外来種による在来種への影響を検討するにあたり、在来種の生活史や個体群動態等の生態学的知見が必要である。本研究では、高知県浦ノ内湾の岩礁域における在来イガイ類のうち、ヒバリガイモドキHormomya mutabilis、クジャクガイSeptifer bilocularisおよびムラサキインコS. virgatusについて、軟体部重量比(SI)と肥満度(CI)および標準湿重量(SWW)の季節変化から繁殖期を推定した。その結果、これらの繁殖期は夏~初秋であることが示唆され、外来種ミドリイガイPerna viridisの繁殖期と重複することが明らかとなった。特にヒバリガイモドキとクジャクガイについては、先行研究によってミドリイガイとの生息場所をめぐる競合が予想されているが、本研究においては、成貝のみならず新規加入の段階でも競合が起こっている可能性が示唆された。 To determine the effects of non-indigenous species, it is important to describe ecological features (e.g. life history and population dynamics) of native species. The reproductive seasons of three native mytilid species, Hormomya mutabilis, Septifer bilocularis, and S. virgatus, were studied in Uranouchi Inlet, Kochi, Japan. Seasonal fluctuations in the somatic ind...
Samples were collected at Sasebo Fish-marcket from June 1953 to February 1954. In June, ova-diameter...
三重県志摩半島,浜島沿岸のカジメ藻体における相対生長の季節変化を比較・検討し,次のような結果を得た。 1) カジメの茎長に対する茎部・葉部および個体重量との間には,それぞれの組合せで明瞭な相対生長関係...
これまでに,尾瀬ヶ原から6科24種の水生コウチュウ目と8科14種の水生カメムシ目が記録されている.国内の分布状況から,それらを北方系種,本土部分布種,列島広域分布種に分類したところ,水生コウチュウ目で...
タナゴ類とそれらの産卵床となる二枚貝の種構成が異なる九州北西部の3小河川で,同所的に生息するタナゴ類の産卵生態,特に二枚貝の利用の仕方に関して比較した。調査した河川のうち2小河川に共通して生息するセボ...
地球環境変動指標動物の探査を行うために, 寒流と暖流が接触する牡鹿半島沿岸の石巻市佐須浜, 牡鹿町金華山 (南側と北側) および女川町塚浜の3地域4地点における岩礁域潮間帯に生息する貝類の種組成を調べ...
1. 西表島に分布する8属9種のセミの分布を種ごとに図示した。ヤエヤマニイニイの分布は,リュウキュウマツの分布と重なることが多い。リュウキュウクマゼミは島の周縁部の林や,里山に生息する平地性のセミであ...
publisher奈良北米を原産とするオオクチバスは本国において、ニッチが大変広くその生態が在来生態系に与える影響は大変に大きいと考えられている。しかし、その生態に関する多くの研究事例はあるが、不鮮明...
1. Pinctada maxima inhabits the Oshima Strait (Lat. 28°10'N ; Long. 129°16'E), where the water tempe...
中間温帯区に含まれる瀬戸内海西部屋代島(山口県周防大島町)の伊予灘に面した転石帯・ガラモ場・砂地において,SCUBA潜水による浅海魚類相調査を2018年1月から2019年1月まで実施した。ライントラン...
Приведены первые сведения о типе оогенеза, характере икрометания и плодовитости Protomyctophum chori...
1. Pinctada maxima inhabits the Oshima Strait (Lat. 28°10'N ; Long. 129°16'E), where the water tempe...
これまでの筆者らの研究で,淡水魚ハゼ科ドンコの巣(石組の隙間などの産卵床)にコイ科ムギツクが托卵する場合があることが判明している。今回,大型の水槽で共存飼育した両種の繁殖の様子を1993年4-8月に観...
P(論文)茨城県竜ヶ崎市の郊外にある竜ヶ岡で,1982年と1983年の2年間,帯状センサス法によるチョウ相の調査が行われた。得られたデータに基づき,種数,個体数,多様性,優占種,構成種について2ヵ年の...
