沖縄産のマスクメロンの夏期の長距離海上輸送の可能性を知るため, 那覇-福岡(博多)間の輸送実験を行なった。輸送の前後のメロンの品質と輸送中の振動衝撃・温度・湿度を調査した結果, 以下に述べる事項が解った。1.海上輸送中のホールド(船倉)内の気温は, ほぼ32℃, 湿度は75%R.H.であった。2.積出前日から博多港到着の2日間に, 約1.6%の重量減少を示したが, これは, 常温に置いた試料とほぼ同程度であった。3.輸送中の果実の軟化は, 常温に置いたものと, ほぼ同じ傾向を示している。果腹部に比べて, 果頂部の軟化の程度が大きく, 店頭での陳列方法も一考の余地があると考えられる。4.包装材として, 慣行のカートンを用い, 緩衝材としてワラ枕を用いたが, 沖縄ではワラの入手が困難なので, ポリスチレンの緩衝材の方が取扱いが簡単で衝撃吸収効果が大きいと考えられる。5.表皮色の変化を色差計で測定したが, UCS表色系のb値が最も良く表皮色の変化を表現できた。6.呼吸量の値から呼吸熱を試算したところ, 気温30℃で4300Kcal/t/24hrであった。7.輸送中の振動衝撃は, 今回の実験に限れば, 船の場合は, ピッチングによる上下動によるものが多かった。RO/RO船の場合は, 荷役時の衝撃も少さく, 損傷は陸上輸送よりかなり少ないと考えられる。8.以上のことから, 収穫, 消毒, 出荷を配船計画に基づいて行なえば, 品質の良い沖縄メロンを海上輸送によって本土へ出荷できると判断した。この実験は, 多くの人々の協力によってなされたものである。輸送に当っては, 琉球海運株式会社, えめらるどおきなわ乗組員の方々の協力を得た。また, 琉球大学農学部附属農場, 農学部園芸学研究室, 農林...
稲嶺統土壌の熟畑と風化国頭礫層に造成された未熟畑に栽培される株出2回目のサトウキビ(共に1976∿1977年作物)について窒素吸収量と原料茎収量との関係を調べた。併せてりん酸とカリの吸収につい...
1)肉豚は生産された地域から最も近い屠畜場で屠殺・解体処理されることが望ましい。つまり, 具体的には北部で生産された豚は北部で屠殺・解体処理をし, 枝肉で中部, 南部へ輸送した方が屠畜場の効率的な利用...
1839年にフランスで発明された写真術は数年で幕末の日本に伝わり, 幕府・藩, 民間人により研究が行われ, 1860年前後から実用化されるに至った。明治維新を迎えて幕府・藩による写真研究は中断されるが...
沖縄産のマスクメロンの夏期の長距離海上輸送の可能性を知るため, 那覇-福岡(博多)間の輸送実験を行なった。輸送の前後のメロンの品質と輸送中の振動衝撃・温度・湿度を調査した結果, 以下に述べる事項が解っ...
沖縄における春作マスクメロンの品種比較試験を無加温条件下のガラス室で1982年3月∿6月に実施した。供試品種は17品種で, 草丈, 葉数, 雌花着生, 果実品質等について調査した。各品種とも順...
戦後の沖縄における高い経済成長と急速な都市化による農業離れの現象は著しいものがある。農業部門からの労働力人口の流出や兼業農家の増加は, 農業者が自分の所得と生活を農業外の勤労者なみにしようとする強い動...
戦後の沖縄における高い経済成長と急速な都市化による農業離れの現象は著しいものがある。農業部門からの労働力人口の流出や兼業農家の増加は, 農業者が自分の所得と生活を農業外の勤労者なみにしようとする強い動...
南西諸島においては,野生のアカメガシワの樹葉は家畜の飼料供給源として,これまで慣行的に利用されてきた。しかしながらそれは,現存量を利用する形態であるため種々の問題を有している。そこで本試験ではアカメガ...
沖縄で耕地の13%以上を占めるジャーガルは,化学性は比較的良いが,物理性に難点がある。この土壌の物理性改良に向けた土壌改良剤ヒドロキシアルミニウム使用の適否を調べる目的で,ヒドロキシアルミニウムがジャ...
ギンネムを飼料資源として家畜に有効的に利用するための基礎的知見を得るために, 実験用サイロを用いてギンネムを主とした混合サイレージの調製を行なった。すなわち, 試験区としてギンネム茎葉部と他材料のネピ...
沖縄の酸性土壌に於ける地力培養,施肥管理に資するため,国頭村奥の赤色土に炭カル,苦土石灰,ケイカル,高炉スラッグなどの石灰質資材を施用してローズグラス(Chloris gayana Kunth, Cu...
稲嶺統土壌の熟畑と風化国頭礫層に造成された未熟畑に栽培される株出2回目のサトウキビ(共に1976∿1977年作物)について窒素吸収量と原料茎収量との関係を調べた。併せてりん酸とカリの吸収につい...
本稿は, これまで論じられてこなかった, 岩倉具視が一八七五年以降, 大蔵経や, 法隆寺の世界的に古い貝多羅葉の写しをイギリスへ送ったことを通して, 岩倉使節団後における, 岩倉のイギリスの捉え方とそ...
亜熱帯産針葉樹であるリュウキュウマツの生長輪形成を明らかにするために, 8年生, 20年生および30年生木を対象に, それらの樹幹の胸高付近から樹皮と当年生の木部を含む試料を1ケ月ごと取り出し, 一次...
ギンネムを飼料資源として家畜に有効的に利用するための基礎的知見を得るために, 実験用サイロを用いてギンネムを主とした混合サイレージの調製を行なった。すなわち, 試験区としてギンネム茎葉部と他材料のネピ...
稲嶺統土壌の熟畑と風化国頭礫層に造成された未熟畑に栽培される株出2回目のサトウキビ(共に1976∿1977年作物)について窒素吸収量と原料茎収量との関係を調べた。併せてりん酸とカリの吸収につい...
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