本稿では、1995-1999年の国内機械産業に属する上場企業の特許データや財務データを用いて各企業の意思決定主体である「取締役会」、「社長」の属性と研究開発行動の関係を計量的に実証している。各推計によれば、取締役会の規模と企業の研究開発行動の間には負の有意な関係が頑健的に見出された。さらに、取締役/社長が研究開発志向か否かの代理変数である「取締役理系割合」、「社長理系ダミー」と企業の研究開発行動の間に、内生性を 考慮した操作変数法を用いた上で正の有意な関係も見出した。これらの結果により、国内機械産業において、取締役会の構造と企業の研究開発活動の間に「Board Size Effect仮説」と「Provision of Resource function仮説」が適合することが示された。加えて、「社長の勤続年数」、「社長の年齢」および「取締役の社外出身割合」と企業の研究開発行動の間にはそれぞれ仮説に立脚した有意な関係を実証することができた。It is widely considered that the characteristics of the decision-makers may affect the behaviors of the firms in Business Economics. However, many aspects of the effects of the Boards' and the CEO's characteristics on Firms’ R&D activities remain poorly understood. Thus, in this paper, we tackle this puzzle with econometric ...
本論文では、現在進行中の中間言語プロジェクト第2次報告として、中国 語母語話者による日本語発話に見られる「を」格ゼロマーク化の変異分析 の結果を報告する。松田 (2001)で行った韓国語母語話者の分析...
2009-2011年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(基盤研究(B)))研究成果報告書 課題番号:21360389 研究代表者:甲斐敬美 (鹿児島大学大学院理工学研究科(工学系)教授)一酸化炭素...
特別支援教育において、タブレット端末の利活用は期待されている。しかしながら学校現場では児童生徒個人の特性に合わせた教材が多いとはいえず、その利活用は浸透していない。この状況を鑑み、タブレット端末画面上...
本研究は、女子大学生の将来のキャリアプランと心理的・社会的・経済的な自立の関連を検討することが目的であった。365名の女子大学生を対象に彼女らのキャリアプランと自立、職業観、依存的自己愛の関連について...
本研究は東京都内の特別養護老人ホーム2ケ所に入所中の脳血管後遺症による高齢障害者44名を対象とした調査資料を用い、車椅子の使用による効果とその関連要因を多変量解析を用いて検討した。主因子分析により抽出...
[要約]現在の企業会計は,原価と時価の混在スタイルとしての会計として捉えられることができる。本稿は,原価・時価のハイブリッド会計の論理を明確にするために,財務会計の枠組みに関する考察を行うものである。...
筆者は,2021年に,小学校音楽科の音楽づくり活動においてプログラミング教育を実施するための学習材《テクミュ》を開発した。開発にあたっては,音楽を演奏するプログラムを即興的に作成・実行し,演奏される音...
日本において、高齢者福祉施設計画の計画政策が重要な課題である。本研究では、関連計画政策を検討するため、エージェントベースモデルを用いてディケアセンターの需要と立地をシミュレーションすることにより、高齢...
本研究では自動穿刺装置の組み込みを目的として,近赤外光による光切断法を用いた前腕静脈位置計測システムの開発を行った.近年,看護師の不足や技術不足による採血の失敗が問題となっている.採血の対象となる細い...
2020 年度より国内の小学校でプログラミング授業が必修化され、巷に開設された子供向けのプログラミング教室を含めて「Scratch」などのビジュアル・プログラミング開発環境が採用されている。米国MIT...
熊本市とその近隣市町村からなる熊本都市域は,1,000 km2を超える面積を有し,100万人市民の飲用水のすべてを地下水で賄う世界的にも珍しい広大な地下水流域であるが,近年,硝酸性窒素(NO3-N)に...
[本旨]1932年に公開された,バーリー・ミーンズ著『近代株式会社と私有財産』は,株式会社制度を社会・経済制度として研究する,第二次世界大戦前の,制度派経済学の代表的著作の1つとみなせる。この本は,シ...
本論文では,スーパーサイエンスハイスクール学校設定科目「科学探究」において,アーギュメント・スキルを高めることを目的とした授業の内容とその評価を報告する。高等学校第1学年(2019年度197名,202...
本研究は、ストーマ造設患者を対象に造設されたストーマとストーマ造設によって変化した生活に対する心理的適応を測定するための尺度を開発することを目的とした。調査対象は、全国のオストミー協会のうち、協力の得...
アルツハイマー病と診断された患者において軽度から中等度の障害進行段階にある10事例の認知体験の構造を、現象学的アプローチを用いて検討した。面談会話記録と参加観察データを現象学的還元によって解釈すること...
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