An Analysis of Learning Motivation and Career Consciousness of the First-year Students in Childcare Training

本研究は、保育者に求められている専門性を育成する養成校の今日課題に対して、入学後における学生の学習に対する動機と保育者になりたい意識の傾向を探り、今後、専門職としての保育者を養成するための教育のあり方を検討することを目的とした。本学の進学の学生観、学習動機、職業意識を見出すためにアンケートによる調査を試みた。その結果、学生は保育者の資格取得の志望で進学し、実用学問である幼児教育学の学習自体が楽しいと感じ、仕事や生活に活かすといった実用志向を持っていることが示唆された。また、職業意識は、6つの因子が抽出され、これらの因子は職業意識の維持、向上をさせるための教育的支援プログラムの作成に活かすことが可能であると考えられる。今後も継続的に調査を重ねていくことが、本学の学生の特性を捉えられ、また、新たな養成教育の方向性を見いだすことができると考え、継続研究をしていくことが課題である