第43次隊は総勢60名で構成され,このうち夏隊は20名,越冬隊は40名であった.ほかに夏隊同行者として7名が参加した.南極観測船「しらせ」は,2001年11月14日に晴海埠頭を出港,観測隊本隊は11月28日に航空機で成田を出発し,西オーストラリアのフリーマントルで「しらせ」に乗船した.「しらせ」は12月3日に同地を出発し,海洋観測を実施しつつ12月14日に氷縁へ到着した.12月18日に昭和基地第一便が飛び,12月23日に昭和基地に接岸して氷上輸送,その後の本格輸送が開始された.2002年2月12日の最終便までの間に,第43次越冬成立に必要な物資の輸送と越冬隊員の交代を滞りなく完遂した.また,観測隊ヘリコプターは12月23日に「しらせ」から昭和基地へ移動し,その後2002年2月3日まで氷床内陸域も含めた観測支援作業に従事した.人工地震の観測では内陸に雪上車行動を展開したが,適宜ヘリコプターを利用し空路支援した.基地作業では,昭和基地内の多くの地域で土木・建築作業,基地設備の更新などが行われた.なお,夏隊員のうち4 名は専用観測船「タンガロア号」を利用した観測を実施し,国内出発から帰国まで完全に別行動であった.The activities in the 2001-2002 austral summer of the 43rd Japanese Antarctic Research Expedition (JARE-43) are reported. JARE-43 consisted of 60 personnel including 20 summer and 40 wintering personnel. In addition, 7 observers joined the...
日本南極地域観測隊(JARE)による長期モニタリング観測の一環として40 年以上に渡り継続して実施している,NORPAC ネットによる動物プランクトン標本の湿重量値の再評価を行った.これまで報告されて...
第43次日本南極地域観測隊越冬隊において,昭和基地の観測棟で35 年間使用された構造ガスケットの硬さ試験を行った.新品の構造ガスケットを用いて硬さ試験を行い,その結果を初期値とした.紫外線が多く当たる...
昭和基地南方の二つの露岩域(ラングホブデ雪鳥沢・スカルブスネスきざはし浜)に自動気象観測装置を設置し,2010年から気象データの連続観測を開始した.2010-2011年の2年間の気象データの日平均値を...
第50次日本南極地域観測隊越冬隊(第50次越冬隊)は28名で構成され,南極地域観測第VII期4か年計画の3年次として越冬観測を実施した.2009年1月29日に第49次越冬隊から昭和基地の運営を引き継ぎ...
第46 次日本南極地域観測越冬隊は37 名で構成され,全員が昭和基地で越冬した.2005 年2 月1 日から1 年間,第45 次越冬隊より基地運営を引き継ぎ,第VI期5 か年計画の4 年次にあたる観測...
第52次日本南極地域観測隊越冬隊は,第Ⅷ期6か年計画の初年度を担う隊として,2011年2月1日に第51次日本南極地域観測隊越冬隊から昭和基地の運営を引き継いだ. 越冬期間中は,2011年2-5月,20...
本編は第46次南極地域観測隊夏隊行動の概要報告である.観測隊は総勢62名で構成され,このうち越冬隊は37名,夏隊は25名であった.他に夏隊に3名が同行者として参加した.2004年11月14日,観測船「...
この報告は第45次南極地域観測隊気象部門が,2004年2月1日から2005年1月31日まで昭和基地において行った気象観測結果をまとめたものである.観測方法,測器,統計方法等は第44次隊とほぼ同様である...
日本南極地域観測隊では「しらせ」船上での重力測定を実施しているが,重力計のドリフトやオフセットにばらつきがあることから,小西ほか(2006)では,第46次隊までのデータについて,衛星高度計データによる...
第51 次日本南極地域観測越冬隊28 名は,2010 年2 月1 日から翌2011年1 月31 日までの1 年間,昭和基地で越冬し,第VII期5 か年計画最終年次の観測・設営計画を遂行した.越冬観測で...
第58/59 次日本南極地域観測隊(JARE-58/59)の活動の一部として,2017—2018 の夏期に,宗谷海岸エリアにおいて凍結した湖面/ 海面上からの湖底・海底堆積物の掘削を行った.本調査チー...
