本稿は、新学習指導要領で新しく設けられた[共通事項](小学校5・6学年)に記されている「奥行き」に着目し、小学校6年生の描いた「校内の風景」の授業実践から、その「奥行き」の理解について考察したものである。対象とする作品は6年生3クラス分で、117名分を資料とする。その結果、ほとんどの子どもたちは「奥行き」について感じ取っており、モチーフとして選んだ場所や物から多様な長さの奥行き感を見出した。その表現の仕方については、中学校で学ぶ一点透視図法だけではなく、空気遠近法、色彩の対比による遠近感が感覚的に捉えられている。本実践では、自分の見た奥行きについてよく理解され、表現されていると判断される作品は71点で、全体の約6割を占める。それに対して約4割の児童については、その奥行きを十分感じていても表現しきれていない実態が明らかになった。また、奥行きに関する描写力にかなりの幅があることも確認された
本研究は,中学校時代に受け取った通知票において総合的な学習の時間の評価に関してどのような記載がなされていたかを提供者より承諾を得た上で収集し公開していくとともに,評価の文言として記載されていた内容を調...
本研究は,昨年度の「小中連携を意識した学習指導」からの課題を踏まえ,実際のコミュニケーション場面に向かうまでの学習過程を見直したものである。小学校では,留学生との交流を単元後の活動として設定した。更な...
本研究は,小学校から中学校入門期に於ける系統的な学習指導の在り方や,中学校卒業時を見通した上での思考力・判断力・表現力の育成を目指した学習カリキュラムの開発を研究したものである。今年度は主に,小学校と...
「問題解決的な学習」が提唱され、各地の小学校で授業が実践されている。書籍や雑誌にも数多くの授業が報告されているが、問題解決的な学習に基づく全ての授業が社会科としての目標を達成できているかと言うと、それ...
本研究では,大学生117名を対象に小学校から高校までの学級内の人間関係を回想させた上で,グループ間における非公式なステイタスの序列として定義される「スクールカースト」が,(1)各学校段階でどの程度あっ...
本稿の目的は,学校段階の初期に位置する小学校において,子どもの人格形成と学力形成の様相について考察し,日々の教育実践における教育内容編成に貢献できる知見を得ることである.具体的には,小学校5・6年生を...
いわゆる「一年生プロブレム」などをきっかけにして、幼・小連携への実践的取り組みに対する関心が高まっている。より実りある連携を推進するには、従来のようなイベント的な交流に終ることなく、教育内容や指導方法...
埼玉県越谷市本研究の目的は,小学校におけるキャリア教育の現状とその課題を明らかにした上で,これを効果的に実践するための方法を検討することにある.小学校でキャリア教育を行う場合,その目標を達成した児童の...
7歳から9歳の子どもたちの人物表現が、どんな素因によって、様式的再現から意図的表現へと高まっていくのか、いくつかの事例によって研究した。その結果、視覚的リアリズム期を迎える以前の子どもたちの人物表現に...
本研究は,小学5年生を対象に帰属スタイルがレジリエンスにどのような影響を及ぼすかを検討した。 レジリエンスは,未来志向,興味関心,感情調整の下位尺度からなる小学生用レジリエンス尺度を使用した。困難場面...
本稿では,小・中学校における特別支援教育の現状において,学校規模に着目し,質問紙調査およびインタビュー調査を実施し,学校規模ごとの長所や課題を検討した。その結果,以下のことが示唆された。小規模校の長所...
子どもたちは,学校生活の中で他者との密接な,そして複雑な関係の中で成長をしていく。しかし近年,他者関係が子どもたちのストレッサーの1つであることや,自他への肯定感の低下もしくは欠如が現代の子どもたちの...
本考察は、柴田学園大学短期大学部保育科に新たに集った幼稚園教育要領5領域の担当者が、これまでの異なるバックグランドから、幼小連携の問題について取り組んだものである。幼稚園から小学校へと移行する中で、「...
「数学的な考え方」の育成は算数の学習指導では長年の課題となっている。そこで,先行研究を基に小学校教員の立場を考慮して「数学的な考え方」を捉え直すこととした。その結果,「数学的な考え方」を「『もっと簡潔...
P(論文)本稿では、小学校6年生レベルでの英語活動における年間計画の計画を立てる際のさまざまな問題を取り上げる。まず、学習者のニーズを考慮することが重要である。小学6年生という段階ではまだ自分のニーズ...
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