近年,認知症を対象とした非薬物療法が盛んに実施されているが,運動機能が低下し,言語機能が崩壊し,意思疎通が困難となる最重度期の認知症に対しては,各種の非薬物療法の適応は難しくなる.今回,最重度認知症に対しての有効性が示唆される感覚刺激の効果を検討するため,介護老人福祉施設入所中の最重度認知症高齢者10名に複数の感覚刺激を与える介入実験を実施し,認知症用に開発されたQOL尺度を用いて感覚刺激の有効性を検討した.その結果,感覚刺激による有効性は認められなかったが,認知症の重症度とQOLについて有意な相関を認め,認知症の重症度が高いほど,陽性感情の表出あるいは表情の変化がQOLの要素として重要であることが示唆された.また,最重度認知症では,失われていく機能そのものがQOLの要素に反映されることが示され,最重度認知症においては,行動面に変化がなくても,発話や反応,表情の変化を示すことが重要な意味を持つと思われた.Non-pharmacological therapies have been widely used in the treatment of dementia in recent years, but the application of such therapies becomes difficult for the most serious cases involving impaired motor function, loss of speech function, and communication difficulties. In this study, we examined the effectiveness of sensory stimulation, ...
バセドウ病を含む自己免疫性甲状腺疾患には家族集積が認められ,遺伝性因子がその発症や進展に関与している可能性が示唆されている.今回当院に通院中の家族性バセドウ病患者と家族歴のない患者とを比較し,家族性バ...
本稿は、小児期感染症に対するアンケート調査(以下アンケート調査とする)と抗体価検査の実態について、本学の過去3年間の取り組みを分析したものである。その結果以下のことが明らかになった。1.アンケート調査...
本研究は本学看護学科学生の教育支援に活かすことを目的に,学生の入学経緯,入学時の期待と期待内容,入学1年後の満足度について質問紙による調査を2年次に行った。79の有効回答を集計した結果,以下のこと明ら...
看護学科の1年から3年の学生を対象に,高齢者虐待に関する認識度を調査した.紙上事例を用いて,"認識する""認識しない""わからない"の三択で回答を得た.事例は,(1)身体的虐待,(2)世話の放任,(3...
所得格差拡大の要因については, 高齢化の進展, 単身世帯の増加など世帯の「見かけ」の動きを強調する議論もあるが, 若年層での格差拡大は目立ってきており, 非正規雇用, 特に有期雇用の拡大と関連している...
近年,発達障害領域では,少子化や障害の多様化,障害児を取り巻く法律や制度の変化により,作業療法に求められる知識や技術も変化してきている.しかし,教育の場では求められる技能に比べ,体験を通しての学習機会...
「気付き」は生活科のキーワードであるが, その使われ方や概念は一様ではない。本小論では, 学習指導要領と指導要録の分析を通して, 生活科における「気付き」に関する諸問題を考察し, 「気付き」の検討に必...
日本赤十字秋田短期大学の看護学科2期生における入学時と2年次の読書状況とその変化を明らかにする目的で質問紙による縦断的調査を実施した。調査内容は,読書の頻度,読書の種類,印象に残る本であり,78の有効...
日本赤十字秋田短期大学看護学科1期生におけるメディアからの情報収集の状況を明らかにする目的で,自由記載による質問紙での調査を入学時に実施した。調査内容は,新しい情報を得る手段,新聞の購読状況,読書志向...
本研究の目的は,看護学生1~3年生の看護のイメージの特徴を明らかにし,その関連要因について検討することである.Osgood\u27s の意味微分法による32項目と個人要因を用いて横断的に質問紙調査を実...
今回われわれは,悪性腫瘍術後で転移性肝腫瘍が疑われたが,経皮的針肝生検により肝炎症性偽腫瘍と診断し得た症例を経験した.症例は67歳の男性.十二指腸乳頭部癌に対する膵頭十二指腸切除術の既往がある.糖尿病...
視空間認知障害児に対して,色積木の立体構成による視覚的推理向上を目的とした訓練教材を開発し,2症例に対して訓練を行った.訓練効果の測定は,WISC-4の知覚推理の合成得点を用いた.また,視空間認知と視...
三重県農林水産部農政課では,三重県における四日市・松阪地区の県立高等学校家政科2年生(女子)164名を対象として,食生活改善重点啓発事業のひとつとして「ヤング食生活講座」を実施した。実施に伴い判明した...
本研究の目的は,外来で化学療法を受ける大腸がん患者が,通院生活の継続をどのように受けとめているかを明らかにすろことである.対象者は,調査研究の協力に同意が得られた18名で,平均年齢は63.5歳だった....
昆布のみ煮た場合, 昆布中のナトリウムとカリウムは時間経過に伴って減少した。豆のみ煮た場合, 大豆では90分, うずら豆, 金時豆では60分でカルシウムの含量の減少が見られた。豆の種類による昆布のミネ...
バセドウ病を含む自己免疫性甲状腺疾患には家族集積が認められ,遺伝性因子がその発症や進展に関与している可能性が示唆されている.今回当院に通院中の家族性バセドウ病患者と家族歴のない患者とを比較し,家族性バ...
本稿は、小児期感染症に対するアンケート調査(以下アンケート調査とする)と抗体価検査の実態について、本学の過去3年間の取り組みを分析したものである。その結果以下のことが明らかになった。1.アンケート調査...
本研究は本学看護学科学生の教育支援に活かすことを目的に,学生の入学経緯,入学時の期待と期待内容,入学1年後の満足度について質問紙による調査を2年次に行った。79の有効回答を集計した結果,以下のこと明ら...
看護学科の1年から3年の学生を対象に,高齢者虐待に関する認識度を調査した.紙上事例を用いて,"認識する""認識しない""わからない"の三択で回答を得た.事例は,(1)身体的虐待,(2)世話の放任,(3...
所得格差拡大の要因については, 高齢化の進展, 単身世帯の増加など世帯の「見かけ」の動きを強調する議論もあるが, 若年層での格差拡大は目立ってきており, 非正規雇用, 特に有期雇用の拡大と関連している...
近年,発達障害領域では,少子化や障害の多様化,障害児を取り巻く法律や制度の変化により,作業療法に求められる知識や技術も変化してきている.しかし,教育の場では求められる技能に比べ,体験を通しての学習機会...
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今回われわれは,悪性腫瘍術後で転移性肝腫瘍が疑われたが,経皮的針肝生検により肝炎症性偽腫瘍と診断し得た症例を経験した.症例は67歳の男性.十二指腸乳頭部癌に対する膵頭十二指腸切除術の既往がある.糖尿病...
視空間認知障害児に対して,色積木の立体構成による視覚的推理向上を目的とした訓練教材を開発し,2症例に対して訓練を行った.訓練効果の測定は,WISC-4の知覚推理の合成得点を用いた.また,視空間認知と視...
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昆布のみ煮た場合, 昆布中のナトリウムとカリウムは時間経過に伴って減少した。豆のみ煮た場合, 大豆では90分, うずら豆, 金時豆では60分でカルシウムの含量の減少が見られた。豆の種類による昆布のミネ...
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本稿は、小児期感染症に対するアンケート調査(以下アンケート調査とする)と抗体価検査の実態について、本学の過去3年間の取り組みを分析したものである。その結果以下のことが明らかになった。1.アンケート調査...
本研究は本学看護学科学生の教育支援に活かすことを目的に,学生の入学経緯,入学時の期待と期待内容,入学1年後の満足度について質問紙による調査を2年次に行った。79の有効回答を集計した結果,以下のこと明ら...