本研究は、客観的臨床能力試験(Objective structured clinical examination; OSCE)のビデオ映像を利用した教育活用手法(OSCE‐Reflection Method; OSCE-R)の有効性について検討した。本学の弱視学生10名を対象にOSCE-Rを実施した。OSCEは車イス送迎、移乗動作介助、関節可動域検査、徒手筋力検査の4課題を設定した。OSCE-RはOSCE実施時のビデオ映像と実技演習を行い、OSCE-Rの有効性を9項目のアンケートで評価した。その結果、弱視学生が苦手とする接患・接遇能力に関する問題点について自己認識でき、晴眼学生を対象としたアンケート結果と比較しても同程度の高い評価が得られた。 OSCEのビデオ映像を利用した臨床教育は、視覚障害学生の問題点抽出や学習意欲を向上させる手段として有効である
鍼施術や手技療法を安全かつ効果的に行うために身体の立体的なイメージを持つことは重要である。しかしながら,視覚障害学生は身体を構成する筋を立体的にイメージすることが難しいと思われる。そこでペン型タッチ式...
У статті обгрунтовано актуальність проблеми навчання дітей молодшого шкільного віку з порушеннями зо...
この度、画面読み上げソフトや拡大表示機能を持たせた、視覚障害を持つ教員にも使いやす いWeb 教材作成ソフトを開発した。このソフトを使用して、これも視覚障害を持つ生徒向けに問題集 としてだけではなく、...
本学では平成24 年度から客観的臨床能力試験(OSCE)の外部評価を導入した。外部評価を導入することで,教員は実習前の学生の能力を的確に把握しやすくなり,学生指導で具体的な対策をとることが可能になると...
視覚障害のある理学療法学生の臨床能力向上を目的として、筑波技術大学附属東西医学統合医療センターにリハビリテーション科を新設した。リハビリテーション科を用いた臨床教育を導入することで基礎医学から理学療法...
理学療法教育において臨床実習は専門分野として非常に重要な要素を占めている。本学学生は視覚障害を有しているため,臨床実習指導者の負担は多くなっていたといえる。そこで,指導者の負担軽減のために臨床実習対応...
本取組は、クラブ活動を利用した健康管理が視覚障害学生の身体活動量に与える影響について検討した。クラブ活動は視覚障害学生9名を対象に座学および運動実践を組み合わせて11週間実施した。身体活動量の効果指標...
視覚に障害のある理学療法士学生に対して、視覚の情報保障を考慮しながらBIODEX system4 (多用途筋機能評価運動装置)を用いた筋力評価の実習を行った。実習終了後にアンケートを実施した。その結果...
理学療法を学ぶ視覚障害学生を対象に,臨床実習に必要な検査器具の携行についてアンケート調査と模擬患者に対して検査課題を行い,ウエストポーチに検査器具を携帯することによる効果とウエストポーチの使用について...
本研究は、視覚障害学生における診療シミュレータを用いたフィジカルアセスメントに対する学習効果について検討した。実習内容は心音および呼吸音の聴診、心電図測定の実習であった。対象は臨床実習Ⅰを受講する学生...
本取組の目的は、視覚障害学生がスポーツ活動を通じて自らの健康管理に積極的に取り組み、且つ、メタボリックシンドロームに対する運動療法の学習を深めることである。筋力強化をテーマに運動実践と学習の支援を行っ...
就職後の勤務先での活動と卒後教育に希望する内容に関し調査を行う目的で、筑波技術短期大学理学療法学科の平成6年から平成12年までに卒業した卒業生66名を対象に、郵送によるアンケート調査を行った。有効回答...
本研究は,特別支援教育に関する免許法認定講習のうち,視覚障害教育の領域の科目(視覚障害の心理・生理・病理)の授業を改善するための予備研究であった。教員養成系大学で開講された授業科目「視覚障害者のアセス...
本学附属診療所鍼灸治療部門において発生した過誤は,鍼の抜き忘れと温灸などによる熱傷であった。鍼灸師の晴眼対視覚障害の割合を考慮に入れて検討した結果,鍼の抜き忘れと熱傷の発生頻度に視覚障害の有無は関与...
特別支援教育を受ける子ども達の「生きる力」を伸ばすためには、一人一人の子どもたちが学校卒業後の社会で様々な支援を受けながらも、その人らしい生活・就労を決定していく力を育むことが不可欠である。実際にはこ...
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