メイガ科ミズメイガ亜科は鱗翅目の中では特異な群で, 大部分の幼虫が水生生活を行う。また, 水田生態系では農業害虫または益虫として注目される種を含んでいる。世界から約700種が知られ, おもに熱帯から亜熱帯にかけて種類が多い。我が国では井上(1982)によってミズメイガ亜科(広義)9属29種が報告されている。本論文は, 日本各地の研究機関所蔵の標本や, 筆者が収集した国内・国外の標本にもとづき, 日本産ミズメイガ亜科(広義)の分類学的再検討を行った結果をとりまとめたものである。その結果, 我が国からミズメイガ亜科9属32種1亜種, シダメイガ亜科3属5種をみとめた。本論文ではこれらの学名を明らかにするとともに, 両亜科及び各亜科内の属や種の定義及び記載を行った。ミズメイガ亜科では1属6種を新たに記録した。そのうち1属は新属, 4種は新種, 2種は日本未記録種である。また, 1新亜属を記載するとともに, 5種について属名と種名の新結合を明らかにした。一方, シダメイガ亜科では, 2新属4新種を明らかにした。これらの2亜科の属, 亜属, 種の識別をするために, 検索表を作成した。また, ミズメイガ亜科に関しては幼虫と蛹の検索表を付し, 応用昆虫学の観点から, 食草の判明したものについては, そのリストを作成した。日本産の種については, できる限り雌雄交尾器, 幼虫, 蛹の形態を図示した。一部外国産の種についても同様な図示を行った。成虫の斑紋については, 従来用いられてきた名称を統一し, 新しい定義を行ったほか, 雄交尾器については新形態用語を提案した。ミズメイガ亜科とシダメイガ亜科との系統的な関連性について, Roesler (1973), KuzunezovとStekolniko...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(C)研究期間: 1999~2000課題番号: 11670494研究代表者: 佐藤 浩(滋賀医科大学・医学部・教授)本研究では下記の点を明らかにした。...
The observation on the Japanese rose-stem borer, Neosyrista similis (MOCSARY), an important pest of ...
絶滅危惧植物ユビソヤナギの保全方法の検討資料とするため,ユビソヤナギの潜在生育域を推定し,その結果を踏査により検証した。推定は東北地方から中部地方にかけての地域において,気候,地形,地質などの環境要因...
今日,日本脳炎のウイルス学についての問題はいくつかあるが,特に流行学の上からウイルスの越年及び流行前のウイルス供給源に関する調査研究は最も困難な問題として残されている.日本脳炎の流行閑期のウイルスの消...
1982~2002年にかけて竜ヶ崎市郊外でチョウ群集を対象に2.5Km-帯状センサスが行われた。各年の3~11月,1旬につき2回の調査で20年間に8科58種が目撃され,群集構造,種数,個体数,多様性,...
P(論文)1986年の竜ヶ崎市郊外の2.5km-帯状センサスにより,チョウ成虫の生息環境の調査が行われた。3~11月にかけて1旬につき2回の調査で7科44種3,091個体が目撃され,距離補正の上(補正...
本稿の課題は, 1920年代日本綿業を, その構造変化に着目しながら, どのような業界秩序が形成されていったのかについて検討することにある。検討対象としては, 「中京圏」でも代表的な綿糸布商であった服...
本稿は, これまで論じられてこなかった, 岩倉具視が一八七五年以降, 大蔵経や, 法隆寺の世界的に古い貝多羅葉の写しをイギリスへ送ったことを通して, 岩倉使節団後における, 岩倉のイギリスの捉え方とそ...
この論文の目的は, 高取正男の主著として長く読まれてきた『神道の成立』の歴史的な背景を記述することである。高取が, この本の青写真を作ろうした時に, 堀一郎の論文「日本文化の潜在意志としての神道」を参...
沖縄産のマスクメロンの夏期の長距離海上輸送の可能性を知るため, 那覇-福岡(博多)間の輸送実験を行なった。輸送の前後のメロンの品質と輸送中の振動衝撃・温度・湿度を調査した結果, 以下に述べる事項が解っ...
魚類の耳石に関する研究の多くは耳石組成についての研究であった。しかし, 魚の運動能と迷路, 特に三半規管の形態と関連づけた研究はほとんどなかった。同じ魚類でも運動量や頭部を基準とした泳ぐ方向性や特性の...
本稿は, オランダ領東インドにおける日本人小売商の取引関係と1929年の世界恐慌による不況対策の事例として, ジャワ島スマランの加藤長次郎商店(以下, 加藤商店)が有した取引相手の多様性が同商店の不況...
1839年にフランスで発明された写真術は数年で幕末の日本に伝わり, 幕府・藩, 民間人により研究が行われ, 1860年前後から実用化されるに至った。明治維新を迎えて幕府・藩による写真研究は中断されるが...
