臨地実習経験が作業療法学生の自己成長感を酒養する成因を明らかにするため,臨地実習後の作業療法学生10名を対象にFocus Group Interviewを実施した。その結果,臨地実習は学生自身の知識・技術の不足をはじめとした自身の問題点に気づく機会となっており,この気づきや変化を実感することが自己成長感につながる可能性が示された。患者や実習指導者との関係性づくりでは,学生は概ね冷静に関係性を捉えて行動しており,特に実習指導者との間では信頼関係構築のための精神的な環境づくりを求める傾向があった。また自己成長感の涵養により自身の働くイメージが確立されていくことが示唆され,将来像には実習指導者から受けた指導内容や指導姿勢が影響を及ぼすと考えられた。In order to clarify how clinical training fosters a sense of personal-growth in occupational therapy students, we conducted focus group interviews of 10 occupational therapy students following clinical training. The results revealed that clinical training provided students with the opportunity to notice their own lack of knowledge and skill, personal traits, and communication pattern. Awareness of these qualities and chan...
今回,高次脳機能障害の理解度と実践能力に関する自己認識の関係性を検討することを目的として,長期臨床実習後の作業療法学生76 名を対象にアンケート調査を実施した。その結果,意識見当識,半側空間無視,保続...
作業療法士 (OT) 養成は、20世紀前半の2度の世界大戦による傷病兵の機能再建と職業復帰を目的に開始され、その後リハビリテーションの普及と共に世界各地に広まった。1952年には世界作業療法士連盟 (...
本学部で開講している3学科合同科目のうち、保健医療総論Ⅱの学習状況を把握するため学生を対象に質問紙調査を行った。対象は平成17・18・19年度履修学生288名で、調査票の回収数は260部(90.3%)...
本報では,4課題:(1)臨床実習に必要な社会的交流技能の明確化,(2)これを養成する教育プログラムの開発,(3)その効果検討,(4)関連する学生側の適性把握,のうちの第1課題に取り組んだもので,Ern...
我々は,東北文化学園大学作業療法学専攻(以下,本学)独白の内容で実施している臨床実習Iについて,実習の実態把握を目的にアンケートを実施し,分析を行った.その結果,次のことが明らかになった.(1)実習中...
我々は,作業療法の啓発を目的としてその擬似体験を取り入れた講座を,大学が運営する生涯学習センターにおいて実施してきた.講座は,定員20名の事前申し込み制(受講料1,000円)であり,作業療法の説明を行...
今回高次脳機能障害の理解に対する困難要因と理解のきっかけについて明らかにするため,総合臨床実習終了後の作業療法学科学生5名を対象に,FGIを実施した。その結果,理解促進因子として挙げられた,動機づけを...
本研究では, 「作業療法学生の臨床実習適応能力の自己評価尺度案」の内容的妥当性と表面的妥当性を検討し, 暫定版尺度を作成する目的で, 臨床実習を終えた作業療法学生を対象にnominal group t...
本研究の目的は,実習生の葛藤解決方略において,①実習経験を積むことにより積極的方略が性差なく増加する,②積極的方略の中でも協調的方略が性差なく増加するという仮説の検証である。対象は実習ⅠとⅡの両方を終...
作業療法の学生は職業的アイデンティティの形成過程で問題を抱えることがあり、それは特に臨床実習中、顕著になる。本研究の目的は、臨床実習における学生(以下臨床実習生)のアイデンティティの形成過程を明らかに...
本研究の目的は,臨床実習指導者(Super visor; 以下SV)及び実習学生の総合臨床実習中の困難点や,学生の実習中の相談相手,問題の解決の有無,実習に対する満足度を調査することである。「国立大学...
本報では,4課題:(1)臨床実習に必要な社会的交流技能の明確化,(2)これを養成する教育プログラムの開発,(3)その効果検討,(4)関連する学生側の適性把握,のうちの第4課題に取り組んだもので,社会的...
