地球温暖化自体注目され始めたのが1980 年代に入ってからであるため,気候変動の研究に資する長期データは世界的にも限られている。東京大学北海道演習林では1930 年から樹木のフェノロジーを調査してきた。しかし,元データが公表された最初の8 年間を除くと,解析した結果が公表されたのみで,外部の研究者が貴重な長期データを利用できる状況になかった。一方で,元データが部分的に紛失した期間があり,調査対象個体の継続性についても未整理の状態で,内部の研究者でも解析できる状況になかった。そこで,本報告では,しばしば変更された調査項目や調査個体と個体数,観測者を整理して,時系列データの接続性を検討した。そして,できる限り調査個体すべての元データを数値データとして公表した。The number of long-term datasets available for research into climate change is limited because global warming has only been a major research subject since the 1980s. The University of Tokyo Hokkaido Forest (UTHF) has accumulated phenology data of woody plants since 1930. However, researchers outside the UTHF have not been able to utilize these valuable long-term data because only analyzed data have been published, ...
九州大学北海道演習林における天然生落葉広葉樹林について,種組成に基づいた群落分類がなされた.代償植生としての植生タイプはシラカンバ―ミズナラ群落,自然植生としてのサワシバ―ミズナラ群集,アサダ―ミズナ...
京都府京北町の75年生アカマツ林において, 1981年および1982年の花粉生産速度を調査した。アセビが優勢な下層木群についても調べた。本調査は, リタートラップ法による花の年落下量の測定および開花直...
北海道大学農学部森林科学科とソウル大学校農業生命科学大学山林資源学科との合同学生実習として、2003年より実施され3回行われた。2006年は両校の日程が合わず、別れて実施された。その間、ソウル大学校南...
東京大学北海道演習林では1930 年から開葉・開花・紅葉・落葉という樹木のフェノロジーを調査してきた。しかし,1938~1950 年の13 年間については数値データを記載した野帳・台帳類が紛失した。そ...
2006年3月31日付けで定年退職するにあたり、「苫小牧研究林409林班を歩き回りながら見たこと」という題で苫小牧研究林に長年通い続けて調査した台風被害跡の天然生落葉広葉樹林での仕事と北海道ライラック...
東京大学北海道演習林の針広混交林に設置された36.25haの大面積プロットにおける5年の間隔をおいた2回の胸高直径測定の結果から樹木の個体数と現存量の変動を解析した。個体数は針葉樹が増加し,広葉樹が減...
北海道東部に位置する九州大学北海道演習林内の3地点(拓北,美盛,花輪)の落葉広葉樹林において最長11年間の毎木調査を行い,直径階分布,新規加入率と死亡率,地上部現存量を比較した。拓北および美盛プロット...
オオシマザクラ系の一品種, アサヒヤマの花芽形成は 8 月下旬に始まる。しかし, 9 月中旬までの分化形成過程にある花芽を機械的処理により開花を強制すると, 花芽から葉芽にもどってしまう。9 月下旬に...
天塩研究林は2001年から(独)国立環境研究所、ならびに(株)北海道電力と共同で「カラマツ林の炭素循環機能に関する観測研究」を行っている。このプロジェクト研究の目的は、カラマツ若齢林の育林過程における...
本論文では,アカエゾマツを植栽する上での適地を明らかにするため,地形,特に斜面方位,斜面傾斜角に対する反応性についての解析を行っている.調査地は九州大学北海道演習林内の10,11年生アカエゾマツ人工林...
樹木フェノロジー観測は、温暖化や酸性雨等、地球環境の変化が森林や樹木に与える影響について関心が高まってきたことを受けて、全国大学演習林協議会の地球環境モニタリングの一環として全国的規模で開始された。雨...
九州大学農学部附属演習林宮崎演習林では,3ヵ所(合戦原,丸十,広野)に森林動態モニタリングプロット1ha(100m×100 m)が設定され,100年を超える長期的な計画のもと,胸高周囲長が15cm 以...
富良野盆地東部の東鳥沼と山地の東大演習林上湿原について,年代測定と花粉分析学的研究を行なった。盆地における森林の主構成種は,Abies,Picea,Betula,Juglans(9~8 ky BP)~...
東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林富士癒しの森研究所および千葉演習林札郷, 清澄において, 過去, 様々な方法, 機器で観測されてきた気温データから, 器差補正をする方法および1日1~5回の観...
