平成17年度から平成20年度までの間に東北大学で実施した化学物質の作業環境測定結果、及び測定時の作業状況・室内環境について第2・第3管理区分と評価された実験室の分析を中心に検討し、大学研究室の環境衛生の現状及び問題点について考察した。本学における作業環境測定結果において、第2・第3管理区分になる事例は例年1~2%程度と、ごく僅かであるが、有機溶剤では、キシレン、クロロホルム、ノルマルヘキサンなど揮発性の高い物質で間欠的な瞬時曝露が問題となって第2・第3管理区分なるケースが認められた。しかし、これらの作業の多くは局所排気装置外で行われており、作業場を局所排気装置下に変更することで良好な作業環境へと改善した。特定化学物質では、ホルムアルデヒドを扱う作業場で第2・第3管理区分となるケースが多く認められたが、解剖学実習室や病理標本を取り扱う作業など、排気設備の大規模な改善を要する事例が多かった。また、いくつかの事例では、薬品瓶や廃液タンクの蓋の開放など測定結果に影響を及ぼす実験室内での環境衛生上の問題を併せて指摘された。 今回の検討では、大学実験室の作業環境の良悪は教員や学生の“作業管理”水準に依存する部分が大きいと考えられたため、教員や学生を対象に環境安全衛生に関する教育を継続的に実施し、研究室ごとの自主的なリスクアセスメントに基づいた環境衛生管理を展開できる様に啓発してゆくことが重要であると思われた
『モニタリングサイト1000』とは、環境省が2003年度に開始した自然環境保全を目的とした調査計画を指す。環境省では、森林のほか、湿原や湖沼、海岸、サンゴ礁など日本列島の多様な生態系について、全国に合...
目的:斜面市街地に住む高齢者を対象に,近隣の坂道への認識が,活動的な移動習慣と関連しているかどうかを検討した。方法:本研究は横断研究であった。神戸市灘区鶴甲地区の1,021 名へ2017 年に質問紙調...
【目的】本研究は、大学生の室内環境整備の実態と意識、および学校教育での教育の実態を明らかにすることを目的としている。【方法】研究方法は、質問紙調査であり調査対象者は、鹿児島県の大学に在籍している大学生...
本研究はオーストラリアの国立公園について、それらの環境資源に対する保全と利用の地域的性格を明らかにしたものである。オーストラリアの国立公園は多様な要素によって性格づけられるが、それらの要素は大きく3つ...
本論文では東京都の国分寺崖線の緑地環境において、緑地保全の主体間の相互関係に注目して緑地保全のメカニズムの比較分析を行った。事例地域で現地調査を行った結果、国分寺崖線における緑地保全は地域によって違い...
平成の大合併が進むなかで、「合併後に周辺部が衰退するのではないか」との声を受け、地域自治組織が制度化された。合併の潮流が終息した現在、合併前から先駆的なまちづくり活動で知られていたところは、合併後に地...
本稿では、小中学校の教師が持つ外国語学習のビリーフの特徴を日本人の大学生と比較しながら考察した。調査内容は、Horwitz(1985, 1987, 1988)が開発したBALLIの中の「外国語学習の難...
[[abstract]]由於無線網路、行動設備及情境感知技術的進步與發展,導致現今各式學習的方式持續改變,其中行動學習與無所不在學習已逐漸被應用於現今的學習活動。因此,在行動通訊技術的發展與行動裝置功...
2008(平成20)年,文部科学省は「大学教育の分野別 質保障の在り方」について日本学術会議に審議を求めた。家政学分野は健康・生活科学委員会において参照基準検討分科会が設置され,2013(平成25)...
1960年代以降、環境問題の顕在化と深刻化により、その対応策として環境政策が展開されてきた。環境政策を進めるために、直接規制、経済的手法、普及・啓発が代表的な手法としてとられてきたが、直接規制や経済的...
publisher奈良世界遺産の保存に関する研究・教育は、特に本学においては、世界遺産コースを取り入れたカリキュラムなどに見られるように、積極的に行われている。当初から全学的な取り組みを目指していたも...
わずか40年ほどの間に、世界のどの国よりも速いスピードで高齢化を迎えたわが国では、老齢人口が総人口の約13%を占めるに至っている。この急速な高齢化の波に対し敏速に対応した施策や整備が望まれるが、実際に...
本稿では、日本語能力を育成する1つの方策として実践したプレゼンテーション活動の遂行過程で学習者(留学生)がどのような学習を行ったかに着目し、日本語学習に果たした役割を考察した。特に教室外でどのような作...
北海道大雪山系では融雪時期の早期化や土壌乾燥化などの影響で,乾燥化の指標種とされているチシマザサ(Sasa kurilensis,以下,ササ)やハイマツ(Pinus pumila)などの低木が分布域を...
現代の日本は“超高齢化社会”と呼ばれ、介護・ 介助に関するリテラシーは不可欠でそれを避けて 通れない状況がある。その中で一方的な思い込み だけの非科学的な介護が、思い掛けない苦痛や身 体的な負担等々...
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