので、一つの場合に適当なIC も、他の場合においては、異なることもありうる。授業におけるディスカションでのIC は、実際にどういうものかを見せるため、熟達した英語の話し手がディスカションを行う場面を録画した。そして、学習者も熟達したスピーカーと同じトピックでディスカションを行っている場面を録画した。研究者が作成した教材を使用し、学習者は熟達したスピーカーのビデオを分析し、自分自身のパフォーマンスと比べた。この教材は、学習者が熟達したスピーカーの使用する特定の表現に注視して、その表現が相互行為能力において何を達成しているかを問う。また、学習者に学習の短期的な目標を書くように依頼し、もう一度同じトピックでディスカションを行った。この論文では、学習者達自身が集中した一つの特定の実践活動である、「言葉探し」という実践に焦点を当てる。会話分析を使用して、学習者の対話を分析すると同時に、熟達したスピーカーを録画したディスカションも分析した。1回目と2回目のディスカションにおける「言...
筆者は60歳前半に、約一年をかけ、幼少期に身につけたフランス語・英語バイリンガル(二言語使用)を再度そのレベルを考査しよう試みた。筆者は、18歳になるまで通常的にフランス語を使用していた。しかしながら...
歴史教育はグローパルな課題である。歴史教育は歴史認識を育み,集合的記憶を共有する国民を育成するツールになり得る。歴史認識は人々が現在の社会を歴史的文脈の中で理解するのに役立ち,将来の決断にも影響を及ぼ...
近年、外国語に対する不安感がその学習におよぼす影響に注目が集まり、多くの研究が行なわれている。しかしながら日本語学習者を対象にした研究は少なく、また先行研究のほとんどが統計を用いた量的研究で、質的分析...
この論文では、日本人英語学習者の英語の相互行為能力(Interactional Competence, IC)の向上を目的にした、現在進行しているプロジェクトについて報告する。プロジェクトは日本にある...
本研究は自己およびピア評価という新しい評価法に対する学習者の考えを理解する目的で行われた。調査に参加したのは、日本の大学で外国語としての英語を学ぶ1年生405名である。英語コミュニケーションコースを履...
本稿は、インストラクション・デザインの分野の理論を使って、日本語教育への応用を試みたものである。アメリカ合衆国で実践された教案の成果を踏まえ、その理論 に基づいた文法の提出順序を紹介する。従来の文型積...
小学校における外国語教科化によって英語の早期的な指導が始まっている。新学習指導要領の移行期間中である現在、「外国語活動」において英語の「聞く」、「話す」に慣れさせる様々な指導法によって行われている。そ...
JETプログラムは世界でもっとも大きな交流プログラムの1つである。大いに異なる3つの省により運営されており、その目標は日本人の英語運用能力の単なる改善を超えるものである。そこでJET参加者の大部分は...
本研究はアクセントへの親密度が聴解度や発話速度の知覚に与える影響、及び世界共通語としての英語の発音についての認識を調査することを目的とし、2つのパートに分けて実施された。まず第1部において、中級程度の...
本研究では,学習管理システムとビデオ会議システムを用いて,1年次の一般教養科目「ライティング」をプロセス・アプローチで学習しました。研究の中心となったのは,学習管理システムのブログツールに掲載される通...
現在多くの日本の大学では、グローバルな教育内容と環境を促進することが火急の課題である。岡山大学では英語教育の質の向上と授業科目の英語での提供の2つに取り組んでいるが、その実践においてCLIL(内容言語...
第二言語・外国語教室は、学習者に目的言語によるインプットを提供する貴重な環境だと考えられる。一方、日本の英語教育環境は必ずしも恵まれておらず、学習者は大人数の教室で教師主体の授業を受けていることも多...
本稿の目的は,英語のライティング授業におけるFacebook のもっとも効果的でかつ学習者に人気のある使い方のいくつかを明らかにすることである。本稿では,その一つの方法を実際に授業で応用した結果につい...
日本で保育園が不足している問題に応じて代替教育のオプションが増えています。一つは幼児園というの早期教育の学校という可能性です。いくつかの幼児園で運動技能から英語に至るまで,さまざまなカリキュラムに焦点...
要旨 : 国連ミレニアム開発目標に基づき、2015年までに世界中の全ての人々が基礎的な初等教育を受けられる環境の整備が進められている。バングラデシュは、1991年に初等教育を義務化したものの、基礎教育...
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