1.この調査は, 沖縄における干ばつの一つの要因としての少雨が, 1年のうちでいつごろ, どの程度の強さで起っているかを統計的に調べたものである。少雨期間の長さは数日程度のものから90日程度のものまでを扱った。なお, この調査のための資料としては, 琉球気象庁が那覇において観測した1891-1968の降雨量の値を使用した。2.この調査によって次のことが明らかになった。(1)夏と秋には, 降水日数は特に著しく少ないわけではないが, 雨の降り方にムラがあり, 時間的配分がよくないために沖縄では特に渇水が起りやすい。(本文中の第1表ないし第3表, 第1図)(2)1週間程度の長さの干天の続く頻度が, 1年を通じてかなり詳しく明らかになった。このような干天の頻度も夏と秋に大きいが, 特に梅雨明けの7月の初めには大きい。しかし, 8月および9月の台風期には干天の頻度が小さくなる。したがって7月にはじまる渇水は中断されて, 8月までには解消されるものが多い。(第2図)(3)かなり長期間(30日ないし90日間)にわたる少雨の頻度は10月-11月に最も大きく, 7月がこれに次ぐ。このことは, 夏に台風が沖縄に接近しなければ, 夏から秋にかけてかなり長期間の干ばつになりやすいことを示す。(第3図)(4)2月から3月にかけては, かなり長期間にわたる少雨の頻度が小さく, 干ばつになるおそれは比較的に少ない。(第3図)(5)沖縄におけるかなり長期間(30日ないし90日間)の干ばつの示数として, 非超過確率雨量, リターンピリオド, および少雨期間との関係が数量的に求められた。(第5表, 第5図)1. This study was made to look into the small rainfal...
近年の気候温暖化により水稲の登熟気温が上昇している。この気温上昇によって白未熟粒の発生が増加し、米粒の品質低下が問題となっている。深水栽培は白未熟粒の発生抑制に有効であるが、効果の大きい水深18cmの...
サトウキビとハイキビの混植条件下における,それぞれの栽植密度の違いによる相互の影響を検討するために以下の実験を行った。実験Iでは,サトウキビ1節苗に対しハイキビ地下茎0,2,4及び8本をポットに混植,...
島尻層泥岩土について室内での締固め試験結果が現場での転圧に適用可能かの問題が残されている。転圧機種, まき出し厚, 転圧回数および含水比の管理など, この島尻層泥岩土に関する現場転圧データが乏しいので...
沖縄県産野菜市場は県内市場と県外市場とからなっている。沖縄県産野菜に対して県外市場側から指摘された問題点の1つは, 出荷量が不安定であることであり, もう1つは, 農協間に出荷野菜の品質に格差があるこ...
この研究は沖縄における気温とパインアップルの栄養生長期における生育との関係を実験により調べ, さらに, その結果と気温に関する気候資料から, 沖縄におけるパインアップルの生育について気温から見た適地性...
この研究は沖縄における気温とパインアップルの栄養生長期における生育との関係を実験により調べ, さらに, その結果と気温に関する気候資料から, 沖縄におけるパインアップルの生育について気温から見た適地性...
この研究は沖縄における気温とパインアップルの栄養生長期における生育との関係を実験により調べ, さらに, その結果と気温に関する気候資料から, 沖縄におけるパインアップルの生育について気温から見た適地性...
本研究では,すでに富栄養化が進行した農業用ため池の水環境の保全・改善に資するための水質予測モデルとして,ワンボックス型低次生態系モデルを構築した.本モデルは,窒素, リン,Chl.a,溶存酸素,COD...
タイ国中部では降雨量の大部分は雨季のみに集中するが, 雨季においてさえ降雨量だけではイネやその他の作物の栽培に必ずしも十分でない場合がある。さらに, 雨季の各月の雨量は年による変動が大きい。これらの原...
一般的に, 日本本土の農業を基準にして沖縄の農業がそれからどれ程ずれているかを見ようとする考え方はかなり強いものがある。これは沖縄農業を温帯農業の「はずれ部分」としてだけ見るいわば単眼的な捉え方と言え...
筆者等は水稲朝日に就て,風速別(8.81~15.5m/sec)並に雨量別(3.9~108.5mm/h)に風害処理を行い,之が水稲の生育特に子実の発育に及ぼす影響を調査し,次の結果を得た. (1)実験は...
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沖縄におけるさとうきび収穫の機械化は, ここ2∿3年来の労賃高騰や労働力不足に対する窮状打開の方法として取られた施策であるが蔗作規模の零細な沖縄糖業において如何なる機種をどの程度導入した方がよ...
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サトウキビとハイキビの混植条件下における,それぞれの栽植密度の違いによる相互の影響を検討するために以下の実験を行った。実験Iでは,サトウキビ1節苗に対しハイキビ地下茎0,2,4及び8本をポットに混植,...
近年の気候温暖化により水稲の登熟気温が上昇している。この気温上昇によって白未熟粒の発生が増加し、米粒の品質低下が問題となっている。深水栽培は白未熟粒の発生抑制に有効であるが、効果の大きい水深18cmの...
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