本報では,4課題:(1)臨床実習に必要な社会的交流技能の明確化,(2)これを養成する教育プログラムの開発,(3)その効果検討,(4)関連する学生側の適性把握,のうちの第1課題に取り組んだもので,Ernestたちの理論に基づき,社会的交流技能を一般的と専門的の2領域に分け,知識や技術を問う項目を加えて社会的交流技能自己評価尺度(SA尺度)試案を作成した.同意の得られたOT学生174名に対し複数回調査を実施し,データを重積して因子分析したところ6因子が抽出された.それら順には「専門的知識・技能」「積極的関与」「整容」「責任のある行動」「関係促進的会話」「指導者への信頼」と解釈した.因子2は専門的交流技能を,因子3〜6は一般的交流技能を反映するものであり,全体的としては我々が仮定した3領域の技能が確認された.Among four research goals (the analysis of social skills necessary for clinical fieldwork, the development of educational program of them, the examination of its effects, and the assessment of students' aptitudes), we dealt with the first one in the present study. Based on Earnest et al's theory, we categorized social skills into general and professional and developed a test version of Socia...
本研究は、作業療法臨床実習において指導者が判定した成績評価点に対する学生の自己評価点が経験により変化するか、また、2種類の実習方法;「積み上げ方式(ボトムアップ方式)」と「クリニカルリーズニング先行方...
作業療法士 (OT) 養成は、20世紀前半の2度の世界大戦による傷病兵の機能再建と職業復帰を目的に開始され、その後リハビリテーションの普及と共に世界各地に広まった。1952年には世界作業療法士連盟 (...
作業療法の学生は職業的アイデンティティの形成過程で問題を抱えることがあり、それは特に臨床実習中、顕著になる。本研究の目的は、臨床実習における学生(以下臨床実習生)のアイデンティティの形成過程を明らかに...
対象者に肯定的な効果をもたらすために必要な「対象者効果技能」と,指導者から見て望ましい学生の行動を表す「指導者期待技能」の2領域とOTの実施に必要な技術や知識の領域を加えた3領域を理論的に仮定し,それ...
本報では,4課題:(1)臨床実習に必要な社会的交流技能の明確化,(2)これを養成する教育プログラムの開発,(3)その効果検討,(4)関連する学生側の適性把握,のうちの第4課題に取り組んだもので,社会的...
我々は,東北文化学園大学作業療法学専攻(以下,本学)独白の内容で実施している臨床実習Iについて,実習の実態把握を目的にアンケートを実施し,分析を行った.その結果,次のことが明らかになった.(1)実習中...
臨地実習経験が作業療法学生の自己成長感を酒養する成因を明らかにするため,臨地実習後の作業療法学生10名を対象にFocus Group Interviewを実施した。その結果,臨地実習は学生自身の知識・...
臨床実習を通じて作業療法学生の社会的スキルの変化を,kiss-18を用いて検討した。臨床実習では,患者を担当するため学生は様々な拝領が必要であると同時に問題解決をするための知識・技能の重要性を知る。実...
今回高次脳機能障害の理解に対する困難要因と理解のきっかけについて明らかにするため,総合臨床実習終了後の作業療法学科学生5名を対象に,FGIを実施した。その結果,理解促進因子として挙げられた,動機づけを...
本学部で開講している3学科合同科目のうち、保健医療総論Ⅱの学習状況を把握するため学生を対象に質問紙調査を行った。対象は平成17・18・19年度履修学生288名で、調査票の回収数は260部(90.3%)...
我々は,作業療法の啓発を目的としてその擬似体験を取り入れた講座を,大学が運営する生涯学習センターにおいて実施してきた.講座は,定員20名の事前申し込み制(受講料1,000円)であり,作業療法の説明を行...
本研究の目的は,実習生の葛藤解決方略において,①実習経験を積むことにより積極的方略が性差なく増加する,②積極的方略の中でも協調的方略が性差なく増加するという仮説の検証である。対象は実習ⅠとⅡの両方を終...
大学で作業療法学を専攻する1.2年次生が勉強に難渋する解剖学等の科目に関するリメディアル教育とし て, 教員がチューターとなって支援にあたる学修チューター制(以下, チューター制)を実践した。チュー ...
成人教育モデルの中核には、自分の成長や学びに関し内的に動機づけられるというイメー ジがある。個々の学生は自分自身の個人的な目標を持っている。本稿では、社会福祉を学ぶ大学院生 の実習経験が、各自の個人的...
今回,高次脳機能障害の理解度と実践能力に関する自己認識の関係性を検討することを目的として,長期臨床実習後の作業療法学生76 名を対象にアンケート調査を実施した。その結果,意識見当識,半側空間無視,保続...
本研究は、作業療法臨床実習において指導者が判定した成績評価点に対する学生の自己評価点が経験により変化するか、また、2種類の実習方法;「積み上げ方式(ボトムアップ方式)」と「クリニカルリーズニング先行方...
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対象者に肯定的な効果をもたらすために必要な「対象者効果技能」と,指導者から見て望ましい学生の行動を表す「指導者期待技能」の2領域とOTの実施に必要な技術や知識の領域を加えた3領域を理論的に仮定し,それ...
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