以上の刺針法による植栽地, 低温ビニール室の実験結果から1)沖縄産スギ材は, 3月初旬から早材形成が始まり, 6月末の梅雨明けまで継続される。2)梅雨明けより気温も上昇するため, 7月から晩材形成が始まる。3)8,9月も高気温が続くため, 成木, 幼令木とも晩材形成が継続される。4)10月より気温低下が始まり, 実生幼令木のヤナセ, ヤクは早材形成となるが, 地スギの幼令, 成木, 実生成木は晩材形成が継続される。5)11月から日照時間も短かくなり, 気温も下降するため, これまでの晩材細胞より小径の, 厚膜の細胞が形成され, 12月末まで続き, 休眠期に入る。6)1,2月は休眠期となる。7)細胞数は早晩材共約同数に近いが, その巾は早材部が広く, 晩材が占める面積割合(晩材率)は, 40∿50%となって, 内地産スギ材より高い値を示している。8)晩材形成の主要因は, 30℃前後の高温が続く7,8,9月と, 日照時間が短くなり, 気温も低下する11,12月の異なった二つの要因と考えられる。9)10月の気温は, 4,5月の気温に近いため, 春材形成となると考えられるが, 地スギ幼, 成木, 実生成木は晩材形成を継続する。それらの要因については, 今後の課題としたい。The seasonal patterns of late wood in Sugi which grew in Okinawa were studied by pin marking method. 1) From early in March to the end of June, the early wood were formed. 2) At July, August, September were...
この研究はスギ肥培木の材質に関する研究の一部であるが,材質の基礎的要索である年輪構造について細胞構造の上から肥培木と無施肥木を対比して検討したものである.(1)測定の方法は各供試木の胸高(1.2m)か...
本稿では, タイワンハンノキおよびモクマオウの原料材(パルプ材)としての利用率を材積および重量の両面から検討するとともに規格法によるパルプ材材積と実材積(スマリアン法)の比較を試みた。その結果をまとめ...
本稿では, タイワンハンノキおよびモクマオウの原料材(パルプ材)としての利用率を材積および重量の両面から検討するとともに規格法によるパルプ材材積と実材積(スマリアン法)の比較を試みた。その結果をまとめ...
沖縄産スギ材の強度的性質を明らかにするために, 地スギ, 実生スギを対象に, 縦圧縮試験と曲げ試験を行った。1.圧縮強さおよび曲げ破壊係数は地スギ, 実生スギとも樹令の増加とともに, 髄から10年輪目...
沖縄産スギ材の強度的性質を明らかにするために, 地スギ, 実生スギを対象に, 縦圧縮試験と曲げ試験を行った。1.圧縮強さおよび曲げ破壊係数は地スギ, 実生スギとも樹令の増加とともに, 髄から10年輪目...
亜熱帯地域に属する沖縄に300年前よりさし木法によって受け継がれたといわれる, いわゆる地スギが北部山奥へ小面積ながら残っている。その地スギ3本を採取し, その幹材の理学的性質を明らかにすることにより...
リュウキュウマツ幼令林の生長パターンおよび環境の異なる箇所における生長のちがいなどを知るために本調査を実施した。試験地は琉球大学与那演習林内にあって, 風衝地および抱護樹帯内側の2箇所に調査区を設置し...
リュウキュウマツ幼令林の生長パターンおよび環境の異なる箇所における生長のちがいなどを知るために本調査を実施した。試験地は琉球大学与那演習林内にあって, 風衝地および抱護樹帯内側の2箇所に調査区を設置し...
1.本研究は, 人工下種によるリュウキュウマツ造林地において, 施業法を異にすることにより, 林木の材積生長, 形質生長などにどのような影響をおよぼすかということを継続して調査する目的で8つのプロット...
1.本研究は, 人工下種によるリュウキュウマツ造林地において, 施業法を異にすることにより, 林木の材積生長, 形質生長などにどのような影響をおよぼすかということを継続して調査する目的で8つのプロット...
沖縄のような亜熱帯のスギの材質を明らかにするためには温度の影響を調べる必要がある。このため温度と海抜高が密接な関係にあることから, 熱帯から温帯への垂直的森林分布に恵まれた台湾阿里山地域の海抜高の異な...
この研究はスギ肥培木の材質に関する研究の一部であるが,材質の基礎的要索である年輪構造について細胞構造の上から肥培木と無施肥木を対比して検討したものである.(1)測定の方法は各供試木の胸高(1.2m)か...
沖縄のような亜熱帯のスギの材質を明らかにするためには温度の影響を調べる必要がある。このため温度と海抜高が密接な関係にあることから, 熱帯から温帯への垂直的森林分布に恵まれた台湾阿里山地域の海抜高の異な...
