遺跡名:サクシュコトニ川遺跡, 所在地:北海道札幌市北区北17条西13丁目3番地(北海道大学札幌団地内)北緯43°04' 東経141° 20',調査主体:北海道大学, 調査機関:北海道大学埋蔵文化財調査室, 発掘期間:1981年(昭和56年) 8月14日~ 1982年(昭和57年) 9月24日, 調査面積:5,904㎡, 調査結果:上層より層位を異にして3文化層が確認された.『第1文化層』は擦文時代後期前半(西暦9世紀後半?).焼土が1個所検出されたほかは遺物集中地点のみ.土師器(土師質土器)甕12個体,須恵器1個体が検出された.坏は検出されていない『第2文化層』は擦文時代中期前半(西暦9世紀中葉).竪穴住居跡5軒・土壙6基・集石遺構7個所・炭化物マウンド1を含む焼土と炭化物集積139個所(73ブロック)が検出された.ここから,土師器坏113個体,土師器甕183個体,その他1個体および須恵器16個体・土製支脚7個体・土製羽口2個体・土製紡錘車14個・土製玉17個・黒曜石製剥片および石器77点・金属製品3点・骨製銛先1点,大型浅鉢1点が出土した.また,サケ科魚類を中心とする魚骨片, 栽培植物の種子(オオムギ・コムギ・キピ・アワ・シソ・アサ・アヅキ・ウリ・コメ)など,炭化材(ヤナギ属・トネリコ属・クルミ属・カエデ属・ニレ属)が検出された.集落跡の南部に接する埋没していた幅12mの旧河川から『魚類を捕獲するための柵列遺構』が木製銛,金属製魚鈎銛(マレク)などの漁具や用途不明の木製品をともなって発見されている.ただし,これが第1文化層・第2文化層のいずれに属するものなのかについては,確定できなかった.『第3文化層』は2次的な堆積層で,続縄文時代中期後半(西暦4世紀)とおもわれる土器片...
本稿では、首里城(沖縄県那覇市)の正殿正面石階段の登り口両側に設置されていた大龍柱と呼ばれている一対の龍柱の向きを検討した。大龍柱は首里城の特徴を象徴する造形物の一つ。琉球国末期からの大龍柱(3代目と...
【目的】はり師・きゅう師養成校において、学生に指導する基本的な刺鍼中の手技である雀啄術を筋膜 および筋中に実施し、筋硬度の変化を観察した。【方法】研究内容について同意が得られた森ノ宮医療大学教職...
application/pdf最近,知床半島における神功開宝の出土,根室半島での秋田産須恵器の出土などの新たな知見により,8~9世紀の本州・国家と北海道との交流の様相が改めて脚光を浴び,そのなかで出羽...
民俗学における稲作特化保障論の近年の関心は,内部資源の多面的利用,いいかえれば家の個別生計状況に集中しているが,いうまでもなく,家をとりまく政治力学を看過することはできない。今回とくに注目したいのは,...
application/pdf6世紀末から10世紀にかけて,東北北部から北海道央ではいわゆる末期古墳が造られていた。90年近い末期古墳の研究史の中で,近年特に注目されている三つのテーマについて再検討を...
application/pdf世界史的な陶磁貿易の構造解明に向けて,本論では東南アジア群島部における陶磁器消費者の実態像について,各地の考古資料より接近を試みた。具体的な使用者を探る手掛かりとして食膳...
日本各地の先史~歴史時代の地層中より昆虫化石を抽出し,古環境の変遷史について考察した。岩手県大渡Ⅱ・宮城県富沢両遺跡では,姶良―Tn火山灰層直上から,クロヒメゲンゴロウ・マメゲンゴロウ属・エゾオオミズ...
若松城下に隣接する幕内村(現会津若松市神指町幕内)の肝煎佐瀬与次右衛門は、貞享元年(一六八四)に自らの体験と「郷談」と呼ばれる旧慣習に基づき会津地方の自然に即した農法を『会津農書』に著述している。上巻...
Brunner 腺過形成は十二指腸腫瘍性病変で,大きさが40mm を超えるものは10% 未満と稀である.医学中央雑誌で「腹部超音波」「Brunner 腺過形成」のキーワードで検索すると,関連した報告は...
application/pdf夫余は吉長地区を中心に生まれた古代国家であった。まず吉長地区に前5世紀に生まれた触角式銅剣は,嫰江から大興安嶺を超えオロンバイル平原からモンゴル高原といった文化接触によっ...
application/pdf都城盆地の古代の集落様相と動態に関する3つの課題を提示して,横市川流域の遺跡群の集落遺跡の類型化とその性格を推定した上で,同盆地内のその他の遺跡との比較も行ってその背景を...
application/pdf茨城県は6世紀前半頃になると霞ケ浦を中心にした地域と,県西,県北の地域にそれぞれの特色が現れる。霞ケ浦沿岸では,三昧塚古墳にみられるような箱式石棺を埋葬施設に使い始めてか...
application/pdf奈良盆地の東南の山間部に位置する宇陀地方の中世墓地については、最近の発掘調査によってその全容が明らかにされた例がいくつかある。それら中世末に廃絶し、遺跡化した墓地に対して...
application/pdf八世紀後半から九世紀前半にかけて,光仁・桓武王権は東北蝦夷の「反乱」に対し,大規模な軍事行動を起こした。いわゆる三十八年戦争である。王権は軍事的・政治的拠点として胆沢城,...