本報告は東京大学北海道演習林山部樹木園(標高230m,43°13′N,142°23′E)において1953年以来約35年間実施されてきた北海道産広葉樹の実生育苗の実践を整理し,各樹種の育苗要点を述べた。...
九州大学北海道演習林における天然生落葉広葉樹林について,種組成に基づいた群落分類がなされた.代償植生としての植生タイプはシラカンバ―ミズナラ群落,自然植生としてのサワシバ―ミズナラ群集,アサダ―ミズナ...
京都府京北町の75年生アカマツ林において, 1981年および1982年の花粉生産速度を調査した。アセビが優勢な下層木群についても調べた。本調査は, リタートラップ法による花の年落下量の測定および開花直...
北海道大学農学部森林科学科とソウル大学校農業生命科学大学山林資源学科との合同学生実習として、2003年より実施され3回行われた。2006年は両校の日程が合わず、別れて実施された。その間、ソウル大学校南...
東京大学北海道演習林では1930 年から開葉・開花・紅葉・落葉という樹木のフェノロジーを調査してきた。しかし,1938~1950 年の13 年間については数値データを記載した野帳・台帳類が紛失した。そ...
2006年3月31日付けで定年退職するにあたり、「苫小牧研究林409林班を歩き回りながら見たこと」という題で苫小牧研究林に長年通い続けて調査した台風被害跡の天然生落葉広葉樹林での仕事と北海道ライラック...
東京大学北海道演習林の針広混交林に設置された36.25haの大面積プロットにおける5年の間隔をおいた2回の胸高直径測定の結果から樹木の個体数と現存量の変動を解析した。個体数は針葉樹が増加し,広葉樹が減...
北海道東部に位置する九州大学北海道演習林内の3地点(拓北,美盛,花輪)の落葉広葉樹林において最長11年間の毎木調査を行い,直径階分布,新規加入率と死亡率,地上部現存量を比較した。拓北および美盛プロット...
オオシマザクラ系の一品種, アサヒヤマの花芽形成は 8 月下旬に始まる。しかし, 9 月中旬までの分化形成過程にある花芽を機械的処理により開花を強制すると, 花芽から葉芽にもどってしまう。9 月下旬に...
天塩研究林は2001年から(独)国立環境研究所、ならびに(株)北海道電力と共同で「カラマツ林の炭素循環機能に関する観測研究」を行っている。このプロジェクト研究の目的は、カラマツ若齢林の育林過程における...
本論文では,アカエゾマツを植栽する上での適地を明らかにするため,地形,特に斜面方位,斜面傾斜角に対する反応性についての解析を行っている.調査地は九州大学北海道演習林内の10,11年生アカエゾマツ人工林...
樹木フェノロジー観測は、温暖化や酸性雨等、地球環境の変化が森林や樹木に与える影響について関心が高まってきたことを受けて、全国大学演習林協議会の地球環境モニタリングの一環として全国的規模で開始された。雨...
九州大学農学部附属演習林宮崎演習林では,3ヵ所(合戦原,丸十,広野)に森林動態モニタリングプロット1ha(100m×100 m)が設定され,100年を超える長期的な計画のもと,胸高周囲長が15cm 以...
富良野盆地東部の東鳥沼と山地の東大演習林上湿原について,年代測定と花粉分析学的研究を行なった。盆地における森林の主構成種は,Abies,Picea,Betula,Juglans(9~8 ky BP)~...
東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林富士癒しの森研究所および千葉演習林札郷, 清澄において, 過去, 様々な方法, 機器で観測されてきた気温データから, 器差補正をする方法および1日1~5回の観...
本報告は東京大学北海道演習林山部樹木園(標高230m,43°13′N,142°23′E)において1953年以来約35年間実施されてきた北海道産広葉樹の実生育苗の実践を整理し,各樹種の育苗要点を述べた。...
九州大学北海道演習林における天然生落葉広葉樹林について,種組成に基づいた群落分類がなされた.代償植生としての植生タイプはシラカンバ―ミズナラ群落,自然植生としてのサワシバ―ミズナラ群集,アサダ―ミズナ...
京都府京北町の75年生アカマツ林において, 1981年および1982年の花粉生産速度を調査した。アセビが優勢な下層木群についても調べた。本調査は, リタートラップ法による花の年落下量の測定および開花直...
北海道大学農学部森林科学科とソウル大学校農業生命科学大学山林資源学科との合同学生実習として、2003年より実施され3回行われた。2006年は両校の日程が合わず、別れて実施された。その間、ソウル大学校南...