中部大学現代教育学部児童教育学科では、特別支援学校教員免許状の取得を希望する全ての学生が、障害のある子どもたちと主体的な支援者としてかかわる経験をできるようにしたいと考え、平成24年度から特別支援学校教育実習事前指導の一環として、特別支援学校の児童を対象としたサマースクールを実施している。平成25年度のサマースクールを終え、前年度からの改善点について検討した。学生が保護者と電話で事前打ち合わせを行ったことと、参加する子どもに学生の自己紹介カードを送ったことで、参加する児童は見通しをもって活動に参加することができ、保護者も安心して児童を活動に送り出すことができた。今後、新設された「特別支援教育実習室」を活用しながら、講義と関連させた十分な事前準備をすることでより充実した活動を目指したい
本研究は,特別支援教育におけるキャリア教育及び就労支援に関する教員の専門性を高める上で重要になるユビキタス的学習の実現を目指し,教員自身が求めている研修内容及び形態を把握することを目的とした。就労支援...
文部科学省において、特別支援教育へ転換後の取組の進展や、特別支援学校の学習指導要領等の改訂(平成21年3月公示)、社会環境の変化等に対応するため、平成23年3月に特別支援学校施設整備指針が改訂された。...
平成16年度三重県免許法認定講習等に参加し、特別支援教育に関する基礎的な講義を受講した障害児学校教師と小・中学校教師を対象に、「特別支援教育における教員研修の在り方」に関するアンケート調査を実施した。...
本学で特別支援学校教員免許状の取得を希望する学生は、ボランティア活動などに参加し、障害のある子どもたちとかかわった経験のある学生も少なくないが、学生の主体的な参加によるところが大きいのが現状である。ま...
[出版社版]広汎性発達障害を有する生徒の個別の指導計画の作成と運用をテーマとする一連の中学校校内研修に、特別支援教育巡回相談員として継続的に関与した。情報の効果的活用と関係者聞の知的相互作用の促進を目...
注意欠陥/多動性障害(AD/HD)など軽度発達障害のある児童生徒への特別支援教育が間近に迫っているにもかかわらず、彼らの行動の理解やかかわりの方法について具体的に示された方策は極めて少ない。今回我々は...
特別支援学校(肢体不自由)では,昭和54年の養護学校義務制に至る過程で,児童生徒の障害が重度重複化,多様化が進み医療的ケアを必要とする状態となった。また,平成18年の法改正により特別支援教育体制となっ...
本研究では、教育職員免許法認定講習の受講者(89名, 有効回答率82%)を対象に、特別支援学校教諭免許状の取得をめぐる考え方を検討した。その結果、特別支援教育に直接的に係わる立場であることが免許状取得...
発達障害等の特別なニーズのある子どもと関わる教師を支援するコンサルテーションの技法を明らかにするため、過去8か年の特別支援教育巡回相談における、小学校校内研修記録の遡及的検討を行った。そして、教育現場...
埼玉県越谷市障害児ばかりでなくさまざまな理由で教育を受けることのできない子どもたちを「特別な教育的なニーズ」を持っているものととらえ、彼らのための教育を「特別なニーズ教育」とする。彼らを含むすべての子...
21世紀の特殊教育の在り方について(最終報告)には、障害児学校の地域におけるセンター化の早期実現の提言がされた。また、今後の特別支援教育の在り方(中間まとめ)の中では、特別支援教育コーディネーター(仮...
現在進められている特別支援教育の定着と充実を図るためには,特別支援教育教員養成カリキュラムや自己評価方法の開発,学生や現職教員の学習・研修に関する支援システムが不可欠である。A大学では,平成19年度か...
埼玉県越谷市通常学級に在籍する、授業参加とコミュニケーションに問題をもつ小学4年生を対象に支援を行った。学生が支援員として定期的に参加し、担任との役割分担によって支援を行った。対象児は、「ありがとう」...
学校から家庭・地域に帰った障害児は、「あそぶ友だちがいない」「あそびにいくために必要な介助者がいない」「気軽にあそびに行ける場所がない」という現実に直面している。学校5日制の全面実施を迎えるためには、...
現行の教育実習は授業づくりを中心に位置付け、教育実習生に対する指導が行われている。教育実習生の授業づくりにおいて効果的な実習指導をするには、現在行われている教育実習生に対する指導内容について分析してお...
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