沖縄の酸性土壌に於ける地力培養,施肥管理に資するため,国頭村奥の赤色土に炭カル,苦土石灰,ケイカル,高炉スラッグなどの石灰質資材を施用してローズグラス(Chloris gayana Kunth, Culti. var. KATAMBORA)をポット栽培し,石灰質資材がローズグラスの生育と養分吸収及び土壌塩基とケイ酸肥沃度に及ぼす影響を調べた。酸性(pH4.7)で塩基含量の低い(CEC11.1me/100g, 塩基飽和度12.5%)供試土壌に対し,酸性矯正力は炭カルが最も大きく,次いで苦土石灰で,ケイカルや高炉スラッグでは小さかった。しかし,炭カル施用区ではローズグラス栽培による土壌pHの低下も速やかで,炭カルの酸性矯正維持力は弱かった。石灰質資材施用により土壌の窒素,可給態リン酸,交換性カリなどの含量に大きな影響は見られなかったが,交換性カルシウムは炭カル,苦土石灰で著しく増加した。交換性マグネシウムの富化には苦土石灰の効果が大きく,次にケイカルと高炉スラッグで,炭カルには殆どその効果がなかった。可溶性ケイ酸は高炉スラッグとケイカルで著しく増加し,炭カルと苦土石灰の効果は小さかった。ローズグラスの乾物収量は全体的に石灰質資材ポット当たり5.3g(10アール当り約360kg相当量)施用で高くなり,苦土石灰,ケイカル,高炉スラッグなどの使用に当たっては,土壌pHを6前後に矯正するのに必要とされる炭カルと同量が適量と考えられた。炭カルのみでは酸性矯正は出来てもカルシウム以外の塩基やケイ酸供給が不十分であり,高レベルの生産を目標とする時には炭カル以外の石灰質資材が有用であり,特に高炉スラッグ利用について検討する必要がある。石灰質資材施用により,第1回刈取りローズグラスの窒素及びリン酸...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(B)研究期間: 2002~2005課題番号: 14380382研究代表者: 鳥居 隆三(滋賀医科大学・動物生命科学研究センター・教授)研究分担者: ...
本研究はバングラデシュ、Gazipur地域(以前はDhaka地域と称していた)の最小行政地区(uapzmas)としてのGazipur,Kapasia,Kaliakairを対象とし、各地区から30戸の農...
十勝地方におけるラッカセイ生産の可能性を模索するため、帯広畜産大学実験圃場でラッカセイ品種「千葉半立」、「ナカテユタカ」、および「おおまさり」の栽培を行った。栽植方法(直播、あるいは移植)、および栽植...
西表島の琉球大学熱帯農学研究施設内において, 1976年に樹林地を開墾してA区(林地), DG区(レーキドーザ開墾, 牧草植付後放置), DN区(レーキドーザ開墾, そのまま裸地放置), EG区(ブル...
前報では,1972年に殻蒐したスズタケの時期別刈払区の1975年までの結果について報告したが,さらに引続き個体生長・群落構成の調査をおこない,ほぼ12年間にわたる結果より次のようなことがわかった.i)...
沖縄で耕地の13%以上を占めるジャーガルは,化学性は比較的良いが,物理性に難点がある。この土壌の物理性改良に向けた土壌改良剤ヒドロキシアルミニウム使用の適否を調べる目的で,ヒドロキシアルミニウムがジャ...
島尻層泥岩地帯の農業・農村整備事業で造成された泥岩切土法面について調査を行い、次のようなことが明らかになった。(1)切土法面には多くの種類の法面保護工が施工されているが、近年では自然環境や景観重視から...
土のキャピラリーバリア(Capillary barrier: CB)システムの地盤環境工学分野および農業分野における社会実装の可能性を検討する。キャピラリーバリアシステムは,相対的に細粒の土とその下に...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(B)研究期間: 1998~1999課題番号: 10480166研究代表者: 石田 哲夫(滋賀医科大学・医学部・助教授)研究分担者: 佐野 晴洋(滋賀...
島尻層泥岩地帯の農業・農村整備事業で造成された泥岩切土法面について調査を行い、次のようなことが明らかになった。(1)切土法面には多くの種類の法面保護工が施工されているが、近年では自然環境や景観重視から...
心身の問題が最近特に見直されるようになったのは関連諸科学の進歩によるものである。特に現代物理学と生物学の発達に伴い心身の問題も経験的研究を必要とするに至った。ここに直接経験と科学の概念の究明を必要とす...
本研究においては,油脂・アルブミン・デンプン配合のベーキングケーキのモデルシステムによる場合に発生する芳香を,各種の油脂,すなわちバター,マーガリン,ショートニングを使用した場合について実験し,この際...
本実験はシロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)のコロンビア生態型の種子を培養してカルスを誘導し, 植物体の再分化にいたるまでの過程を詳細に観察すること, 及びカルスからシュートや根...
平成14年度~平成16年度科学研究費補助金(基礎研究(C)(2))研究成果報告書研究概要(和文):研究期間は平成14年度から平成16年度までの3年間であった。野外調査は沖縄島金武町億首川のマングローブ...
帯広畜産大学各種泥炭土及び泥炭地植物を試料とし、フェノール性化合物、脂肪酸、ステロール、中性糖組成の環境指標としての役割を検討した。本年度は、ステロールおよび中性糖組成を中心に研究した。泥炭土から検出...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(B)研究期間: 2002~2005課題番号: 14380382研究代表者: 鳥居 隆三(滋賀医科大学・動物生命科学研究センター・教授)研究分担者: ...
本研究はバングラデシュ、Gazipur地域(以前はDhaka地域と称していた)の最小行政地区(uapzmas)としてのGazipur,Kapasia,Kaliakairを対象とし、各地区から30戸の農...
十勝地方におけるラッカセイ生産の可能性を模索するため、帯広畜産大学実験圃場でラッカセイ品種「千葉半立」、「ナカテユタカ」、および「おおまさり」の栽培を行った。栽植方法(直播、あるいは移植)、および栽植...
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