中国東北部興安嶺地域および東北平原における凍土の分布と道路, 橋梁, 建築物等の災害の概況について報告する。1. 興安嶺地域および東北平原は, シベリアに中心を持つ周極の永久凍土帯と季節凍土帯との移行...
1 乾物率;一般に欧州系品種はアジア系品種に比べ葉,根ともに乾物率が高い. アジア系品種の中ではペラルゴニン系(紅色系)品種群とシアニン系(紫色系)品種の中では伊予緋カブのように根身全体濃紫色で著者ら...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(C)研究期間: 1999~2000課題番号: 11670494研究代表者: 佐藤 浩(滋賀医科大学・医学部・教授)本研究では下記の点を明らかにした。...
The observation on the Japanese rose-stem borer, Neosyrista similis (MOCSARY), an important pest of ...
絶滅危惧植物ユビソヤナギの保全方法の検討資料とするため,ユビソヤナギの潜在生育域を推定し,その結果を踏査により検証した。推定は東北地方から中部地方にかけての地域において,気候,地形,地質などの環境要因...
今日,日本脳炎のウイルス学についての問題はいくつかあるが,特に流行学の上からウイルスの越年及び流行前のウイルス供給源に関する調査研究は最も困難な問題として残されている.日本脳炎の流行閑期のウイルスの消...
1982~2002年にかけて竜ヶ崎市郊外でチョウ群集を対象に2.5Km-帯状センサスが行われた。各年の3~11月,1旬につき2回の調査で20年間に8科58種が目撃され,群集構造,種数,個体数,多様性,...
P(論文)1986年の竜ヶ崎市郊外の2.5km-帯状センサスにより,チョウ成虫の生息環境の調査が行われた。3~11月にかけて1旬につき2回の調査で7科44種3,091個体が目撃され,距離補正の上(補正...
本稿の課題は, 1920年代日本綿業を, その構造変化に着目しながら, どのような業界秩序が形成されていったのかについて検討することにある。検討対象としては, 「中京圏」でも代表的な綿糸布商であった服...
本稿は, これまで論じられてこなかった, 岩倉具視が一八七五年以降, 大蔵経や, 法隆寺の世界的に古い貝多羅葉の写しをイギリスへ送ったことを通して, 岩倉使節団後における, 岩倉のイギリスの捉え方とそ...
この論文の目的は, 高取正男の主著として長く読まれてきた『神道の成立』の歴史的な背景を記述することである。高取が, この本の青写真を作ろうした時に, 堀一郎の論文「日本文化の潜在意志としての神道」を参...
沖縄産のマスクメロンの夏期の長距離海上輸送の可能性を知るため, 那覇-福岡(博多)間の輸送実験を行なった。輸送の前後のメロンの品質と輸送中の振動衝撃・温度・湿度を調査した結果, 以下に述べる事項が解っ...
魚類の耳石に関する研究の多くは耳石組成についての研究であった。しかし, 魚の運動能と迷路, 特に三半規管の形態と関連づけた研究はほとんどなかった。同じ魚類でも運動量や頭部を基準とした泳ぐ方向性や特性の...
本稿は, オランダ領東インドにおける日本人小売商の取引関係と1929年の世界恐慌による不況対策の事例として, ジャワ島スマランの加藤長次郎商店(以下, 加藤商店)が有した取引相手の多様性が同商店の不況...
1839年にフランスで発明された写真術は数年で幕末の日本に伝わり, 幕府・藩, 民間人により研究が行われ, 1860年前後から実用化されるに至った。明治維新を迎えて幕府・藩による写真研究は中断されるが...
中国東北部興安嶺地域および東北平原における凍土の分布と道路, 橋梁, 建築物等の災害の概況について報告する。1. 興安嶺地域および東北平原は, シベリアに中心を持つ周極の永久凍土帯と季節凍土帯との移行...
1 乾物率;一般に欧州系品種はアジア系品種に比べ葉,根ともに乾物率が高い. アジア系品種の中ではペラルゴニン系(紅色系)品種群とシアニン系(紫色系)品種の中では伊予緋カブのように根身全体濃紫色で著者ら...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(C)研究期間: 1999~2000課題番号: 11670494研究代表者: 佐藤 浩(滋賀医科大学・医学部・教授)本研究では下記の点を明らかにした。...
The observation on the Japanese rose-stem borer, Neosyrista similis (MOCSARY), an important pest of ...
絶滅危惧植物ユビソヤナギの保全方法の検討資料とするため,ユビソヤナギの潜在生育域を推定し,その結果を踏査により検証した。推定は東北地方から中部地方にかけての地域において,気候,地形,地質などの環境要因...