The dynamics of size and sex composition of the population of mysids Paracanthomysis shikhotaniensis...
1976年6月から1978年5月までの2年間、宮城県女川湾の奥部で主要動物プランクトンの季節変動を調査した。1.合計26種の橈脚類(Copepoda)が同定され、そのうちAcartia clausiが...
Samples were collected at Sasebo Fish-marcket from June 1953 to February 1954. In June, ova-diameter...
三重県志摩半島,浜島沿岸のカジメ藻体における相対生長の季節変化を比較・検討し,次のような結果を得た。 1) カジメの茎長に対する茎部・葉部および個体重量との間には,それぞれの組合せで明瞭な相対生長関係...
これまでに,尾瀬ヶ原から6科24種の水生コウチュウ目と8科14種の水生カメムシ目が記録されている.国内の分布状況から,それらを北方系種,本土部分布種,列島広域分布種に分類したところ,水生コウチュウ目で...
タナゴ類とそれらの産卵床となる二枚貝の種構成が異なる九州北西部の3小河川で,同所的に生息するタナゴ類の産卵生態,特に二枚貝の利用の仕方に関して比較した。調査した河川のうち2小河川に共通して生息するセボ...
地球環境変動指標動物の探査を行うために, 寒流と暖流が接触する牡鹿半島沿岸の石巻市佐須浜, 牡鹿町金華山 (南側と北側) および女川町塚浜の3地域4地点における岩礁域潮間帯に生息する貝類の種組成を調べ...
1. 西表島に分布する8属9種のセミの分布を種ごとに図示した。ヤエヤマニイニイの分布は,リュウキュウマツの分布と重なることが多い。リュウキュウクマゼミは島の周縁部の林や,里山に生息する平地性のセミであ...
publisher奈良北米を原産とするオオクチバスは本国において、ニッチが大変広くその生態が在来生態系に与える影響は大変に大きいと考えられている。しかし、その生態に関する多くの研究事例はあるが、不鮮明...
1. Pinctada maxima inhabits the Oshima Strait (Lat. 28°10'N ; Long. 129°16'E), where the water tempe...
中間温帯区に含まれる瀬戸内海西部屋代島(山口県周防大島町)の伊予灘に面した転石帯・ガラモ場・砂地において,SCUBA潜水による浅海魚類相調査を2018年1月から2019年1月まで実施した。ライントラン...
Приведены первые сведения о типе оогенеза, характере икрометания и плодовитости Protomyctophum chori...
1. Pinctada maxima inhabits the Oshima Strait (Lat. 28°10'N ; Long. 129°16'E), where the water tempe...
これまでの筆者らの研究で,淡水魚ハゼ科ドンコの巣(石組の隙間などの産卵床)にコイ科ムギツクが托卵する場合があることが判明している。今回,大型の水槽で共存飼育した両種の繁殖の様子を1993年4-8月に観...
P(論文)茨城県竜ヶ崎市の郊外にある竜ヶ岡で,1982年と1983年の2年間,帯状センサス法によるチョウ相の調査が行われた。得られたデータに基づき,種数,個体数,多様性,優占種,構成種について2ヵ年の...
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1976年6月から1978年5月までの2年間、宮城県女川湾の奥部で主要動物プランクトンの季節変動を調査した。1.合計26種の橈脚類(Copepoda)が同定され、そのうちAcartia clausiが...
Samples were collected at Sasebo Fish-marcket from June 1953 to February 1954. In June, ova-diameter...
三重県志摩半島,浜島沿岸のカジメ藻体における相対生長の季節変化を比較・検討し,次のような結果を得た。 1) カジメの茎長に対する茎部・葉部および個体重量との間には,それぞれの組合せで明瞭な相対生長関係...
これまでに,尾瀬ヶ原から6科24種の水生コウチュウ目と8科14種の水生カメムシ目が記録されている.国内の分布状況から,それらを北方系種,本土部分布種,列島広域分布種に分類したところ,水生コウチュウ目で...