共通一次,センター試験で,これまで得点調整が社会的問題になったことが2度あった.1度目は共通一次最後の年で,理科に著しい得点差が生じた際に得点調整を行ったことにより社会的批判を浴びた.2度目の平成9年度のセンター試験では,数学に約22点の平均点差が生じたにも関わらず得点調整を行わなかったとして責められた.その年度に,大学入試センター試験では,公平性の観点から,選択科目問に20点以上の平均点差が生じた場合には,平均点差が15点に収まるように得点調整することを公表した.本稿では,1つの共通科目と2つの選択科目から1科目を選択する入学試験モデルについて,合否入替りによる得点調整方法の評価を行った.その結果は,素点平均点差が23.8点ある場合に,平均点差を15点に得点調整する場合と0点に調整する場合とを比較すると,前者の合否入替り数は後者のそれのおよそ3分の1であった
本研究は,大学新入生の大学適応や心理的成長を促進する授業プログラムを構築・実施し,新入生の心理的側面や大学適応感への効果を検討した。その結果,3ヶ月間で他者への不信や大学生活不安が増大したが,一方で授...
雑誌掲載版平成13年9月下旬から約4ヵ月間,麻疹が流行し,妊娠検診を受けていた4名が発症した.麻疹流行の状況,妊婦麻疹感染予防対策の概要を報告した.流行時,約300名の妊婦の麻疹罹患とワクチン接種歴を...
大学新入生は,環境が大きく変化する時期であり,新生活への不安や悩みを抱え,抑うつを呈する学生もみられ,うつ傾向の高さが指摘されている。大学メンタルヘルスにおいては,入学時からのメンタルヘルス対策が必要...
本研究の目的は,援助要請不安,援助要請期待,悩みの程度および援助要請意図の関連を共分散構造分析を用いて,定量的・構造的に明らかにすることであった。悩みの存在が,援助要請不安および援助要請期待に影響を及...
本研究では親子関係の多様化を考える上での一つの手がかりを見出すため, 大学生の親に対する態度・行動とアイデンティティ, 対人態度の関連性を分析し, その性差を検討することを目的とした。対象者は大学生1...
本研究では,大学生のゆとり感,ユーモア態度,生活習慣,セルフエステイームを調査し,相互の関連を追究した結果,以下に示す知見を得た。ゆとり感の因子分析では「将来への見通し」,「余暇時間」,「仲間関係」,...
旭川医大整形外科同門を対象とした大腿骨頚部・転子部骨折の診断,治療につきアンケート調査を行った.その結果のうち術前牽引,荷重時期,人工骨頭のセメント使用・非使用につき,日本整形外科学会の診療ガイドライ...
【目的】地域包括ケアシステムの構築が推進される中, 病院看護職は地域完結型の看護実践が求められる. 本研究では大 学病院看護職員における地域完結型看護人材養成プログラム(履修証明プログラム, 大学院コ...
卒業論文text数値計算は数学または応用数学の一分野である.数学は科学,工学に現れる現象,関係,設計過程などをモデル化するのにその威力を発揮している.一方,数学における実数演算を浮動小数点演算で行う場...
本研究は,進路選択のプロセスの一部である情報収集行動に焦点をあて,情報収集行動に及ぼす進路選択に対する自己効力と職業的アイデンティティの影響力を検討することを目的とした.質問紙調査を実施し,民間企業へ...
本研究では同一性を同一性達成度と同一性感覚(自己斉一性・連続性,対自的同一性,対他的同一性,心理社会的同一性)に分けて考えた.同一性達成度得点に基づいて,対象者を高群,申群,低群に分類し,同一性感覚の...
本研究は,日本の大学教育における「犯罪心理学」について,犯罪情報分析を行う「犯罪者プロファイリング」を題材とした講義の内容及び手法について検討を行った。まず,実際の犯罪捜査場面における分析手順をふまえ...
本研究では, 青年期における自己愛傾向は自我同一性の感覚に寄与する健康な側面をもちうるという仮説のもと, 大学生の自己愛傾向と自我同一性との関連を検討した。自己愛人格目録短縮版(NPI-S)の下位尺度...
食生活の多様化に呼応するように,飲料に関わる習慣にも変化が見られる。清涼飲料のうち緑茶の選択に対しては,その機能性などに消費者の強い関心と嗜好が見られる。そこで,女子大学生の茶類に対する嗜好,習慣に対...
本研究は, エスティーム・エンハンスメント理論に基づき, ソーシャルサポートの提供者であるという知覚をもつことが, 自尊感情や, コーピングの積極性, 知覚されたサポート量および精神的健康状態に及ぼす...
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