戦後新教育期、北条小学校は子どもの興味と地域の課題を中心にコア・カリキュラムを研究し、その成果は北条プランとして知られている。先行研究ではカリキュラム構造の変遷及び基礎学力の保障の観点から検討されて来たが、子どもの生活を中心にカリキュラムの統一を図るというコア・カリキュラムの目的に照らせば、生活コースの単元学習に注目すべきである。北条プランは、3期に分かれ、本稿では成立期の「館山の今と昔」、完成期の「自然の恵み」、展開期の「館山の今と昔」という3つの授業実践を単元の構造と課題設定の主体という2つの観点から比較検討し、カリキュラム構造の変遷との連関を明らかにした。結果、成立期の単元では活動上の必要性から周辺課程が設定されていたために子どもが課題設定の主体であったが、展開期では周辺課程の学習を動機付ける必要性から生活コースの活動が構成されたため課題設定を専ら教師が行うという変化が見られた。The curriculum of Hojo Primary School for the post-war decade is called Hojo Plan and is known as a child-centered, community-centered curriculum. Earlier studies examined how the curriculum structure of the Plan was transformed and highlighted three periods of its development: realization, completion, and expansion. Here, we focus on what units of s...
本研究は中学校および適応指導教室の生徒を対象としたメンタルヘルスと体験活動の充実感を測定可能なチェックリストを作成し、その運用体制に必要な議論を行うことを目的とする。現職教師ら合計10名とともにメンタ...
本稿では,小・中学校における特別支援教育の現状において,学校規模に着目し,質問紙調査およびインタビュー調査を実施し,学校規模ごとの長所や課題を検討した。その結果,以下のことが示唆された。小規模校の長所...
21世紀を間近に迎え、教育論議がさかんに行われている。教科内容の厳選、教科の再編・統合、学校5日制など、カリキュラムに関する研究が注目を浴びている。本研究は、そのような中、教育課程審議会の中間まとめで...
保幼小接続を意識することによる幼稚園の「学校化」が懸念される一方で,次期学習指導要 領においてこれまでの知識重視の「学校」教育と異なる小学校教育の方向へのシフトが見込まれる. すなわち,「主体性」や「...
「汎用的な力の育成と関わる学習活動の設計及び評価方法」については、学校種を越えて課題となっており、様々な角度からこのような情報を取集し、実践的な方法や課題を検討することが求められてきている。この一連の...
計畫編號:NAER-103-48-A-1-01-02-1-09研究期間:201406~201807本計畫係屬「十二年國民基本教育課程綱要實施之課程轉化探究」下的一項子計畫,並以普通型高中(以下簡稱高中...
本稿は,総合的な学習の時間が子どもたちの学校生活に与える影響について検討し,学校・ 教師主体で教育課程を編成することの意義と課題について考察することを目的したものである.質 問紙調査による結果の分析か...
本研究の目的は、アメリカのスタンダードに基づくp-12の教育政策を明らかにすることである。そして、それら政策がアメリカの就学前後の連続カリキュラムの開発に及ぼす影響を指摘する。この研究は、日本において...
本研究は,昨年度の「小中連携を意識した学習指導」からの課題を踏まえ,実際のコミュニケーション場面に向かうまでの学習過程を見直したものである。小学校では,留学生との交流を単元後の活動として設定した。更な...
小中一貫教育を推進する上で検討を要する課題について,2016年度に東北地方に開設された義務教育学校の現状及び取組を調査した.その結果,学校設立の契機,地域の合意形成の経緯にそれぞれ特徴はあるものの,両...
[抄録] 平成10年に近畿大学医学部の医学専門教育にProblem-based learning(PBL)テュートリアルが導入されて13年が経過した.2学年から4学年までの3学年の学生に同じ内容のアン...
本研究は,昨年度の「小中連携を意識した学習指導」からの課題を踏まえ,実際のコミュニケーション場面に向かうまでの学習過程を見直したものである。小学校では,留学生との交流を単元後の活動として設定した。更な...
いわゆる「一年生プロブレム」などをきっかけにして、幼・小連携への実践的取り組みに対する関心が高まっている。より実りある連携を推進するには、従来のようなイベント的な交流に終ることなく、教育内容や指導方法...
STS教育の観点から、現行の技術・家庭科の教科書に記述されている木材加工領域の学習内容を分析し、さらにSTS教育と総合的な学習の時間に対する奈良県内の中学校技術科教師の意識調査を行った。1)現行の教科...
