小学校体育の目標には、各種の運動に親しむとともに、健康の保持増進と体力の向上を目指し、明るく楽しい生活を営む態度を養うことが示されている。特に低学年においては、各種の運動遊びの楽しさに触れ、自ら進んで取り組むことで、将来にわたって運動に楽しむ態度を育成することが求められている。本研究では、低学年のうちから鉄棒運動に対して苦手意識をもつ子どもが多いという意識調査の結果を基に、子どもが楽しみながら、主体的に取り組むことのできる「鉄棒カード」を作成し、実際に活用させ、その効果を検証した。鉄棒カードには、「低学年で身に付けさせたい技」、「難易な技」、「子どもが自由に考えた技」を取り入れた。その結果、それぞれの技に多く取り組んだ子どもほど、鉄棒を使った運動遊びに好感がもてていることが明らかとなった。Goals for elementary school physical education include familiarizing students with various exercises while maintaining and improving their health and physical fitness. Achievement of these goals cultivates student attitudes for living a bright, enjoyable, and active life. Especially in lower grades, students must experience joy in various types of exercise play and pursue them independently to fost...
本研究では,情緒の安定に課題のある自閉症児に対して自立活動の観点から指導を行い,指導内容や指導の展開について検討した。指導内容は,情緒の安定,意図の表出,自分自身や周囲の状況,他者の意図の理解などと...
"新学習指導要領(平成29 年3 月告示)では,育成すべき資質・能力を明確にした授業展開が求められる。学習指導要領解説では,そのために「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善が必要であるとさ...
本研究の目的は、動機づけの達成目標理論における3 つの目標(マスタリー目標、遂行接近目標、遂行回避目標)と他者軽視との関連を検討することであった。遂行接近目標は、他者から良い評価を得ることによって有...
小学校体育の目標には、各種の運動に親しむとともに、健康の保持増進と体力の向上を目指し、明るく楽しい生活を営む態度を養うことが示されている。特に低学年においては、各種の運動遊びの楽しさに触れ、自ら進んで...
インクルーシブ教育が進められる中で、「合理的配慮」や「授業のユニバーサルデザイン」が注目されるようになった。しかしながら、それら実践や研究は「方法の目的化」に陥りやすく、子どもの困難を生み出す教師の「...
特別の教科道徳の指導では、児童が直面する様々な状況の中で、自分はどうすべきか、自分に何ができるかを判断するとともに、そのことを実行する手立てを考え、実践できるようにしていくことが求められている。本研究...
S大学で将来的に中等教育機関での保健体育科教員を志す学生がそれまでの中等教育の教科「体育」の学習者として、日常的に教科「体育」の授業をどのような「目標」や「志向」を持って受けていたのかについて経験から...
自己調整学習理論に基づき、自己調整学習インターベンションを日本人大学生向けに作成した。ピントリッチら(2008)のLearning to Learn を参考に4 回のセッションを通して、ゴール設定、動...
本研究は、小学校社会科授業において、市民的資質育成には不可欠である意思決定力を育成するための授業方略を明らかにし、その具体的なあり方を授業計画の立案を通して示そうとするものである。現在、各学校段階で意...
児童を対象とした感情リテラシー研究では,年齢が上がるにつれて多くの感情ボキャブラリーを身につけるだけでなく,多様な表現で感情を表出することが示唆されてきた。しかし,年齢との関係も明確でないことや,対人...
保育環境としての製作コーナーの意義やその環境を用いた援助のあり方を、製作コーナーを基盤にした3歳児保育の実践およびその観察記録から検討した。3歳児保育の遊び場面において、製作コーナーで保育者が意図的...
新教育課程においては,子供が自分の学びについて振り返り,調整しながら次のめあてをもって学ぼうとしているかどうかという意思的な側面を見取る評価観が求められる。「主体的・対話的で深い学び」を実現するために...
本研究の目的は,小学校の図画工作科の授業で活用率の低い土粘土を素材とし,「21世紀型能力」の育成を視点にした図画工作化の授業を実践し,その効果を考察することである。研究の方法は,小学校2年生を対象に,...
本稿は、本年度行った教科教育法(初等算数科教育法)についての実践報告である。筆者は、教員養成段階における「教師の発問・発話技能」を向上させる指導方法として「想定問答」の作成とそれに基づく模擬授業を取り...
学校教育における今日的課題として,学校・家庭・地域相互の連携を目指した,子どもの食習慣を確立させるための食教育実践の充実が求められている。先んじて,第Ⅰ報では,これまでの食教育実践に関する先行研究の...
本研究では,情緒の安定に課題のある自閉症児に対して自立活動の観点から指導を行い,指導内容や指導の展開について検討した。指導内容は,情緒の安定,意図の表出,自分自身や周囲の状況,他者の意図の理解などと...
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特別の教科道徳の指導では、児童が直面する様々な状況の中で、自分はどうすべきか、自分に何ができるかを判断するとともに、そのことを実行する手立てを考え、実践できるようにしていくことが求められている。本研究...
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本研究の目的は、動機づけの達成目標理論における3 つの目標(マスタリー目標、遂行接近目標、遂行回避目標)と他者軽視との関連を検討することであった。遂行接近目標は、他者から良い評価を得ることによって有...