2017 年より国内での利用が始まった920 MHz 帯小電力無線システム用の電波を活用し,昭和基地における観測機器のデータ収集を始めとした基地インフラの監視を実現することを目的として,第61 次南極...
太陽は地球よりも千倍以上速く磁極を反転する磁変星なので,大規模現象を記述するために,緯度にhelioGRAPHIC,経度にhelioMAGNETIC という折衷型座標系を適用した.地磁気嵐はその発生の...
第41次南極地域観測越冬隊(第41次越冬隊)は40名で構成され,全員が昭和基地で越冬し,所期の観測をほぼ実施して2001年3月28日,全員無事帰国した.2000年2月1日,第40次越冬隊より基地運営を...
第49次南極地域観測隊夏期行動の概要を報告する.第49次隊は総勢59名で構成され,このうち越冬隊は29名,夏隊は30名であった.他に,夏隊に同行者として8名が参加した.観測船「しらせ」は2007年11...
日本南極地域観測隊(JARE)による長期モニタリング観測の一環として40 年以上に渡り継続して実施している,NORPAC ネットによる動物プランクトン標本の湿重量値の再評価を行った.これまで報告されて...
第43次日本南極地域観測隊越冬隊において,昭和基地の観測棟で35 年間使用された構造ガスケットの硬さ試験を行った.新品の構造ガスケットを用いて硬さ試験を行い,その結果を初期値とした.紫外線が多く当たる...
昭和基地南方の二つの露岩域(ラングホブデ雪鳥沢・スカルブスネスきざはし浜)に自動気象観測装置を設置し,2010年から気象データの連続観測を開始した.2010-2011年の2年間の気象データの日平均値を...
第50次日本南極地域観測隊越冬隊(第50次越冬隊)は28名で構成され,南極地域観測第VII期4か年計画の3年次として越冬観測を実施した.2009年1月29日に第49次越冬隊から昭和基地の運営を引き継ぎ...
第46 次日本南極地域観測越冬隊は37 名で構成され,全員が昭和基地で越冬した.2005 年2 月1 日から1 年間,第45 次越冬隊より基地運営を引き継ぎ,第VI期5 か年計画の4 年次にあたる観測...
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この報告は第45次南極地域観測隊気象部門が,2004年2月1日から2005年1月31日まで昭和基地において行った気象観測結果をまとめたものである.観測方法,測器,統計方法等は第44次隊とほぼ同様である...
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第51 次日本南極地域観測越冬隊28 名は,2010 年2 月1 日から翌2011年1 月31 日までの1 年間,昭和基地で越冬し,第VII期5 か年計画最終年次の観測・設営計画を遂行した.越冬観測で...
第58/59 次日本南極地域観測隊(JARE-58/59)の活動の一部として,2017—2018 の夏期に,宗谷海岸エリアにおいて凍結した湖面/ 海面上からの湖底・海底堆積物の掘削を行った.本調査チー...
2017 年より国内での利用が始まった920 MHz 帯小電力無線システム用の電波を活用し,昭和基地における観測機器のデータ収集を始めとした基地インフラの監視を実現することを目的として,第61 次南極...
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第41次南極地域観測越冬隊(第41次越冬隊)は40名で構成され,全員が昭和基地で越冬し,所期の観測をほぼ実施して2001年3月28日,全員無事帰国した.2000年2月1日,第40次越冬隊より基地運営を...
第49次南極地域観測隊夏期行動の概要を報告する.第49次隊は総勢59名で構成され,このうち越冬隊は29名,夏隊は30名であった.他に,夏隊に同行者として8名が参加した.観測船「しらせ」は2007年11...
日本南極地域観測隊(JARE)による長期モニタリング観測の一環として40 年以上に渡り継続して実施している,NORPAC ネットによる動物プランクトン標本の湿重量値の再評価を行った.これまで報告されて...
第43次日本南極地域観測隊越冬隊において,昭和基地の観測棟で35 年間使用された構造ガスケットの硬さ試験を行った.新品の構造ガスケットを用いて硬さ試験を行い,その結果を初期値とした.紫外線が多く当たる...
昭和基地南方の二つの露岩域(ラングホブデ雪鳥沢・スカルブスネスきざはし浜)に自動気象観測装置を設置し,2010年から気象データの連続観測を開始した.2010-2011年の2年間の気象データの日平均値を...