要約 1.想定されるグループの特徴 2.プログラム各論 4.プログラム立案の視点の総括本論文では,青年期の発達障害の子どもたちに対して行ったグループセラビーについて報告する。子どもたちが自ら遊びを企画しそれを他児と一緒に楽しむという「子ども企画プログラム」を実施した。子ども企画では,「自己表現」と「仲間との相互交流」の促進の2つを軸としてプログラムを作成している。1年間のプログラムとして,①導入(セラピストが企画した遊び)②子ども企画③心理劇を行った。具体的なプログラムの実施方法として目的やルール使用した道具などについて紹介する。企画する段階から子どもにとってのセラピーと捉え,子どもの自発性と他者配慮の能力のレベルに合わせて,セラピストは援助している。The purpose of this study was to consider the group psychotherapy program for the children with developmental difficulties, especially in adolescence. In the therapy, to promote children\u27s self expression and interactions between children, group leader made a program that is called \u22Program designed by children\u22. In this program, self-expression and mutual interaction with other children was important aspect...
本研究では、小学校の通常の学級における授業で取り扱う学習内容が発達障害児の問題行動と関連する可能性について、教員に対する質問紙調査を行った。その結果、教科学習に起因する問題行動について、多くの事例が集...
琉球大学教育学部附属発達支援教育実践センター(以下、センター)では、2006年10月から学校で気になるといわれるような学童期の子どもたちを中心に個別及び集団によるトータル支援教室を行ってきた。主に遊び...
本論では,発達障害様の行動・態度・情緒を呈するものの,発達・環境的要因によって不適応を起こしている可能性のある,心理療法予後の良い群を,擬似発達障害群と位置付けた。そして精神分析的発達理論を用いて擬似...
本研究では,発達障害児のための集団心理療法「もくもくグループ」に過去参加していた経験者の保護者を対象に追跡調査を行い,集団心理療法の意義と課題について検討した。18名の保護者に対し,半構造化面接調査を...
本研究では,過去に集団心理療法活動に参加していた対象児・者に対して追跡調査を行い,現在の友人関係と社会的スキル・適応状況・精神的な健康度・保護者による子どもの社会的能力及び問題行動との関連を検討した。...
グループプレイセラピーとは子ども一人をセラピスト一人が担当し、集団で実施するプレイセラピーであり、学校などの集団場面で問題が見られるアスペルガー症候群・LD・ADHDなどの発達障害を有する子ども達を対...
本研究では,発達障害児のための集団心理療法「もくもくグループ」に過去参加していた経験者を対象に追跡調査を行い,集団心理療法の意義と課題について検討した。15名の集団心理療法経験者に対し,知能検査として...
本研究では,集団心理療法「もくもくグループ」における臨床的意義と課題を検討するために,グループに継続して参加した児童・生徒の行動特徴・認知的特徴の発達について, CBCL・WISC Eを用い縦断的検討...
琉球大学教育学部附属発達支援教育実践センターの、「トータル支援教室」で取り組んできた集団支援(TSG)について自閉症児に焦点を当てて、「他者との共有経験」を基軸とするTSGの支援の目的、支援構造、支援...
近年,発達障害のある子どもへの支援に関しては,本人だけでなく,家族も視野にいれた支援が必要となっている。本研究では,発達障害児を対象としたグループセラピーである「もくもくグループ」の「親の会」の意義と...
支援を必要とする子どもたちは自分と周りの世界は何故か「かみ合わない」、気がついてみれば失敗しているという意図せざる不本意な結果が生じているという経験に常に曝されている。課題や問題としてネガティブに捉え...
本研究では、発達障害のある児童を対象としたグループプレイセラピーにおいてこれまでも課題とされてきたアセスメントについて検討を行った。発達障害児の適応行動のアセスメントが近年注目を集めているが、その中で...
トータル支援教室の構造、支援の目標、支援の方針、支援計画と評価、支援企画の目的、支援後の振り返り等の「トータル支援」における集団支援の支援構造について整理した。さらにそのトータル支援を学校で実施するた...
発達障害のある青年は、自尊感情の低下が自己喪失感へと結びつき、学校や会社などのコミュニティから居場所を失ってしまう。本研究は、社会参加が難しくひきこもりがちな青年に対し、社会につながるための支援を検討...
本研究の目的は,個別心理療法に過去参加したクライエントとその保護者を対象に質問紙調査を行い,個別面接終結後における適応状況について報告を行うことであった。質問紙調査の結果より,個別心理療法において,ク...
本研究では、小学校の通常の学級における授業で取り扱う学習内容が発達障害児の問題行動と関連する可能性について、教員に対する質問紙調査を行った。その結果、教科学習に起因する問題行動について、多くの事例が集...
琉球大学教育学部附属発達支援教育実践センター(以下、センター)では、2006年10月から学校で気になるといわれるような学童期の子どもたちを中心に個別及び集団によるトータル支援教室を行ってきた。主に遊び...
本論では,発達障害様の行動・態度・情緒を呈するものの,発達・環境的要因によって不適応を起こしている可能性のある,心理療法予後の良い群を,擬似発達障害群と位置付けた。そして精神分析的発達理論を用いて擬似...
本研究では,発達障害児のための集団心理療法「もくもくグループ」に過去参加していた経験者の保護者を対象に追跡調査を行い,集団心理療法の意義と課題について検討した。18名の保護者に対し,半構造化面接調査を...
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