日本の近現代史は「戦争」を抜きにして語ることはできない。しかし,実際の歴史の授業では,多くの場合,通史学習の最後の単なる一断面として扱われ,そのうえ,授業時間の制約から,授業は駆け足で済まされている。近現代日本が行った最後の戦争から60年を経過した今日,その記憶を有する人々もかなり少なくなってきたし,戦争に対する意識の変化を実感させるような時代状況の動きも見られる。こうした問題意識から,本研究では(I)近現代日本の「戦争」をテーマとする授業のあり方について検討し,(II)近現代日本の諸「戦争」をテーマとする教育内容開発に取り組む。本小論では,このうちの(I)について考察・論述し,(II)については次稿で扱う
前稿において,筆者は,「批判的民主主義」の主体を育てるという社会科目的観に立ち,それを担う当事者としての「戦争を起こした当事者の責任を受け継ぐ関係者」という視点から,近現代日本における戦争について「な...
新学習指導要領の実施で,ますます実験・観察や日常生活とのかかわりを配慮した内容の構成が重視され,知識の伝達ではなく生徒自らが主体的に,そして創造的に学習をする事が重要となった。当校の中学校2年生の理科...
本研究では,中国人大学生を調査対象として,集合的防護動機モデルの枠組を用いて,モデルで仮定された8つの要因(深刻さ認知,生起確率認知,効果性認知,コスト認知,実行能力認知,責任認知,実行者割合認知,規...
日本の近現代史は「戦争」を抜きにして語ることはできない。しかし,実際の歴史の授業では,多くの場合,通史学習の最後の単なる一断面として扱われ,そのうえ,授業時間の制約から,授業は駆け足で済まされている。...
中国の数学教育研究は100年の歴史をもつが,これまで,その歴史的研究はなされたことがなかった。本論文では,歴史的経緯を把握するために,まず1949年以前の数学教育研究に簡単に触れる。この上で,1951...
中国語の指示代名詞について,数年前に筆者は一つの小論を発表したことがある。しかし,それが主に文化的視点からの考察であったものに対して,本稿は,具体的,かつ技術的な問題を論じるものである。まず,指示代名...
中等教育におけるこれまでの日本語の教科書で,「~は~です」を学習項目として取り上げた課の練習項目について,考察分析を行った。従来の教科書は単語の読み書きや丸暗記が主な学習目標として設定され,初級の音声...
本稿の主な目的は,中国経済の中長期的な成長の可能性を考える際に見過ごすことの出来ない食糧問題,環境問題と資源問題に関する現状を明らかにし,今後の持続可能な成長の可能性を考察することである。高い貯蓄率,...
テレビ会議システムを利用した授業の継続的な取り組みは,少人数構成の特殊学級生徒にとって他者とのかかわりという観点において,自校の人間関係に限定されず他校生徒との人間関係をも深めることができるという点で...
現在,外国人生徒へのより良い支援のあり方が模索されている。本研究では,作文の生成を一つの問題解決の過程と考え,日本語・中国語能力共に高水準にあると考えられる中国人中学生1名と,母語話者を含む支援者2名...
本研究の目的は,広島大学において行われた平成15年度進路指導講座の資料(中学校の進路指導教諭などが作成したもの)から,中学校の進路指導活動の傾向を明らかにし,生徒の職業観・勤労観を促進するための効果的...
本研究では, 中学校の生徒が, 表現や鑑賞の授業において, 聴取した音楽表現や楽曲に対してどのような言葉で評価するのかを明らかにすることを目的とした。具体的な方法として, A中学校における歌の発表会に...
「中国をキリスト教国に」を目標に、多くの宣教師がアメリカから中国に送られたが、初期の目的は明らかに実現困難であった。そこで教育を通してキリスト教精神を広めるべく、多くの学校を設立した。今日の中国の大学...
中学校理科第1分野における課題研究(探究活動)の実践例3件はすでに報告済みである。ここで重要なことは, 生徒のおこなった調査・研究の実践報告書(レポート)を充実したものにするためにはどのような指導や助...
本稿では, 昨年度に報告した広島大学附属中学校において実施した達成水準型中学校地理授業「道路は誰のもの?」と評価に続き, 附属福山中学校で実践した授業の結果を報告し, その評価を検討し, 数量的質的考...
前稿において,筆者は,「批判的民主主義」の主体を育てるという社会科目的観に立ち,それを担う当事者としての「戦争を起こした当事者の責任を受け継ぐ関係者」という視点から,近現代日本における戦争について「な...
新学習指導要領の実施で,ますます実験・観察や日常生活とのかかわりを配慮した内容の構成が重視され,知識の伝達ではなく生徒自らが主体的に,そして創造的に学習をする事が重要となった。当校の中学校2年生の理科...
本研究では,中国人大学生を調査対象として,集合的防護動機モデルの枠組を用いて,モデルで仮定された8つの要因(深刻さ認知,生起確率認知,効果性認知,コスト認知,実行能力認知,責任認知,実行者割合認知,規...
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