韓国人日本語学習者の非現場指示の指示詞の習得においては、初級では韓国語の使い分けのルールを積極的に適用するが、中級では一時的に選択基準が揺れる傾向がある。「コ」系の誤用は比較的消滅が早く、習得が容易である。しかし、「ア」系と「ソ」系は母語の干渉を強く受け、上級になっても誤用が消滅しない
コミュニケーション能力の育成に重点が置かれる今日の英語教育において,学習者を評価する際に一般的(もしくは直感的)に用いられる指標は,英語母語話者(NS)(特にアメリカ英語)との類似の度合いをみる,とい...
第二言語として日本語を自然習得したフィリピン人学習者5名の引用表現を新たな「発話の生成」と「視点調整」という観点から分析した。その結果、本学習者では引用形式に関する知識の度合いにかかわらず、直接引用の...
本稿では、従来の日本語教科書におけるプロソディーの諸要素の表示方法を調査し、それらの問題点を踏まえて改良した新教材、「プロソディーグラフ」を提案する。これは、音声分析機器を用いて日本語話者の発話のF0...
韓国人学習者と中国人学習者の相対的現場指示の習得においては、学習者の母語に関係なく、「話し手自身の領域を指し示すときの指示 (コ系)」より「相手の領域を指し示すときの指示 (ソ系)」のほうが習得が困難...
本研究では韓国人学習者が日本語の語彙を習得する際に、母語の影響が生じているのか否か、生じるとするとどのような学習レベルで生じるのかについて実証的な調査を行った。日本語の5つの基本動詞を取り上げ、韓国人...
「不満表明」という言語行動の中で、「言語核」の有り方、非人称化ストラテジーの使用、理由提示文における接続詞「から/ので」の使用を韓国人日本語学習者と日本語母語話者の言語行動を比較した。その結果、韓国人...
本稿では,石原(1990)の内容に新たな知見を加え,漢字圏からの留学生に照準を合わせた漢字語彙教育の可能性について論じる。彼らにとって日本語の漢字語彙を母語と対照させつつ学ぶことは,東アジア各国の地政...
あいさつことばの後傾性 (過去言及) は, 日本語に特有なものではなく韓国語のあいさつことばにも現われる。そこで, 筆者は, この問題を中心にアンケート調査の統計により日・韓両国語におけるあいさつ表現...
韓国と台湾の日本語学習者を対象にニーズ調査を行い、それぞれの学習者のニーズを明らかにした。韓国の回答者は、「話す」技能を重視し、通訳能力の必要性を感じ、問答形式の授業を支持していた。台湾の回答者は、興...
[[abstract]] 因為日文跟中文都是使用漢字,所以對中文母語者來說,當學習日文時對於有些部分的漢字知識是有利的,但也有些是不利的。中文是每個地域有不一樣的漢字表記體系、意思與用法,但在日本教...
本研究では、多義的な意味を持つ助数詞「本」について日本語学習者はどのような意味構造を持つか、さらに日本語学習者と母語話者の間で「本」の意味構造にはどのような違いがあるかを明らかにすることを目的として、...
本論文は「形容詞+さ」を対象とし、形容詞の意味と派生名詞との関係について、韓国語の名詞化接尾辞「(음)ㅁ(um)」「이(i)」「기(ki)」と比較対照しながら考察した。その結果、(1)「さ」は形容詞の...
application/pdf韓国語の非対格動詞は、「到着する、着陸する」などの出来事が終わった後の結果状態に焦点が置けれる と「溶ける、凍る」などの出来事の途中過程に焦点が置かれる とに二分類す...
本稿では,日本の言語景観,とりわけ漢語の用法に注目し,日中韓の3言語の共通語彙を中心に現状を取り上げた。共通語彙が多い中で離れていく語彙や関連する外来語の動きについても論じた。 観光立国を掲げている...
本研究は、ブルガリアの大学で学ぶ日本語専攻生を対象に行ったパイロット・スタディーにおいて、産出データを取ったサンプル中から聞き取り能力が最も高い者と最も低い者の結果を取り上げ、聞き取りと産出の傾向を調...
コミュニケーション能力の育成に重点が置かれる今日の英語教育において,学習者を評価する際に一般的(もしくは直感的)に用いられる指標は,英語母語話者(NS)(特にアメリカ英語)との類似の度合いをみる,とい...
