生徒が科学的に探究するために必要な指導の工夫や授業づくりの考案につなげるために,沖縄島中南部に所在するA中学校に2019 年度(平成31・令和元年度)に在籍していた生徒の科学的に探究する能力に関する実態や傾向を把握した。生徒の実態の特徴として,疑問に思った時は仮説を立てようと意識している生徒は多いが,すぐには仮説を思いつけない生徒が多い。また,他者の仮説や考えを理解することの大切さを感じているものの,自分の立てた仮説に自信がない生徒が多く存在していた。生徒の多くは仮説を確かめるための実験方法を提案しているとは強く思っていない。探究の過程のうち「検証計画の立案」について,仮説の根拠,大まかな検証計画,検証した結果の予測を記述しようとする意識は低い。検証計画を立案する際の独立変数の値を設定する能力の多くの生徒の実態として,独立変数の個数設定根拠が不明確で,0に設定した時の実験を考えていないが実現可能な形で設定していた。この結果を踏まえて,「生徒から引き出したい問いが,生徒が解決を目指す疑問の答えと正対するものであること」,「生徒の生活経験を整理すること」,「既習事項,学習のつながりを整理すること」の関係性を簡単に整理することを狙ったワークシートを試作した
軽度発達障害者は対人関係を苦手とする障害ゆえに他者との関係性に基づいたトラブルが生じてくることが多くある。たとえば、高機能自閉症の子どもの場合は他者の側にたって物事を考えることの困難さにより一方的な自...
「健康な子とは?」という刺激語に対する連想語を教師に対する予備調査で収集し、それをKJ法に準じた形で整理し「児童の健康自己概念調査票」を作成した。そして児童を対象とした健康自己概念に関する調査を実施し...
本研究では,小学生751名を対象に児童の学級担任に対する安心感の程度を測定する「安心感」尺度を作成し質問紙調査を行った。その結果,尺度項目の因子分析の結果から, 「見守られ感」,「ポジティブ感情誘発」...
中学生によりよい理科の学習環境を提供するために,2018(平成 30) 年に実施された全国学カ・学習状況調壺の中学校理科の問題を,琉球大学に在籍している中学校理科教員志望学生に解答させた。解答した46...
琉球大学教育学部附属中学校の最近の課題として「生徒の学習意欲の低下」がある。これを解決する一つの手段として、「能動的自己評価(Active Self-Evaluation, ASE)」を導入し、生徒の...
海外留学には、異文化の中で人間関係を構築していく異文化間能力が必要不可欠であり、また言語を通じた異文化交流の促進を目的とする外国語教育においても重要な課題となっている。本研究では、外国人留学生が必要と...
教職実践演習の一環として,社会教育施設が中学生を対象に実施する科学体験学習と連携した取り組みを行った。さらに,同実践を通した履修学生の教員として最小限必要な資質能力達成度の評価方法を検討するため,履修...
沖縄県内の公立の複式学級設置小学校に対して、 (1)理科教育課程の編成と順序性・系統性が重要な単元での授業実践について (2)理科指導の際に、教員が教えにくい、児童が理解しにくいと考えられる内容につい...
作問授業は,主に算数・数学科において研究がなされ,理科において導入された研究は数少ないのが現状である。中学校及び小学校理科における作問授業に関わる国内の先行研究では,特定の場面を設定し,学習した科学的...
埼玉県越谷市幼児期の体力向上及び運動(遊び)の習慣化には、幼児を取りまく家庭や教育環境の人的・物的環境要因の果たす役割は大きく、めざましい発達をとげる基本的動作の習得においては、保護者及び指導者による...
新中学校学習指導要領では,理科の指導においてもその特質に応じて,道徳について適切に指導する必要があり,道徳教育の要としての特別の教科である道徳科の指導との関連を考慮する必要があることが示されている。こ...
次期学習指導要領では,教育内容としてのコンテンツの上位に目指すべき資質・能力としてのコンピテンシーを掲げる教育課程の構造を示している。中でも「アクティブ・ラーニング」は,資質・能力の目標を達成するため...
筆者ら(2014)の調査結果から、小学校1年生時において心の理論の未獲得な児童に支援の必要性が高いことが明らかになった。そこで、本研究では、対象となった児童が2年生になった時点での心の理論の獲得につい...
2014 年 10 月,中央教育審議会が「道徳に係る教育課程の改善等について」を答申し,小・中学校において「特別の教科 道徳」の新設が決定された。これをうけて,2015 年 3 月には学習指導要領が一...
調査1では、学校内における校内支援体制の進展及び課題を明らかにするため、沖縄県の公立学校及び特別支援学校のコーディネーターを対象に悉皆調査を行なった。その結果、「校内委員会の設置」といったいわゆる支援...
軽度発達障害者は対人関係を苦手とする障害ゆえに他者との関係性に基づいたトラブルが生じてくることが多くある。たとえば、高機能自閉症の子どもの場合は他者の側にたって物事を考えることの困難さにより一方的な自...
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本研究では,小学生751名を対象に児童の学級担任に対する安心感の程度を測定する「安心感」尺度を作成し質問紙調査を行った。その結果,尺度項目の因子分析の結果から, 「見守られ感」,「ポジティブ感情誘発」...
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