フロリダ日本語教師会(AFTJ)の5大学の教師と国際交流基金の日本語教師が協働し、初級教科書「げんきI」に使用できるAFTJ Can-do Statements リストの第1稿が2017年5月に完成した。現在、Can-doプロジェクトチームはAFTJ Can-doリストを使ったTSLT(Task-supported language teaching タスク支援型)授業を目指し活動している。本発表では、Ellisのタスクの定義(2003, 2009)を基に、PPPとTSLTの違い及びTSLTのメリットやチャレンジを紹介する。その後、現在プロジェクトチームが行っているCan-do Statementsを使ったTSLT授業の一部を実際の教材を使い紹介する。従来の文法重視からのクラス活動の脱却を目指し、現実にありうる状況設定のもと、自然なコミュニケーションを身につけるためのクラス活動の現状と今後の課題について述べたい
I. 論文学習者の日本語学習動機、学習目的が多様化する中、現行の日本語学習体系は依然として集中的かつ長期的な学習が前提となっている。このような状況に対し、太田他(2018b)は、時間的に制約のあるなか...
[出版社版] 日本語教育には,その教育内容の正当性,また,日本語教育という職業の専門性について疑問あるいは不安が常に存在しているように思われる。それは,日本語教育の学習内容と,学習後の活動とが,直接的...
スペイン語を母語とする初級学習者6名と中級学習者4名を対象に、2回のプロソディー指導を実施し、日本語レベルの差異および母語による習得の特徴を分析し記述する。学習目標は、聞き手にとってわかりやすく聞きや...
フロリダ日本語教師会(AFTJ)の5大学の教師と国際交流基金の日本語教師が協働し、初級教科書「げんきI」に使用できるAFTJ Can-do Statements リストの第1稿が2017年5月に完成し...
アメリカの大学で、日本語を外国語として教えている日本言語クラスに、1学期間または1年間その大学に留学に来ている日本人留学生や日本留学後帰国した日本語学習者を言語クラスのアシスタントとして導入している。...
本研究では日本語学習者によくみられる「の」の過剰使用の要因のひとつとして、学習者の言語処理のストラテジーが関与しているかどうかを検討した。調査は上級学習者を対象に、「の」の過剰使用に関する即時的な文法...
昨今、公立小学校では、教師中心授業から、生徒中心授業へと重きをおき、授業内容、教授法も変化してきました。当校が所属するシャーロットメクレンバーグスクールズも「生徒一人一人が、21st century ...
本稿では、従来の日本語教科書におけるプロソディーの諸要素の表示方法を調査し、それらの問題点を踏まえて改良した新教材、「プロソディーグラフ」を提案する。これは、音声分析機器を用いて日本語話者の発話のF0...
本稿では、近年、日本国内において受け入れが急増している留学生のための支援として、日本語教育にはどのようなことが期待され、どのような役割を果たすべきであるのか検討を行った。留学生の問題や支援に関わる先行...
本稿の目的は、日本の一大学の英語の授業において、プロジェクト主導型CALL を取り入れた際にみられる特徴を、アクションリサーチの手法を用いて調べ、教育上の示唆を加えることである。英語の熟達度が初歩的段...
技能実習生に関する従来の研究は主に技能実習生をめぐる社会問題(過労死、低賃金、人権など)であった。技能実習生の日本語学習に関する研究は少ない。本稿では日本語能力試験のN1、N2に合格していない中国人技...
東京都世田谷区と新潟県新発田市の公立小中学校では、構造改革特区認定による自治体独自の教科「日本語」が全児童生徒への必修科目となっている。一方、日本語教育では、非母語話者だけではなく、母語話者に対する関...
ひとつの問いがだされる。ああも考え、こうも考え、いろいろ曲がりくねって考えた末に答えを出す。そういう問いと答えの間の思考の過程で人間は成長し発達をとげることができる。知識・技能を受動する学習から、能力...
日本語学習の初級段階で導入する文型のうち,どの文型が習得しやすく,どの文型が習得しにくいかについて,初級クラスの文法宿題・小テスト,作文,OPI会話を資料にして調査した。その結果,各項目の文法的意味理...
本稿ではCEFR のスイス版自己評価チェックリストを使い, 岡山大学の日本語コース 受講者86名を対象に,学期開始後から終了前の約3か月の期間で自己の日本語力の変化を 感じているかどうか,またその変化...
I. 論文学習者の日本語学習動機、学習目的が多様化する中、現行の日本語学習体系は依然として集中的かつ長期的な学習が前提となっている。このような状況に対し、太田他(2018b)は、時間的に制約のあるなか...
[出版社版] 日本語教育には,その教育内容の正当性,また,日本語教育という職業の専門性について疑問あるいは不安が常に存在しているように思われる。それは,日本語教育の学習内容と,学習後の活動とが,直接的...
スペイン語を母語とする初級学習者6名と中級学習者4名を対象に、2回のプロソディー指導を実施し、日本語レベルの差異および母語による習得の特徴を分析し記述する。学習目標は、聞き手にとってわかりやすく聞きや...
フロリダ日本語教師会(AFTJ)の5大学の教師と国際交流基金の日本語教師が協働し、初級教科書「げんきI」に使用できるAFTJ Can-do Statements リストの第1稿が2017年5月に完成し...
アメリカの大学で、日本語を外国語として教えている日本言語クラスに、1学期間または1年間その大学に留学に来ている日本人留学生や日本留学後帰国した日本語学習者を言語クラスのアシスタントとして導入している。...
本研究では日本語学習者によくみられる「の」の過剰使用の要因のひとつとして、学習者の言語処理のストラテジーが関与しているかどうかを検討した。調査は上級学習者を対象に、「の」の過剰使用に関する即時的な文法...
昨今、公立小学校では、教師中心授業から、生徒中心授業へと重きをおき、授業内容、教授法も変化してきました。当校が所属するシャーロットメクレンバーグスクールズも「生徒一人一人が、21st century ...
本稿では、従来の日本語教科書におけるプロソディーの諸要素の表示方法を調査し、それらの問題点を踏まえて改良した新教材、「プロソディーグラフ」を提案する。これは、音声分析機器を用いて日本語話者の発話のF0...
本稿では、近年、日本国内において受け入れが急増している留学生のための支援として、日本語教育にはどのようなことが期待され、どのような役割を果たすべきであるのか検討を行った。留学生の問題や支援に関わる先行...
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技能実習生に関する従来の研究は主に技能実習生をめぐる社会問題(過労死、低賃金、人権など)であった。技能実習生の日本語学習に関する研究は少ない。本稿では日本語能力試験のN1、N2に合格していない中国人技...
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日本語学習の初級段階で導入する文型のうち,どの文型が習得しやすく,どの文型が習得しにくいかについて,初級クラスの文法宿題・小テスト,作文,OPI会話を資料にして調査した。その結果,各項目の文法的意味理...
本稿ではCEFR のスイス版自己評価チェックリストを使い, 岡山大学の日本語コース 受講者86名を対象に,学期開始後から終了前の約3か月の期間で自己の日本語力の変化を 感じているかどうか,またその変化...
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スペイン語を母語とする初級学習者6名と中級学習者4名を対象に、2回のプロソディー指導を実施し、日本語レベルの差異および母語による習得の特徴を分析し記述する。学習目標は、聞き手にとってわかりやすく聞きや...