精製した日本脳炎(JE)ウイルス粒子を溶解した試料,或はウイルス感染ヒトスジシマカ培養細胞クローンC6/36の乳剤からJEウイルスの構造蛋白質を分離することを試みた.試料の分離にはガラスウール,DEAE-Sephacel, Sepharose 4B又は6B,Sephadex G-150,及びHydroxylapatiteカラムを種々の緩衝液と組み合わせて使用した.カラムから溶出され280nmの吸光度でピークを示した分画をドデシル硫酸ソーダ存在下のポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)で分離し,Coomassie Brilliant Blueで染色した.いくつかの分画にはJEウイルス外被膜糖蛋白質V3 (E)と同じ分子量(54K)を示すバンドがSDS-PAGEで検出された.これらの分画は,破壊した精製ウイルス粒子からSepharose 6B又はSephadex G-150カラムを用いて,或はウイルス感染細胞乳剤からSepharose 6B又はHydroxylapatiteカラムを用いて分離され,ELISAによってウイルス抗原性を有することが示された.ウイルス粒子をSDSと2メルカプトエタノール(2ME)で溶解後,Sepharose 6Bカラムを用いた場合V3 (E)は最もよく分離された.ウイルス粒子を溶解してカラムで分離する前の試料にはSDS-PAGEで分子量54KのバンドとV1 (M)蛋白質に相当する分子量8Kの二つのバンドが染色された.Attempts were made to separate structural proteins of Japanese encephalitis (JE) virus from purified and disrupted ...
大阪府の野外で採集されたコガタアカイエカの乳剤をヒトスジシマカ培養細胞クローンC6/36に接種して,この細胞に強い細胞病変を示し,大きなプラークを作るウイルスを分離した.仮にヨコショウジウイルスと名ず...
의학과/박사[한글] 이질아메바 병원성 주와 비병원성 주를 대상으로 분자생물학적 방법을 사용하여 병원성과 관련있을 것으로 생각되는 유전정보를 찾고자 하였다. 병원성 분리주에서 특이...
著者は1983年4月1日,退官に際して,1958年以来,公表された論文の中で,特に興味ある課題について述べた.その1つは,マウスのパラチフスB菌感染におけるアルギニンの役割である.感染前のアルギニン投...
精製した日本脳炎(JE)ウイルス粒子を溶解した試料,或はウイルス感染ヒトスジシマカ培養細胞クローンC6/36の乳剤からJEウイルスの構造蛋白質を分離することを試みた.試料の分離にはガラスウール,DEA...
精製日本脳炎(JE)ウイルスからRNAを抽出する目的でウイルスをフェノール抽出した際のフェノール層と中間層の混合物からJEウイルス外被膜糖タンパクを回収した。このタンパクはドデシル硫酸ナトリウム存在下...
日本脳炎(日脳)ウイルス粒子の基本構造についてはなお残された問題が多い。特に,envelopeの基本構造や赤血球凝集性大型粒子の由来については明らかでない。正常粒子はnegative染色法の改良によっ...
18,000匹の野外採集コガタアカイエカ180プールと,1例の脳炎患者死后脳材料からのウイルス分離を,ヒトスジシマカ培養細胞クローンC6/36と乳呑マウス脳内接種(SMB)により実施した.日本脳炎(J...
臨床的に日本脳炎(JE)と診断またはJEを疑われたヒト患者血清中のJEウイルスに対する抗体価を免疫酵素測定法(ELISA)の間接法により測定した.血球凝集抑制(HI)抗体価と全免疫グロブリン(T-Ig...
日本脳炎ウイルス(JE)またはマレー渓谷脳炎ウイルス(MEV)に感染したVero細胞から3つの分画(E1, E2, E3)を抽出し,それぞれを不連続庶糖密度勾配超遠心法で分画したところ,E1から3つの...
Concanavalin Aは糖蛋白と特異的に結合するほか,glycoproteinを有するenveloped RNAウイルスをも特異的に凝集することが知られてきた。この性質を利用して,Tween 8...
精製された日本脳炎(JE)ウイルス粒子を中性表面活性剤Triton X-100 (TX-100)処理した後に庶糖密度勾配遠心法によりウイルス粒子の外被膜糖タンパクV3(E)を含む分画が得られた.ウイル...
日本脳炎は本質的には豚の病気であるとの考えから,豚における流行の数学的モデルを作って,これを人における流行と関連づけた.このモデルを用いてのシムレーションから,以下に述べるような諸点が明らかとなったが...
日本脳炎ウイルスをTween 80及びエーテルで破壊し,Concanavalin Aで処理すると血球凝集素(HA)を含む沈澱と補体結合(CF)成分とを含む上清とに分けられる.沈澱は0.5M α-Met...
最近,モノクロナール抗体は種々の抗原物質の分析に用いられ,その成果は著しい.本研究はモノクロナール抗体を用いて日本脳炎(日脳)ウイルスの抗原の解析を意企して行った.P3/63-Ag8/653,NS-1...
1981年夏,16,600のコダカアカイエカ雌166プールと,300匹のと場豚血液からのウイルス分離をヒトスジシマカ培養細胞クローンC6/36を用いて実施した.日本脳炎(JE)ウイルスは7月27日採集...
大阪府の野外で採集されたコガタアカイエカの乳剤をヒトスジシマカ培養細胞クローンC6/36に接種して,この細胞に強い細胞病変を示し,大きなプラークを作るウイルスを分離した.仮にヨコショウジウイルスと名ず...
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의학과/박사[한글] 이질아메바 병원성 주와 비병원성 주를 대상으로 분자생물학적 방법을 사용하여 병원성과 관련있을 것으로 생각되는 유전정보를 찾고자 하였다. 병원성 분리주에서 특이...
著者は1983年4月1日,退官に際して,1958年以来,公表された論文の中で,特に興味ある課題について述べた.その1つは,マウスのパラチフスB菌感染におけるアルギニンの役割である.感染前のアルギニン投...