沖縄のような亜熱帯のスギの材質を明らかにするためには温度の影響を調べる必要がある。このため温度と海抜高が密接な関係にあることから, 熱帯から温帯への垂直的森林分布に恵まれた台湾阿里山地域の海抜高の異な...
この研究はスギ肥培木の材質に関する研究の一部であるが,材質の基礎的要索である年輪構造について細胞構造の上から肥培木と無施肥木を対比して検討したものである.(1)測定の方法は各供試木の胸高(1.2m)か...
この研究はスギ肥培木の材質に関する研究の一部であるが,材質の基礎的要索である年輪構造について細胞構造の上から肥培木と無施肥木を対比して検討したものである.(1)測定の方法は各供試木の胸高(1.2m)か...
本稿では, タイワンハンノキおよびモクマオウの原料材(パルプ材)としての利用率を材積および重量の両面から検討するとともに規格法によるパルプ材材積と実材積(スマリアン法)の比較を試みた。その結果をまとめ...
本稿では, タイワンハンノキおよびモクマオウの原料材(パルプ材)としての利用率を材積および重量の両面から検討するとともに規格法によるパルプ材材積と実材積(スマリアン法)の比較を試みた。その結果をまとめ...
沖縄産スギ材の強度的性質を明らかにするために, 地スギ, 実生スギを対象に, 縦圧縮試験と曲げ試験を行った。1.圧縮強さおよび曲げ破壊係数は地スギ, 実生スギとも樹令の増加とともに, 髄から10年輪目...
沖縄産スギ材の強度的性質を明らかにするために, 地スギ, 実生スギを対象に, 縦圧縮試験と曲げ試験を行った。1.圧縮強さおよび曲げ破壊係数は地スギ, 実生スギとも樹令の増加とともに, 髄から10年輪目...
亜熱帯地域に属する沖縄に300年前よりさし木法によって受け継がれたといわれる, いわゆる地スギが北部山奥へ小面積ながら残っている。その地スギ3本を採取し, その幹材の理学的性質を明らかにすることにより...
リュウキュウマツ幼令林の生長パターンおよび環境の異なる箇所における生長のちがいなどを知るために本調査を実施した。試験地は琉球大学与那演習林内にあって, 風衝地および抱護樹帯内側の2箇所に調査区を設置し...
リュウキュウマツ幼令林の生長パターンおよび環境の異なる箇所における生長のちがいなどを知るために本調査を実施した。試験地は琉球大学与那演習林内にあって, 風衝地および抱護樹帯内側の2箇所に調査区を設置し...
1.本研究は, 人工下種によるリュウキュウマツ造林地において, 施業法を異にすることにより, 林木の材積生長, 形質生長などにどのような影響をおよぼすかということを継続して調査する目的で8つのプロット...
1.本研究は, 人工下種によるリュウキュウマツ造林地において, 施業法を異にすることにより, 林木の材積生長, 形質生長などにどのような影響をおよぼすかということを継続して調査する目的で8つのプロット...
沖縄のような亜熱帯のスギの材質を明らかにするためには温度の影響を調べる必要がある。このため温度と海抜高が密接な関係にあることから, 熱帯から温帯への垂直的森林分布に恵まれた台湾阿里山地域の海抜高の異な...
この研究はスギ肥培木の材質に関する研究の一部であるが,材質の基礎的要索である年輪構造について細胞構造の上から肥培木と無施肥木を対比して検討したものである.(1)測定の方法は各供試木の胸高(1.2m)か...
沖縄のような亜熱帯のスギの材質を明らかにするためには温度の影響を調べる必要がある。このため温度と海抜高が密接な関係にあることから, 熱帯から温帯への垂直的森林分布に恵まれた台湾阿里山地域の海抜高の異な...
沖縄のような亜熱帯のスギの材質を明らかにするためには温度の影響を調べる必要がある。このため温度と海抜高が密接な関係にあることから, 熱帯から温帯への垂直的森林分布に恵まれた台湾阿里山地域の海抜高の異な...
この研究はスギ肥培木の材質に関する研究の一部であるが,材質の基礎的要索である年輪構造について細胞構造の上から肥培木と無施肥木を対比して検討したものである.(1)測定の方法は各供試木の胸高(1.2m)か...
この研究はスギ肥培木の材質に関する研究の一部であるが,材質の基礎的要索である年輪構造について細胞構造の上から肥培木と無施肥木を対比して検討したものである.(1)測定の方法は各供試木の胸高(1.2m)か...
本稿では, タイワンハンノキおよびモクマオウの原料材(パルプ材)としての利用率を材積および重量の両面から検討するとともに規格法によるパルプ材材積と実材積(スマリアン法)の比較を試みた。その結果をまとめ...
本稿では, タイワンハンノキおよびモクマオウの原料材(パルプ材)としての利用率を材積および重量の両面から検討するとともに規格法によるパルプ材材積と実材積(スマリアン法)の比較を試みた。その結果をまとめ...