本研究では,「作業療法学生の臨床実習適応能力の自己評価尺度」の信頼性・妥当性を検討することにより,各項目の機能性を明らかにすることを目的とした.作業療法学生への調査により得られた171名の有効回答につ...
本研究は、作業療法臨床実習において指導者が判定した成績評価点に対する学生の自己評価点が経験により変化するか、また、2種類の実習方法;「積み上げ方式(ボトムアップ方式)」と「クリニカルリーズニング先行方...
秋田県作業療法士会では, 2005年2月に作業療法(以下OT) を県民に広報・啓発する目的で, 公開事業「作業療法フェスタ2005」を開催した. この事業において, 一般の方々がOTに対してどのような...
今回,高次脳機能障害の理解度と実践能力に関する自己認識の関係性を検討することを目的として,長期臨床実習後の作業療法学生76 名を対象にアンケート調査を実施した。その結果,意識見当識,半側空間無視,保続...
作業療法士 (OT) 養成は、20世紀前半の2度の世界大戦による傷病兵の機能再建と職業復帰を目的に開始され、その後リハビリテーションの普及と共に世界各地に広まった。1952年には世界作業療法士連盟 (...
本学部で開講している3学科合同科目のうち、保健医療総論Ⅱの学習状況を把握するため学生を対象に質問紙調査を行った。対象は平成17・18・19年度履修学生288名で、調査票の回収数は260部(90.3%)...
本報では,4課題:(1)臨床実習に必要な社会的交流技能の明確化,(2)これを養成する教育プログラムの開発,(3)その効果検討,(4)関連する学生側の適性把握,のうちの第1課題に取り組んだもので,Ern...
我々は,東北文化学園大学作業療法学専攻(以下,本学)独白の内容で実施している臨床実習Iについて,実習の実態把握を目的にアンケートを実施し,分析を行った.その結果,次のことが明らかになった.(1)実習中...
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今回高次脳機能障害の理解に対する困難要因と理解のきっかけについて明らかにするため,総合臨床実習終了後の作業療法学科学生5名を対象に,FGIを実施した。その結果,理解促進因子として挙げられた,動機づけを...
本研究では, 「作業療法学生の臨床実習適応能力の自己評価尺度案」の内容的妥当性と表面的妥当性を検討し, 暫定版尺度を作成する目的で, 臨床実習を終えた作業療法学生を対象にnominal group t...
本研究の目的は,実習生の葛藤解決方略において,①実習経験を積むことにより積極的方略が性差なく増加する,②積極的方略の中でも協調的方略が性差なく増加するという仮説の検証である。対象は実習ⅠとⅡの両方を終...
作業療法の学生は職業的アイデンティティの形成過程で問題を抱えることがあり、それは特に臨床実習中、顕著になる。本研究の目的は、臨床実習における学生(以下臨床実習生)のアイデンティティの形成過程を明らかに...
本研究の目的は,臨床実習指導者(Super visor; 以下SV)及び実習学生の総合臨床実習中の困難点や,学生の実習中の相談相手,問題の解決の有無,実習に対する満足度を調査することである。「国立大学...
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本研究では,「作業療法学生の臨床実習適応能力の自己評価尺度」の信頼性・妥当性を検討することにより,各項目の機能性を明らかにすることを目的とした.作業療法学生への調査により得られた171名の有効回答につ...
本研究は、作業療法臨床実習において指導者が判定した成績評価点に対する学生の自己評価点が経験により変化するか、また、2種類の実習方法;「積み上げ方式(ボトムアップ方式)」と「クリニカルリーズニング先行方...
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作業療法士 (OT) 養成は、20世紀前半の2度の世界大戦による傷病兵の機能再建と職業復帰を目的に開始され、その後リハビリテーションの普及と共に世界各地に広まった。1952年には世界作業療法士連盟 (...
本学部で開講している3学科合同科目のうち、保健医療総論Ⅱの学習状況を把握するため学生を対象に質問紙調査を行った。対象は平成17・18・19年度履修学生288名で、調査票の回収数は260部(90.3%)...