対馬・龍良山の照葉樹林研究の一環として、本研究では原生林と二次林の組成と構造を比較解析し、原生状態への復帰過程にある二次林の保護の重要性を指摘した。1)原生林の林冠層では、シイノキ、イスノキ、ウラジロガシが優占していた。シイノキは、ギャップ形成後、ギャップ内で定着した稚樹で更新するとともに、萌芽によっても更新していた。一方、イスノキは、ギャップ形成前に定着した稚樹がギャップ形成後、ギャップ内で成長して更新する更新様式であった。サカキは典型的な亜高木性樹種であった。2)二次林の林冠層は、シイノキでほとんど優占されていた。このシイノキの林冠木のほとんどが萌芽起源であった。しかしながら、林内にはシイノキの稚樹や幼木が少なかった。イスノキは林冠層にはわずかしかなかったが、稚樹・幼木として多数出現した。サカキの稚樹・幼木は少なかった。3)今後、人為撹乱がなければ、二次林の林冠層のシイノキは減少し、イスノキは増加することが予想され、この二次林は着実に原生状態へ復帰しつつあると判断された。したがって、原生状態へ復帰させるために、この二次林を人為撹乱から保護することは重要な課題といえる。In the Tatera Forest Reserve, tracts of secondary forests are contiguous to the primary forest. The secondary forest is young and regenerating after deforestation for production of charcoal. Our comparative study in the primary and secondary forests reveale...
本論文は、南関東で発生が危倶されている直下の地震に対して、東京都では地震被害想定を前提に、被災地域の都市復興をどのように進めるべきかを事前検討することとした。その検討メンバーの一人である著者は、阪神大...
鶏では一般に左右の卵管はembryo の発育段階において初めは平行して発達するが10~13 日を境にして右側卵管は発育を中止し左側卵管のみ発育を継続する.その結果ふ化時においては左側がますます伸長す...
水生植物の嫌気土壌(湛水土壌)耐性についての生理生態学的研究は,これまでシュートを介した大気からの根への酸素供給(給気)や根の呼吸による酸素消費,根からの放射状酸素放出(ROL)がそれぞれ評価されてき...
アリアケドロクダムシ (Corphium acherusicum COSTA) はヨコエビ亜目 (Gammaridea) , ドロクダムシ科(Corophiidae)に属する端脚類であって, 内湾な...
森林には林産物生産の機能があるだけでなく,さまざまな社会的機能がみとめられる。水源かん養・国土保全の機能,そしてレクリエーション機能などは,伝統的な近代化のなかで重要視されてきたし,今後もその重要性は...
沿岸生態系や物質循環において重要な役割を果たしていることが示唆されつつも,葉上着生群集の種の遷移や現存量の経時的な変化を調べた例は少ない。そこで,アマモ葉上に生育する着生群集を採取し,その現存量と種組...
1) 内湾における魚類の生態を明らかにすることを目的として,瀬戸内海中央部の笠岡湾において,湾内に極めて濃密に設置される桝網の漁獲物を,ほぼ周年にわたって調査した. 2) 桝網漁獲物中に出現した魚類は...
京都市において, 単独性のカリバチであるオオフタオビドロバチ Anterhynchium flavomarginatum と亜社会性のオオカパフスジドロバチ Orancistrocerus drews...
The effects of a unique soil conditioner, FFC-ace, on photosynthesis, transpiration, growth and yiel...
トラフクの産卵については従来まったく知られていなかった.われわれは, 1960年および1961年の4-5月,瀬戸内海中央部において,本種の産卵に関する研究を行ない,次の結果をえた. 1) 備讃瀬戸に...
広島方式家禽人工授精技術の利用価値を試験するために白レグ♂×ニホンキジ♀の属問雑種作出を試みた.この報告は予報的のものであるが次のように要約される. 1. 広島方式授精法は次の3点から成る. (1)...
【抄録】山形大学農学部附属農場のハクサイ連作圃場から採取した土壌を120℃,2時間蒸気殺菌後18号素焼鉢に充填し,同農場の圃場に埋設した.直ちにハクサイ(松島交配新6号)を播種し微生物の増殖,軟腐病の...
【摘要】この報告は,甘果オウトウ種子の発芽に関する基礎資料を得るため,果実の発育にともなう核(内果皮)の発育の過程および完熟した核の組織構造を組織学的に観察し,種子発芽との関係について若干の考察を行っ...
