本論文は,1979年における社会教育教室の三グループの共同研究の年次報告である。第一に附属中・高校における社会科の共同研究(第5報)が取り上げられている。本年は地理分野と歴史分野の授業の問題点,授業プランが検討された。「地図」の指導,「13世紀の日本とアジア」をテーマとして,中・高を関連させ,見通しをつけたプランが提示されている。社会科教育教室と附属中・高校との間の共同研究はこれまで発表してきたように,社会科の内容構成と生徒達の能力発達の研究を大テーマとし,内容構成の具体的なテーマ(歴史分野では「変革期」など)にもとづいて各自が授業プランを作成し,共同研究の足場を築いてきた。これらの積み上げを基礎として本年は,今後,授業研究を実験的に,共同的にすすめる条件となりうる授業プランの一部が地理分野と歴史分野で報告されたといえよう。これらのプランが真に共同研究の手がかりであり,かつ成果となりうるためには研究会においてなお一層深い検討が必要であるが,一方で,社会科の理論と実践を深めるためには大胆に仮設を設定することも急がれている。本年のプランにみるように,内容構成における中・高一貫の視点があらためて強調され,再確認された。これらの視点を今後理論的実践的に検証していくつもりである。同時に,中・高一貫という視点は,内容構成の視点としてばかりでなく,生徒の発達を分析する視点としても有効である。これまで,の研究報告において,発達の側面は必ずしも系統的に,かつ理論的にも展開されてこなかったが,今後は,内容構成と切りむすんで述べられよう。第二に取り上げられているのは,小学校社会科授業の共同実践研究である。小学校社会科に関しては,二年目を迎えて授業の内容に即して実践の検討が深められた。これらを通して...
本研究は、T大学の栄養教諭養成課程で実践した「生徒指導論」において、3回ずつ3区分で計9回行ったアクティブ・ラーニング型授業の効果について、3つの研究課題を設定して検証することを目的とした。研究対象は...
平成13年度-平成15年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書 / 研究概要:本年は最終年度であることから、知的障害養護学校との連携の中で進めてきた事例研究について最終のまとめを試み...
大学の入学試験について,いろいろの問題を調査し,分析するため,大阪学芸大学の入学試験について今まで3回にわたって報告した。第1回は昭和39年3月に行われた入学試験の結果で第1報〔大阪学芸大学紀要C,第...
P(論文)本報告は,流通経済大学経済学部において著者が担当した1988年4月から1993年3月までの5年度分の統計学総論Bの受講者1842名について,その出席回数と定期試験の得点が示す特徴を報告したも...
本研究では(1)各大学等の自己点検評価報告書や学生生活実態調査報告書等の分析により、学生支援の取組がどれだけ学生の満足度向上に結びついているかを検証すること(2)各認証評価機関の学生支援に関する具体的...
平成10年度-平成11年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書 / 研究概要:本研究は障害児教育における「音楽を活用した取り組み」をより効果的に行うことを目的として行われたものである...
本稿では、「総合的な学習の時間」における栄養教諭が行う食に関する指導について、3つの研究課題を設定して検証した。研究対象は、2019年度に北海道の小・中学校に勤務する栄養教諭394名であり、郵送法によ...
平成14年度~平成16年度文部科学省科学研究費補助金基盤研究(B)(2)研究成果報告書研究概要:本研究は、2001年より続いた3年間の研究であり、まず、その研究軌跡を記しておく。初年度上半期は、理念的...
子どもを取り巻く現在の社会状況の変化は情報通信技術とその実際の運用実態の変化に象徴されている。こうした状況の中でメディアリテラシーの育成は, 子どもの諸能力育成の基盤として重視されるべきであろう。さら...
大学の教員養成課程で学生に「よい授業」のあり方を主体的に探求させるには,まず大学での授業と高校までに受けてきた授業との「ギャップ」を解消し,被教育体験の中で無意識に形づくられた「こだわり」を「解きほぐ...
[[abstract]]21世紀のAI時代を生きている私たちにとって、各自が従事している分野をAIと関連して考えることを避けては通れない課題となっている。そこで、AIのテキストマイニング技術による日本...
算数科・数学科の教科の本質に「算数・数学を創る」活動,創造的活動が位置づいており,我が国の学習指導要領算数科・数学科において根幹に据えられているということができる。そのことを,2017(平成29)年版...
砂防ダムは貯水ダムと異なりその機能上当然堆砂を生ずる。従つて砂防ダムの揚圧力がこの堆砂によつてどのように影響を受けるかを理論的解析解と実験とによつて検討を行ない, 堆砂状態のいかなる場合においてもその...
本研究では、日本語を母語とする4歳児、5歳児の物語文の発達の特徴を頻出語彙、頻出語の使われ方、頻出語の関連性に着目して考察した。言語資料となる物語文は、文字のない絵本「Frog, Where Are ...
本報では,食品,調理,献立作成,食品の分量知識について調査AとBの比較を行った。1)食品の利用法に関しては,小学校5年~中学校3年に至るまで,伝統的な食品の正答率はAが高くBでは低かった。逆に比較的新...
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