本論は,保育現場における園のカリキュラム・マネジメントを活性化させるために,園外の保育経験者にカリキュラムの外部評価を依頼し,その評価内容と一連の評価方法について検討するものである。具体的には,地方政令市にあるA 保育園のカリキュラムを取り上げ,保育所保育士経験者及び幼稚園教諭経験者によって構成させる7名の外部評価者から,カリキュラムの評価を得た。その結果,外部評価者の勤務経験の違いを反映した,幅広い観点から,カリキュラムの評価できる点や問題点を確認することができた。カリキュラム改善の観点としては,「表記・表現の統一と分かりやすい様式の採用」「園の独自性や子どもの実態に即した計画の作成」「保健計画の作成」「PDCA サイクルによる再編成」「職員間での確認」の項目を明示することができた。カリキュラム改善の一方策として,保育経験者による外部評価に一定の有効性を確認した。 We commissioned external seven childcare workers with experience of early childhood education and care to evaluate the curriculum of a nursery school. Evaluation results reflected wide points of view based on the experiences of each evaluator. It was possible to specify the items of "unification of transcription and expression, and adoption of the plain styl...
本稿の目的は,保育の質において重要であるとされる「過程の質」は保育者にとってどのように経験されているのかを,保育記録の質的分析より明らかにすることである。筆者が保育者として記した保育記録の内容をKJ法...
幼児教育・保育におけるカリキュラム・マネジメントの重要性が従来から指摘されているが,カ リキュラム・マネジメントを適切に実行することについての評価の実態が明らかでなはいことを受 けて,本研究では,カリ...
現在,中学・高等学校の家庭科保育領域では,乳幼児の心身の発達,幼児の生活と遊び,親・家庭・地域の役割などについて学習を行った上で,乳幼児等との触れ合い体験学習を位置付けている。この触れ合い体験学習は...
本研究では, 保育者養成校と附属園における学生への協働的教育の試みとして学生による3歳児の教材制 作を実施し, 学生への教育効果と協働的教育を通した保育者への効果を探索的に明らかにすることを目的と し...
本稿の目的は、幼児教育学科における今後のリカレント教育のあり方を検討することである。卒業生と地域の保育者とを対象に開催した「平成24年度幼児教育セミナー」「平成25年度幼児教育セミナー」の参加者に対し...
本研究は、保育者に求められている専門性を育成する養成校の今日課題に対して、入学後における学生の学習に対する動機と保育者になりたい意識の傾向を探り、今後、専門職としての保育者を養成するための教育のあり方...
本講の目的は、保育・幼児教育現場における保育者の子ども理解の視点と子どもの育ちを支える際の留意点について探索的に把握することと、現職保育者の研修ニーズの現状を明らかにすることであり、園長・主任と一般保...
1997年に旧文部省がフレンドシップ活動を推奨して20年が経ち、現在でも多様化する保育・教育現場の現代的課題に対応できる実践力養成を目的に各教員養成系大学で取り組まれている。中部大学でもこの活動に20...
本論は,保育者の内的な気付きの変容と,それに伴う保育実践の変容を合わせて保育者の変容と捉え,その変容過程を探ることを目的とした。具体的には,中堅保育者の自伝的記憶としての気付き体験の語りを収集し,質...
近年の社会環境においては、保育者を目指す学生も保育の学習以前に見直さねばならない様々な課題を抱えている。特に、生活体験の不足をうかがわせる人間関係や心身のたくましさ、保育者に望まれる豊かな表現力の不十...
本研究の目的は、保育者の仕事の満足度に関連する要因について探索的に検討することである。調査対象は、中部大学現代教育学研究所が2007年12月8日に実施した第4回子育て支援研究会の参加者133人である。...
本稿は、2020年4月に改訂告示、同年9月より施行された韓国の第4次オリニジップ標準保育課程について、その沿革及び改訂内容と特徴を明らかにすることを目的としている。合わせて幼児教育界で使用されている「...
現在、子どもを取り巻く社会情勢に対応できる人材養成を目指し、本学保育福祉専攻では、保育士資格と社会福祉国家試験受験資格の養成を行っているが、双方の資格取得のための履修科目数や実習に充実、学生の教育上の...
本研究は、保育士による保育内容「健康」のねらいに即した活動「触れ合い体操」の事例を紹介し、保育・教育課程における「領域「健康」の指導展開を保育学的視点から考察している。調査の結果、「からだを動かすこと...
保育者・教員養成機関において実施されている学生ボランティアは、協働を学ぶ上で重要な場となっている。その協働を促す支援方法として、本研究はリーダー研修を検討し、実践した。そして、その実践から明らかとなっ...
本稿の目的は,保育の質において重要であるとされる「過程の質」は保育者にとってどのように経験されているのかを,保育記録の質的分析より明らかにすることである。筆者が保育者として記した保育記録の内容をKJ法...
幼児教育・保育におけるカリキュラム・マネジメントの重要性が従来から指摘されているが,カ リキュラム・マネジメントを適切に実行することについての評価の実態が明らかでなはいことを受 けて,本研究では,カリ...
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1997年に旧文部省がフレンドシップ活動を推奨して20年が経ち、現在でも多様化する保育・教育現場の現代的課題に対応できる実践力養成を目的に各教員養成系大学で取り組まれている。中部大学でもこの活動に20...
本論は,保育者の内的な気付きの変容と,それに伴う保育実践の変容を合わせて保育者の変容と捉え,その変容過程を探ることを目的とした。具体的には,中堅保育者の自伝的記憶としての気付き体験の語りを収集し,質...
近年の社会環境においては、保育者を目指す学生も保育の学習以前に見直さねばならない様々な課題を抱えている。特に、生活体験の不足をうかがわせる人間関係や心身のたくましさ、保育者に望まれる豊かな表現力の不十...
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現在,中学・高等学校の家庭科保育領域では,乳幼児の心身の発達,幼児の生活と遊び,親・家庭・地域の役割などについて学習を行った上で,乳幼児等との触れ合い体験学習を位置付けている。この触れ合い体験学習は...