キャンプ実習に関する意識調査 : 教員養成大学カリキュラムにおける授業実践を通して

鎌倉女子大学児童学部教育学科授業科目『キャンプ実習』に参加した2007年度1年生26名と2008年度1年生56名の計82名を対象にして、キャンプ前後の意識調査を事前・事後アンケートによって行った。その結果、キャンプ体験後の気持ちの変化には「友達との仲間意識が強くなった」、「自然のすばらしさに気づいた」、「自分自身の内面に対する気づきがあった」、「先生や指導者を目指す気持ちが高まった」などの回答が見られた。また、キャンプに対するイメージにもキャンプ前とキャンプ後で違いが見られた。今後この調査結果をもとに対象者の意識変化を分析・検討していきたい。This paper examines the impact of the organized practice training camp experiences for the University students in their teacher training programs. An analysis of questionnaires submitted by participants before and after the camps indicates that there is potential for the development of their understanding of the value of an outdoor program. Furthermore, the paper reports that the educational camps in the teacher trainings have an impact on the improvement by the participants in their imagines of the camp