認知行動的立場における行動コントロールにおいて,セルフモニタリングは行動に対するモニタリングだけでなく,モニタリングされた行動に対する認知も重要とされている。これまでの尺度は行動面のモニタリングを重視するもので,自己コントロールにおける認知的・行動的側面のセルフモニタリングを測定する尺度としては不十分なものであった。本研究では,従来の研究で検討されてこなかったモニタリングに対する認知的態度を含めたセルフモニタリング尺度の作成を目的とした。調査1で改訂版セルフモニタリング尺度および後藤アレキシサイミア尺度を元に新たなセルフモニタリング尺度を作成し,96名の対象者に実施した。因子分析の結果,「行動モニタリング(α=.854)」,「環境モニタリング(α=.768)」,「モニタリング認知(α=.779)」の17項目3因子が得られた。調査2ではこの尺度の妥当性を検討するため,自意識尺度と内省尺度との関連性について検討した。その結果,「行動モニタリング」,「環境モニタリング」,「モニタリング認知」因子はいずれも自意識尺度,内省尺度と有意な相関が認められた。以上のことより本尺度はセルフモニタリングを測定する尺度として妥当であると考えられた。The purpose of this study was to development the scale for self-monitoring on self-control, and to examine reliability and validity. This scale was created in order to measure the tendency of self monitoring to own behaviors and ...
本研究では, 特別な教育ニーズを持つ子どもの母親に対する教師からのサポートの種類とそれに対する母親のとらえ方の関係を明らかにした。質問紙は, 通常の学級に在籍する子どもの母親199名の調査を基に信頼性...
本研究では,「安全環境」の評価と提案能力を育成することを目的としている。そこで本年度は,4年生児童(39名)を対象とし,身近な生活環境(自宅,通学路,学校)に関する「安全・危険」のテーマでアンケートと...
本研究においては,明治期の輸出用実物衣装の観察と考察,及び椎野正兵衛の「ものづくりの精神」への理解という2つを取り入れた衣生活学習を開発し,実践・評価して,普及可能な学習モデルとして提案することを目的...
本研究では,初級学習者35名を対象として,5つのメディア活動(歌の聞き取り,ビデオに基づくロールプレイ,テキストに基づくロールプレイ,教師の説明,ビデオの視聴)に対する学習者の性格づけを「学習への期...
本研究は, 急性期看護の独自性を明らかにすることを目的に, 某集中治療室(ICU)で11週間看護を実践し, 急性期看護に特徴的と思われた看護過程(4事例16看護場面)について分析したものである。まず,...
人間における異常行動あるいはパーソナリティーについての最も基礎的研究といえるものを,私たちは動物実験の中に見出すことができる。確かに,人間と他の動物,特にこれから述べる多くの実験の対象となったネズミと...
本研究の目的は,高齢者デイケアにおける,老年期うつ病(回復期)の不眠や不安,抑うつ感情を主訴とする高齢女性に対するライフレビューを中心とする個人心理療法および施設で暮らすクライエントの環境調整の適用に...
カポシ肉腫(Kaposi's sarcoma,K S)は一般には,欧米古典型,アフリカ風土病型,AIDS関連型,その他の免疫不全型の4型に大別され,さらにアフリカ風土病型KSは,発生部位により皮膚型と...
運動パフォーマンスは"その運動にかかわる動作を含む成果"であると定義されており, この運動パフォーマンスは二つの面から評価されている。一つは体力面からの評価で, 各体力要素(筋力, 筋持久力, 敏捷性...
本研究では,批判的思考力を育成する高等学校公民科「現代社会」の授業開発を行った。まず,社会科における批判的思考力育成のための授業理論について考察し,授業で育成しようとする批判的思考力の具体的な学力像と...
2009-2011年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(基盤研究(B)))研究成果報告書 課題番号:21310056 研究代表者:筒井俊雄 (鹿児島大学大学院理工学研究科(工学系)教授)バイオマス...
成人看護学実習における健康増進センター実習での効果的な実習方法を検討することを目的に、学生の実習記録内容の分析結果(第1報)と評価項目の得点割合の照合から、目標の達成度の分析を行った。その結果、以下の...
これまで植民地主義は主に政治制度と歴史性に結び付けて論じられてきた。しかしそのような認識枠組みでは,制度としては消滅しても実効的に存続する植民地主義を問題化できない。また,この社会に遍在する植民地主義...
イチョウ培養細胞中に含まれる植物ステロール類を分析し,その生合成経路と役割を調べた。イチョウからはβ- シトステロールのほかにカンペステロールとスチグマステロールが検出された。β- シトステロールは細...
昨年度は随筆『枕草子』で小中の連関を見たが,高校でも新学習指導要領実施となった今年度は,物語である『竹取物語』を小中高三者を視野に考察することで,改めて新しい視点を持つことができた。たとえば三者ともに...
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