スギ若齢人工林2林分(無間伐林と間伐林)を対象に,劣勢木の本数割合における変化特性を調べた。無間伐林では,相対幹距15.4%以下では劣勢木の本数割合は急激に高くなり,相対幹距15%で8.4%,相対幹距13%で17.2%,相対幹距11%で31.6%と推定された。一方,間伐林では,相対幹距15.4%以下であっても,相対幹距15%で1.9%,相対幹距13%で1.9%,相対幹距11%で7.7%と,無間伐林に比べて顕著に低かった。The changes in the number ratio of overtopped trees over 17 years were investigated in an unthinned and a thinned plantation of young Sugi (Cryptomeria japonica D. Don). The number ratio of overtopped trees in the unthinned plantaiton increased with a decreasing relative spacing index of (Sr)≦15.4%, and was estimated to be 8.4% in Sr=15%, 17.2% in Sr=13% and 31.6% in Sr=11%. In contrast, the number ratio of overtopped trees in the thinned plantation was estimated to be 1.9% in Sr=15%, 1.9% in Sr=13% and 7.7% in Sr=11%, and was much ...
沖縄産スギ材の仮道管長は福岡産スギ材より短かい傾向にあったので, 9年生幼令木の樹幹と同木につく全枝の2年生枝の各年輪における晩材仮道管長を測定した。母樹の最下端部の2年輪目は2.00mmであったが,...
This project is coporated with 3 universities and 1 high school in Kyushu and 1 university in Shikok...
22年生林分において, 本数率34%の機械的間伐を行った。林床相対照度の変化を調べ, 林分構成因子と結びつけ二, 三の検討を行った。1)樹冠下の幹による遮光率を推定する方法を示した。本林分における推定...
I はじめに II 試験の方法 III 結果および考察 IV 摘要 参考文献 Resume1.模型林分Iについて1)特に塊植の6本植の高密度区を除いて,単植と塊植の単位面積当りの地上生重量には差はあま...
この報告は植栽後13年以上経過したスギ巣植林の生長についてしらべたものである。 1) 生存率については1本植と巣植の間に差は認められなかった。 2) 巣植木は一般に形状比が高く,とくに巣間隔がせま...
本研究では,岩手県におけるスギ若齢人工林を対象に,無間伐試験地の長期観測データを活用して,過密な人工林の込み具合を適確に評価する,簡便な密度管理指標を検討した。密度管理指標として相対幹距,収量比数,林...
スギ人工林を対象に,下層木本の種多様性を高める要因としてどれがより強く影響している のかを明らかにするために,調査を行った。林相の異なる50林分を対象に,分類回帰樹木 (CART) を用いて影響する要...
周辺林分や林地生産力の違いが下層木本の組成・サイズに及ぼす影響を明らかにすることを目的とし,スギ人工林を対象に調査をおこなった。林地生産力の指標である地位指数と侵入した広葉樹の本数密度との間には負の相...
Three-old seedlings derived from seeds collected from individual tree across Japan and local one as ...
日本の最も主要な造林樹種であるスギに関しては,これまでにも多くの研究が行われてきた。しかし,環境条件に対するスギ造林木の反応などの生理特性に関しては,主に苗木を用いた実験によるものであって,個体サイズ...
これまでの人工林施業では皆伐方式が一般的であったが,近年,経営目標に応じた多様な施業が求められ,複層林の造成が検討されるようになってきた。他方,針葉樹人工林の成長に関しては多くの研究が行われてきた。し...
鹿児島県の白鹿岳に設定されている間伐試験地での20年間(林齢が70年から90年)の調査結果から,スギ高齢林における間伐効果について分析を行った.間伐は相対幹距比を用いて,弱度,中度,強度をそれぞれ,1...
We investigated the variation in the diameter increment of lower stratum trees in a dense plantation...
10年生および11年生の幼齢林と68年生の高齢林において, 樹冠内で起こる光減衰の程度を表わす光減衰係数を算定した。光減衰係数は, どの林分でも入射角が50°以上になると著しく増大し, 両者の関係は双...
スギ人工林で起こる光減衰に対し, 樹冠や林冠の構造を考慮して解析する方法を示し, 68年生の高齢林に適用してみた。(1)林分上から林床に向かう光線は, 各樹冠を通過する距離と各樹冠における全器官面積密...
沖縄産スギ材の仮道管長は福岡産スギ材より短かい傾向にあったので, 9年生幼令木の樹幹と同木につく全枝の2年生枝の各年輪における晩材仮道管長を測定した。母樹の最下端部の2年輪目は2.00mmであったが,...
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I はじめに II 試験の方法 III 結果および考察 IV 摘要 参考文献 Resume1.模型林分Iについて1)特に塊植の6本植の高密度区を除いて,単植と塊植の単位面積当りの地上生重量には差はあま...
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