本研究の目的は,注意焦点化法による両耳分離聴検査を幼児に実施し,注意焦点化法が幼児に適用できるかどうかについて検討することである。48名の右利きの幼児(年少児男女各12名,平均4歳9か月;年長児男女各12名,平均6歳6か月)に,注意焦点化法による両耳分離聴実験を実施した。すなわち,被験児は,注意を向けるように指示された方の耳に呈示された刺激だけを報告した。実験の結果,右耳に注意を向け右耳の刺激だけを聞き取る右耳注意条件の成績が,左耳に注意を向け左耳の刺激だけを聞き取る左耳注意条件の成績よりもよいという右耳優位性を認めることができなかった。したがって,本実験で実施した動物名を刺激とした注意焦点化法は,両耳分離聴検査として,幼児に適切でないと考えられる
本研究の目的は、一般の中にどの程度虐待相当行為が行われ、世代間伝達現象がみられるのかを知ること、そして虐待相当行為に影響を与える要因として世代間伝達現象と夫婦関係について検討した。研究Iでは、幼稚園・...
日本で報告されている幼児対象の科学教育は自然体験や観察などの生物分野の内容が多く,我々の知る限りでは,物理・化学分野での実践であると定義できる事例は少ない。海外では体系的な実践が報告されているが,日本...
幼児と成人を対象に, 言語作動記憶スパンテスト, 視空間作動記憶スパンテスト, 文章理解テストを実施した。その結果, 成人では, 具体的描写が無い場合に視空間作動記憶の大きさが理解を促進した。対して幼...
本研究の目的は,両耳分離モニタリング課題による両耳分離聴検査を幼児に実施し,両耳分離モニタリング課題が幼児に適用できるかどうかについて検討することである。40名の右利きの幼児(年少児男女各10名,平均...
前述の測定結果から直ちに気温や天候不順が運動能力に与える影響を割り出すことは多少無理があるけれども,日日に進歩し発達を続けていると思われる幼児の運動能力が,この期間に停滞していることは,その能力を養う...
本研究は, 実際には起こりえない現象についての因果推論に呪文が与える影響を検討することを目的とし, 3~5歳児に一般的な因果理解と魔術的な事柄に対する信念を尋ねる質問調査と, 箱の中に入れたものが消え...
研究概要:本研究では,同一個体群を複数年にわたって継続的に調査すること(縦断的調査)を通じ,ワーキングメモリ容量が発達することで特定の言語表現の理解の発達が促されるという因果関係の有無を明らかにするこ...
本研究は, 実際には起こりえない現象についての因果推論に呪文が与える影響を検討することを目的とし, 3~5歳児に一般的な因果理解と魔術的な事柄に対する信念を尋ねる質問調査と, 箱の中に入れたものが消え...
本研究では,幼児の分配行動に及ぼす被分配者の努力・能力要因の影響を検討した。2名の被分配者に対する第三者的立場からの報酬分配について,低貢献者の努力と能力の要因を実験的に操作して検討を行った。その結果...
本研究の目的は, 幼児の身体的攻撃的行動に影響を及ぼす要因について検討することとし, 要因として, 敵意帰属, 衝動統制, 怒りを挙げた。研究対象児は, 保育園の年長児81名であり, 保育園でのフィー...
幼児の自他の心的状態の理解を検討する方法として,これまで誤信念課題が多く使われてきたが,仮想場面を提示してその登場人物の心的状態の理解を求める形式であるため,リアリティがなく,幼児には正確な推測が困難...
金沢大学教育学部附属高等学校国語科今,従来の知識注入型一律教育から,自ら課題を見つけ,自ら主体的に学ぶ資質・能力の育成といった方向への,大きなパラダイムの転換が求められている。また平成14年度からは本...
小児歯科保健指導を受けた小児患者を対象に齲蝕罹患状態と食生活について、初診時の口腔診査資料及び栄養指導の資料により1日の生活習慣、食品摂取量及び栄養摂取量を評定し、次の様な結果を得た。 1) 生活習慣...
本研究では,幼児期から児童期における向社会的行動を行う動機の発達に着目し,実証的な検討を行っている先行研究をレヴューした上で,その問題点を検討するために2つの予備的研究を行った。研究1では,幼児の日常...
本研究では,幼児の自由な集団編成に及ぼす仲間からの人気度と社会的行動特徴の影響を検討するために,保育園における整列場面(幼児が自由に2人組あるいは3人組を編成する場面)の観察と,人気度及び社会的行動特...
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