本考察は、柴田学園大学短期大学部保育科に新たに集った幼稚園教育要領5領域の担当者が、これまでの異なるバックグランドから、幼小連携の問題について取り組んだものである。幼稚園から小学校へと移行する中で、「...
本研究は中学校および適応指導教室の生徒を対象としたメンタルヘルスと体験活動の充実感を測定可能なチェックリストを作成し、その運用体制に必要な議論を行うことを目的とする。現職教師ら合計10名とともにメンタ...
本稿では,小・中学校における特別支援教育の現状において,学校規模に着目し,質問紙調査およびインタビュー調査を実施し,学校規模ごとの長所や課題を検討した。その結果,以下のことが示唆された。小規模校の長所...
21世紀を間近に迎え、教育論議がさかんに行われている。教科内容の厳選、教科の再編・統合、学校5日制など、カリキュラムに関する研究が注目を浴びている。本研究は、そのような中、教育課程審議会の中間まとめで...
保幼小接続を意識することによる幼稚園の「学校化」が懸念される一方で,次期学習指導要 領においてこれまでの知識重視の「学校」教育と異なる小学校教育の方向へのシフトが見込まれる. すなわち,「主体性」や「...
「汎用的な力の育成と関わる学習活動の設計及び評価方法」については、学校種を越えて課題となっており、様々な角度からこのような情報を取集し、実践的な方法や課題を検討することが求められてきている。この一連の...
計畫編號:NAER-103-48-A-1-01-02-1-09研究期間:201406~201807本計畫係屬「十二年國民基本教育課程綱要實施之課程轉化探究」下的一項子計畫,並以普通型高中(以下簡稱高中...
本稿は,総合的な学習の時間が子どもたちの学校生活に与える影響について検討し,学校・ 教師主体で教育課程を編成することの意義と課題について考察することを目的したものである.質 問紙調査による結果の分析か...
本研究の目的は、アメリカのスタンダードに基づくp-12の教育政策を明らかにすることである。そして、それら政策がアメリカの就学前後の連続カリキュラムの開発に及ぼす影響を指摘する。この研究は、日本において...
本研究は,昨年度の「小中連携を意識した学習指導」からの課題を踏まえ,実際のコミュニケーション場面に向かうまでの学習過程を見直したものである。小学校では,留学生との交流を単元後の活動として設定した。更な...
小中一貫教育を推進する上で検討を要する課題について,2016年度に東北地方に開設された義務教育学校の現状及び取組を調査した.その結果,学校設立の契機,地域の合意形成の経緯にそれぞれ特徴はあるものの,両...
[抄録] 平成10年に近畿大学医学部の医学専門教育にProblem-based learning(PBL)テュートリアルが導入されて13年が経過した.2学年から4学年までの3学年の学生に同じ内容のアン...
本研究は,昨年度の「小中連携を意識した学習指導」からの課題を踏まえ,実際のコミュニケーション場面に向かうまでの学習過程を見直したものである。小学校では,留学生との交流を単元後の活動として設定した。更な...
いわゆる「一年生プロブレム」などをきっかけにして、幼・小連携への実践的取り組みに対する関心が高まっている。より実りある連携を推進するには、従来のようなイベント的な交流に終ることなく、教育内容や指導方法...
STS教育の観点から、現行の技術・家庭科の教科書に記述されている木材加工領域の学習内容を分析し、さらにSTS教育と総合的な学習の時間に対する奈良県内の中学校技術科教師の意識調査を行った。1)現行の教科...
本考察は、柴田学園大学短期大学部保育科に新たに集った幼稚園教育要領5領域の担当者が、これまでの異なるバックグランドから、幼小連携の問題について取り組んだものである。幼稚園から小学校へと移行する中で、「...
本研究は中学校および適応指導教室の生徒を対象としたメンタルヘルスと体験活動の充実感を測定可能なチェックリストを作成し、その運用体制に必要な議論を行うことを目的とする。現職教師ら合計10名とともにメンタ...
本稿では,小・中学校における特別支援教育の現状において,学校規模に着目し,質問紙調査およびインタビュー調査を実施し,学校規模ごとの長所や課題を検討した。その結果,以下のことが示唆された。小規模校の長所...
21世紀を間近に迎え、教育論議がさかんに行われている。教科内容の厳選、教科の再編・統合、学校5日制など、カリキュラムに関する研究が注目を浴びている。本研究は、そのような中、教育課程審議会の中間まとめで...