児童・生徒のための大学における生物活用プログラムを開発することを目的に,小学生児童が大学訪問で体験した学習における学びの状態を,児童が訪問した大学に送られた児童のお礼文の分析から検討することを試みた。お礼文を記述したのは小学校児童3年生から5年生の3学年で,児童は農場での農業体験,球根の解剖と観察,植物のある庭の自由散策,そして馬と犬に関する学習を,それぞれ体験した。お礼文は全部で97編あり,記述された内容はどの学年も動物との体験を記述したものが多かったが,5年生児童は動物と植物の両方の体験を他の学年と比較して有意に多く記述した。動物との体験内容は「犬との挨拶の仕方」「犬のしつけ方」「馬の手入れ方法」などであったが,「ふれあった」という記述が最も多かった。5年生が記述したお礼文には,「学んだ」「わかった」など学習したという表現の記述や,人に何かをしてもらったという視点の記述が3年生や4年生のお礼文と比較して有意に多くみられ,さらに,体験内容を具体的に記述したお礼文もみられた。この結果,ほとんど同じ体験をしても学年で学びの状態に違いがあり,特に5年生児童の体験内容の把握力は他の学年より明らかに高いことが示された。以上のことから体験学習の立案の際には,学年ごとの把握力の違いを考慮した内容にすること,動物との体験学習は児童の興味が「ふれあう」ことに焦点が当たりがちで,学習内容を児童の意識に明確に残すには体験内容に工夫が必要であることが示唆された。With the aim of creating educational experimental activity programs for children participating in a school trip at a uni...
2011-2012年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(若手研究(B))研究成果報告書 課題番号:23730839 研究代表者:今由佳里(鹿児島大学・教育学部・准教授)本研究は,スイスの6つの公立...
訪問看護では、家族への援助は不可欠だが、看護師の力量で実践しており、理論的根拠に基づいた実際に可能な方法論の構築が必要である。そこで家族看護学に基づいた概念の中から実践できる方法を見出したいと考え、そ...
本研究の目的は,保育者養成課程における学修者の創造性を涵養する「領域に関する専門事項」を含む「子 どもと環境」に求められる授業プログラムを構築することである。具体的には,1)「保育内容(環境)指導法」...
本研究では,砧小学校と喜多見小学校における地域の公園づくりを課題とした小学校の地域学習プログラムの試行を通じて,小学校の立地する地域の大学・行政・専門アドバイザーの多様な主体が連携した地域学習教育の支...
小学校学習指導要領において、社会科の目標は「社会生活についての理解を図り,我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を育て,国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う...
本研究の目的は、日本の看護基礎教育における模擬患者(Simulated Patient,以下SPとする)活用の実態について、方法論としての特徴および教育効果、課題を文献から明らかにすることである。2...
吉林華橋外国語学院Jilin HuaQiao University of Foreign Languages1節では,本研究が国立国語研究所共同研究プロジェクト「日本語教育のためのコーパスを利用したオ...
本研究の目的は、精神疾患の好発年齢である中学校および高等学校の生徒に着目し、養護教諭が精神的問題を抱える生徒との日々の関わりの中で捉えている現状と課題を明らかにすることである。A 県内の中学校および高...
本研究は,専門科学者がおこなう「真正な実践」の解明に向けたシリーズ研究のうち,知識の社会領域の中でも歴史学者の研究に注目し,「歴史学者ならではの学習過程とはどのようなものか」「その学習過程は,歴史教師...
本稿の目的は,境界教育学の理論を援用し,日本の社会科における多文化教育の到達点と課題を明らかにすることである。先行研究を検討することにより,日本の社会科における多文化教育研究の課題のうち,自文化中心主...
日本の中学校の教育課程は,国語,社会,数学,理科,音楽,美術,保健体育,技術・家庭及び外国語の各教科,道徳,総合的な学習の時間ならびに特別活動(計12教科)によって編成されている。樹木は,食料や建築材...
本研究の第一の目的は、小学校通常学級の朝の準備場面に相互依存型集団随伴性に基づく支援を適用し、学級全児童の準備行動に対する効果を検討することであった。また、自閉スペクトラム症(ASD)児童について、集...
研究成果の概要 (和文) : 脊椎動物の祖先型ヘモグロビン(Hb)が分子進化の過程において高次機能を獲得するべく自然が行った蛋白質分子設計の原理を読み取ることを目的とする研究を行った。硬骨魚類ならびに...
2009-2011年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(基盤研究(C)))研究成果報告書 課題番号:21530958 研究代表者:日吉武 (鹿児島大学教育学部准教授)本研究では、体ほぐし・心ほぐし...
【要旨】超高齢社会に対応するための制度改革が頻回に行われ,制度設計にアドボケーターとして看護職の関わりが求められていることから,看護基礎教育において政策の基本を体系的に学ぶことが必要と考え,政策教育プ...
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