第二言語として日本語を自然習得したフィリピン人学習者5名の引用表現を新たな「発話の生成」と「視点調整」という観点から分析した。その結果、本学習者では引用形式に関する知識の度合いにかかわらず、直接引用の...
本稿では、従来の日本語教科書におけるプロソディーの諸要素の表示方法を調査し、それらの問題点を踏まえて改良した新教材、「プロソディーグラフ」を提案する。これは、音声分析機器を用いて日本語話者の発話のF0...
韓国人学習者と中国人学習者の相対的現場指示の習得においては、学習者の母語に関係なく、「話し手自身の領域を指し示すときの指示 (コ系)」より「相手の領域を指し示すときの指示 (ソ系)」のほうが習得が困難...
本研究では韓国人学習者が日本語の語彙を習得する際に、母語の影響が生じているのか否か、生じるとするとどのような学習レベルで生じるのかについて実証的な調査を行った。日本語の5つの基本動詞を取り上げ、韓国人...
「不満表明」という言語行動の中で、「言語核」の有り方、非人称化ストラテジーの使用、理由提示文における接続詞「から/ので」の使用を韓国人日本語学習者と日本語母語話者の言語行動を比較した。その結果、韓国人...
本稿では,石原(1990)の内容に新たな知見を加え,漢字圏からの留学生に照準を合わせた漢字語彙教育の可能性について論じる。彼らにとって日本語の漢字語彙を母語と対照させつつ学ぶことは,東アジア各国の地政...
あいさつことばの後傾性 (過去言及) は, 日本語に特有なものではなく韓国語のあいさつことばにも現われる。そこで, 筆者は, この問題を中心にアンケート調査の統計により日・韓両国語におけるあいさつ表現...
韓国と台湾の日本語学習者を対象にニーズ調査を行い、それぞれの学習者のニーズを明らかにした。韓国の回答者は、「話す」技能を重視し、通訳能力の必要性を感じ、問答形式の授業を支持していた。台湾の回答者は、興...
[[abstract]] 因為日文跟中文都是使用漢字,所以對中文母語者來說,當學習日文時對於有些部分的漢字知識是有利的,但也有些是不利的。中文是每個地域有不一樣的漢字表記體系、意思與用法,但在日本教...
本研究では、多義的な意味を持つ助数詞「本」について日本語学習者はどのような意味構造を持つか、さらに日本語学習者と母語話者の間で「本」の意味構造にはどのような違いがあるかを明らかにすることを目的として、...
本論文は「形容詞+さ」を対象とし、形容詞の意味と派生名詞との関係について、韓国語の名詞化接尾辞「(음)ㅁ(um)」「이(i)」「기(ki)」と比較対照しながら考察した。その結果、(1)「さ」は形容詞の...
application/pdf韓国語の非対格動詞は、「到着する、着陸する」などの出来事が終わった後の結果状態に焦点が置けれる と「溶ける、凍る」などの出来事の途中過程に焦点が置かれる とに二分類す...
本稿では,日本の言語景観,とりわけ漢語の用法に注目し,日中韓の3言語の共通語彙を中心に現状を取り上げた。共通語彙が多い中で離れていく語彙や関連する外来語の動きについても論じた。 観光立国を掲げている...
本研究は、ブルガリアの大学で学ぶ日本語専攻生を対象に行ったパイロット・スタディーにおいて、産出データを取ったサンプル中から聞き取り能力が最も高い者と最も低い者の結果を取り上げ、聞き取りと産出の傾向を調...
コミュニケーション能力の育成に重点が置かれる今日の英語教育において,学習者を評価する際に一般的(もしくは直感的)に用いられる指標は,英語母語話者(NS)(特にアメリカ英語)との類似の度合いをみる,とい...
第二言語として日本語を自然習得したフィリピン人学習者5名の引用表現を新たな「発話の生成」と「視点調整」という観点から分析した。その結果、本学習者では引用形式に関する知識の度合いにかかわらず、直接引用の...
本稿では、従来の日本語教科書におけるプロソディーの諸要素の表示方法を調査し、それらの問題点を踏まえて改良した新教材、「プロソディーグラフ」を提案する。これは、音声分析機器を用いて日本語話者の発話のF0...