A plant growth-promoting fungus, Talaromyces wortmannii strain FS2 was isolated from an agricultural...
本稿では、首里城(沖縄県那覇市)の正殿正面石階段の登り口両側に設置されていた大龍柱と呼ばれている一対の龍柱の向きを検討した。大龍柱は首里城の特徴を象徴する造形物の一つ。琉球国末期からの大龍柱(3代目と...
【目的】はり師・きゅう師養成校において、学生に指導する基本的な刺鍼中の手技である雀啄術を筋膜 および筋中に実施し、筋硬度の変化を観察した。【方法】研究内容について同意が得られた森ノ宮医療大学教職...
application/pdf最近,知床半島における神功開宝の出土,根室半島での秋田産須恵器の出土などの新たな知見により,8~9世紀の本州・国家と北海道との交流の様相が改めて脚光を浴び,そのなかで出羽...
民俗学における稲作特化保障論の近年の関心は,内部資源の多面的利用,いいかえれば家の個別生計状況に集中しているが,いうまでもなく,家をとりまく政治力学を看過することはできない。今回とくに注目したいのは,...
application/pdf6世紀末から10世紀にかけて,東北北部から北海道央ではいわゆる末期古墳が造られていた。90年近い末期古墳の研究史の中で,近年特に注目されている三つのテーマについて再検討を...
application/pdf世界史的な陶磁貿易の構造解明に向けて,本論では東南アジア群島部における陶磁器消費者の実態像について,各地の考古資料より接近を試みた。具体的な使用者を探る手掛かりとして食膳...
日本各地の先史~歴史時代の地層中より昆虫化石を抽出し,古環境の変遷史について考察した。岩手県大渡Ⅱ・宮城県富沢両遺跡では,姶良―Tn火山灰層直上から,クロヒメゲンゴロウ・マメゲンゴロウ属・エゾオオミズ...
若松城下に隣接する幕内村(現会津若松市神指町幕内)の肝煎佐瀬与次右衛門は、貞享元年(一六八四)に自らの体験と「郷談」と呼ばれる旧慣習に基づき会津地方の自然に即した農法を『会津農書』に著述している。上巻...
Brunner 腺過形成は十二指腸腫瘍性病変で,大きさが40mm を超えるものは10% 未満と稀である.医学中央雑誌で「腹部超音波」「Brunner 腺過形成」のキーワードで検索すると,関連した報告は...
application/pdf夫余は吉長地区を中心に生まれた古代国家であった。まず吉長地区に前5世紀に生まれた触角式銅剣は,嫰江から大興安嶺を超えオロンバイル平原からモンゴル高原といった文化接触によっ...
application/pdf都城盆地の古代の集落様相と動態に関する3つの課題を提示して,横市川流域の遺跡群の集落遺跡の類型化とその性格を推定した上で,同盆地内のその他の遺跡との比較も行ってその背景を...
application/pdf茨城県は6世紀前半頃になると霞ケ浦を中心にした地域と,県西,県北の地域にそれぞれの特色が現れる。霞ケ浦沿岸では,三昧塚古墳にみられるような箱式石棺を埋葬施設に使い始めてか...
application/pdf奈良盆地の東南の山間部に位置する宇陀地方の中世墓地については、最近の発掘調査によってその全容が明らかにされた例がいくつかある。それら中世末に廃絶し、遺跡化した墓地に対して...
application/pdf八世紀後半から九世紀前半にかけて,光仁・桓武王権は東北蝦夷の「反乱」に対し,大規模な軍事行動を起こした。いわゆる三十八年戦争である。王権は軍事的・政治的拠点として胆沢城,...
A plant growth-promoting fungus, Talaromyces wortmannii strain FS2 was isolated from an agricultural...
本稿では、首里城(沖縄県那覇市)の正殿正面石階段の登り口両側に設置されていた大龍柱と呼ばれている一対の龍柱の向きを検討した。大龍柱は首里城の特徴を象徴する造形物の一つ。琉球国末期からの大龍柱(3代目と...
【目的】はり師・きゅう師養成校において、学生に指導する基本的な刺鍼中の手技である雀啄術を筋膜 および筋中に実施し、筋硬度の変化を観察した。【方法】研究内容について同意が得られた森ノ宮医療大学教職...
application/pdf最近,知床半島における神功開宝の出土,根室半島での秋田産須恵器の出土などの新たな知見により,8~9世紀の本州・国家と北海道との交流の様相が改めて脚光を浴び,そのなかで出羽...