安定同位体15Nを用いてスサビノリ葉体によるアンモニア態および硝酸態窒素の取り込み速度の時間的変化を調べた。両態窒素の取り込み速度は時間に依存せず一定で、外洋性の植物プランクトンで知られている「急速取り込み」は見られなかった。比取り込み速度はアンモニア態窒素が0.0017・h-1、硝酸態窒素が0.0002・h-1であり、前者が8倍以上速く取り込まれることが示された。従って、ノリ養殖場における施肥には窒素源としてアンモニア態窒素を主体とした肥料が適していると言える。また、長期間にわたって作用し、植物プランクトンによる赤潮を誘発しない施肥の方法が望ましいことが示唆された。Time changes in uptake rates of ammonium-N and nitrate-N by Porphyra yezoensis thalli were determined using stable isotope 15N. The uptake rates of both nitrogen forms were constant. The "rapid or surge uptake" which is reported for pelagic phytoplankton, was not observed in P. yezoensis. Specific uptake rates were 0.0017・h-1 for ammonium-N and 0.0002・h-1 for nitrate-N, which showed that the former is taken up 8 times faster than the latter. Therefore, it was...
鹿児島県および宮崎県の促成ピーマン産地では、ネコブセンチュウ(Meloidogyne spp.)による被害が多発している。本研究では、当地域の現地圃場のネコブセンチュウ密度について調査するとともに、土...
大島紬の原料であるシャリンバイについて,含有するタンニンの安定性を抽出条件との関係で検討した.タンニン量としてフラバノールを定量したところ,5℃での抽出では抽出時間の影響は殆ど見られなかったが,20℃...
チオレドキシンペルオキシダーゼ2-Cys型Prx遺伝子を欠損するローデント(ネズミ)マラリア原虫について、これまでに観察された表現型発現のメカニズムを調べた。(1)哺乳類赤血球内でのガメートサイト(生...
安定同位体15Nを用いてスサビノリ葉体によるアンモニア態および硝酸態窒素の取り込み速度の時間的変化を調べた。両態窒素の取り込み速度は時間に依存せず一定で、外洋性の植物プランクトンで知られている「急速取...
2011-2013年度科学研究費助成事業(基盤研究(C))研究成果報告書 課題番号:23580258 研究代表者:前田広人(鹿児島大学・水産学部・教授)鹿児島山川湾において新規の赤潮Pseudocha...
微細藻類を利用したバイオ燃料は第3世代バイオ燃料と呼ばれ、生産性が高いことや食料生産と競合しないことから、次世代エネルギーの候補として注目されている。産業利用を図るには、既存のオイル産生藻類を改良する...
養魚飼料への藻類添加は生理状態の向上に有効であることが明らかにされているので、本研究ではマダイについて Ascophyllum と Spirulina の効果をみた。対照区には配含飼料に5%のセルロー...
蚊に対する人工摂取装置を新たに考案した。製作に特殊在技術を要せず,使用に便利である。その装置を用いて,Aedes aegyptiの胃内摂取に対するヌクレオチドの影響と,スナネズミ腹腔まらびにイヌ静脈血...
金沢大学理工研究域自然システム学系タチツボスミレ類は日本で著しく分化したスミレ属の種群であるが,その範疇に諸説があった。本研究の目的はタチツボスミレ類における種同定の困難さの原因解明にあるが,先ずは対...
2012-2013年度科学研究費助成事業(若手研究(B))研究成果報告書 課題番号:24792003 研究代表者:富田和男(鹿児島大学・医歯(薬)学総合研究科・助教)細胞死などに有意な変化を検出できな...
研究成果の概要(和文):養殖場で問題となっている寄生虫であるハダムシ(ネオベネデニア)の生態を調べたところ、ハダムシは光刺激を受けて午前中にふ化し、幼生は光に集まる性質があるため、主に明るい日中に表層...
ネピアグラス(Pennisetum purpyreum Schumach.)は、熱帯原産のC4型植物で、最高の乾物生産能力を有することが知られている。筑波大学農林技術センター実験栽培圃場内の100㎡に...
池の水質を管理する規制がないため、水中の有機物、窒素およびリンの濃度が増加し、アオコ等の発生率が高くなっている。本研究では、竹炭を利用して水質の改善を試みた。はじめに、実験室で、水槽中に竹炭を入れて溜...
種々の条件下でシナハマダラカの濾胞の発育状態と生殖活性の変化を検討して本種の越冬様式を明らかにした。長崎地方では大型濾胞の吸血活動雌が9月中旬頃まで羽化するが,9月下旬以降には小型濾胞の吸血しない休眠...
近年,中国における経済発展と人々の健康意識の高まりに伴って,健康機能性が認められる沙棘食品の需要が急速に増加している。そうした中で,野生に生息する沙棘のみでは,その作業の非効率性と供給量の限定により,...
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