近年、言語の運用能力を養成することが外国語教育の主流になってきており、教材、教授法、カリキュラムの面 で、それに応じた工夫がなされている。例えば、ACTFL(American Council on the Teaching of Foreign Language、全米外国語教育協会)の外国語能力基準のおかげで、上級の読解でどのような能力が要求されているかが明らかにされたが、その上級読解で要求される読む速さと正確さを中級レベルでは、どのようにして養成したらよいのだろうか。 適性、動機、気質等の学習者の個人差は、いずれも変えることが困難なものであるが、先行研究から「学習ストラテジーの使用」は個人差の中では独立した要素であり、しかも、教えることができ、学習効果 を高めるのに役立つことが明らかになった。本稿はAKP(Associated Kyoto Program Center)での実践報告を通して、適切なストラテジーの使用を指導することが、上級への橋渡しとなる読解の力を養成する上で、効果 があるかどうか考察を加えるものである。The recent trend of foreign language education is its emphasis on "communicative competence" or "proficiency." The ACTFL Language Proficiency Guidelines helped to define each proficiency level of the four skills, and we now know what we should be looking at, given a level and a skil...
オーストリア学派の巨人,カール・メンガーは,当時ドイツ語圏の経済学において支配的学説であった「歴史学派」に対して,方法論的批判を加え,独自の経済学理論体系として『国民経済学原理』を世に示した。特にその...
The world is about to enter a new era called super smart society (Society5.0). In this society, a pr...
ソクラテスの問答法とハーバーマスの討議倫理を接合することで,対話型学習の新たな可能性を追求した。問答法は問う者が主導権を握るため,専門家と非専門家の間における対話において,非専門家にも対話への積極的参...
Article信州大学教育学部附属次世代型学び研究開発センター紀要 教育実践研究 21 : 181-190(2022)departmental bulletin pape
本稿の目的は,学習者オートノミーの育成を分析することにある。留学生別科のコースの中に週に3~4日,自己省察の機会(宿題を直す時間)を設けた結果,教師と学習者に変化が見られた。コース修了後に実施したアン...
近年、言語の運用能力を養成することが外国語教育の主流になってきており、教材、教授法、カリキュラムの面 で、それに応じた工夫がなされている。例えば、ACTFL(American Council on t...
フリーライターの朝比奈なをによる,「教育困難校」を論じた2 冊の単著を取り上げ,主張とその変化に ついて分析した。本稿で検討対象に挙げたのは,「教育困難校」という用語とそのプライオリティ,経済的 貧困...
城西大学経営学部では,2011年度よりキャリア関連科目を導入している。本稿では経営学部で実施されているキャリア関連教育について,キャリアデザインの科目とゼミナールの実際の運営状況に焦点を当てて考察し,...
聴覚障害学生に対する合理的配慮の柱は情報保障である.これまで本学では通常授業の情報保障手段は主に文字通訳であったが,2020年度からゼミナール授業の情報保障者として手話通訳者を初めて雇用した.本稿は...
In this study, we examined the significance of "the human rights learning to talk together in a grou...
本研究は,諸外国のソーシャルナラティブ(SN)介入研究論文14 編35 事例を分析対象とし,コミュニケーションスキルや社会的スキルの介入効果に影響を与える条件を検討した。本研究の結果から,以下4 点...
教職課程の「総合的な学習の時間の指導法」の授業において,受講者の記憶の中にある学習体験を自分自身で振り返り,かつて自分が受けた授業や体験のねらいに気づくことを基盤にして,初学者の学生にとって,取組みや...
本稿は,東京都立大学都市研究センターが,一般の要請とその組織の特殊条件とにしたがい,現在行っている都市研究方法論の研究を説明する。都市研究方法論は,かつて学界において集中的に論じられたことがあったが,...
本研究は,小学校6年生の児童の自己理解や対人コミュニケーション傾向に着目し,次の3点について検討した。第1に,エゴグラムを用いて児童の特徴を把握するともに,自己理解を促す働きかけを行った。第2に,児童...
Delaying marriage and the subsequent declining birthrate are serious issues facing all developed cou...
オーストリア学派の巨人,カール・メンガーは,当時ドイツ語圏の経済学において支配的学説であった「歴史学派」に対して,方法論的批判を加え,独自の経済学理論体系として『国民経済学原理』を世に示した。特にその...
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