To make clear the dispersal of Culex tntaeniorhynchus females in rather hilly Nagasaki area, a mark-...
本論は日本と韓国映画を文化交差的に分析し、ジェンダー表象の特徴の共通点と差異を見出そうとするものである。日韓映画の比較は、その緊密な歴史的関係ゆえに非常に意味深い。特に、儒教的な文化伝統、外圧による急...
本論文は、南関東で発生が危倶されている直下の地震に対して、東京都では地震被害想定を前提に、被災地域の都市復興をどのように進めるべきかを事前検討することとした。その検討メンバーの一人である著者は、阪神大...
鶏では一般に左右の卵管はembryo の発育段階において初めは平行して発達するが10~13 日を境にして右側卵管は発育を中止し左側卵管のみ発育を継続する.その結果ふ化時においては左側がますます伸長す...
水生植物の嫌気土壌(湛水土壌)耐性についての生理生態学的研究は,これまでシュートを介した大気からの根への酸素供給(給気)や根の呼吸による酸素消費,根からの放射状酸素放出(ROL)がそれぞれ評価されてき...
アリアケドロクダムシ (Corphium acherusicum COSTA) はヨコエビ亜目 (Gammaridea) , ドロクダムシ科(Corophiidae)に属する端脚類であって, 内湾な...
森林には林産物生産の機能があるだけでなく,さまざまな社会的機能がみとめられる。水源かん養・国土保全の機能,そしてレクリエーション機能などは,伝統的な近代化のなかで重要視されてきたし,今後もその重要性は...
沿岸生態系や物質循環において重要な役割を果たしていることが示唆されつつも,葉上着生群集の種の遷移や現存量の経時的な変化を調べた例は少ない。そこで,アマモ葉上に生育する着生群集を採取し,その現存量と種組...
1) 内湾における魚類の生態を明らかにすることを目的として,瀬戸内海中央部の笠岡湾において,湾内に極めて濃密に設置される桝網の漁獲物を,ほぼ周年にわたって調査した. 2) 桝網漁獲物中に出現した魚類は...
京都市において, 単独性のカリバチであるオオフタオビドロバチ Anterhynchium flavomarginatum と亜社会性のオオカパフスジドロバチ Orancistrocerus drews...
The effects of a unique soil conditioner, FFC-ace, on photosynthesis, transpiration, growth and yiel...
トラフクの産卵については従来まったく知られていなかった.われわれは, 1960年および1961年の4-5月,瀬戸内海中央部において,本種の産卵に関する研究を行ない,次の結果をえた. 1) 備讃瀬戸に...
広島方式家禽人工授精技術の利用価値を試験するために白レグ♂×ニホンキジ♀の属問雑種作出を試みた.この報告は予報的のものであるが次のように要約される. 1. 広島方式授精法は次の3点から成る. (1)...
【抄録】山形大学農学部附属農場のハクサイ連作圃場から採取した土壌を120℃,2時間蒸気殺菌後18号素焼鉢に充填し,同農場の圃場に埋設した.直ちにハクサイ(松島交配新6号)を播種し微生物の増殖,軟腐病の...
【摘要】この報告は,甘果オウトウ種子の発芽に関する基礎資料を得るため,果実の発育にともなう核(内果皮)の発育の過程および完熟した核の組織構造を組織学的に観察し,種子発芽との関係について若干の考察を行っ...
To make clear the dispersal of Culex tntaeniorhynchus females in rather hilly Nagasaki area, a mark-...
本論は日本と韓国映画を文化交差的に分析し、ジェンダー表象の特徴の共通点と差異を見出そうとするものである。日韓映画の比較は、その緊密な歴史的関係ゆえに非常に意味深い。特に、儒教的な文化伝統、外圧による急...
本論文は、南関東で発生が危倶されている直下の地震に対して、東京都では地震被害想定を前提に、被災地域の都市復興をどのように進めるべきかを事前検討することとした。その検討メンバーの一人である著者は、阪神大...
鶏では一般に左右の卵管はembryo の発育段階において初めは平行して発達するが10~13 日を境にして右側卵管は発育を中止し左側卵管のみ発育を継続する.その結果ふ化時においては左側がますます伸長す...
水生植物の嫌気土壌(湛水土壌)耐性についての生理生態学的研究は,これまでシュートを介した大気からの根への酸素供給(給気)や根の呼吸による酸素消費,根からの放射状酸素放出(ROL)がそれぞれ評価されてき...