本研究では,先行研究や本研究グループによるこれまでの研究成果を踏まえ,生活科におけるクオリア(qualia)としての気付きの状況を構造的に把握し,授業実践との関係を明らかにすることを目的とする。小学校第1学年「からだいっぱいにあきをかんじよう」「あきをたのしもう」「カタツムリとなかよし」,第2学年「つくってあそぼう」の4本の授業実践事例を基に検討した結果,クオリアとしての気付きと授業実践との関係として,①かかわりの深まりがクオリアを豊かにすること,②教師の意図的な働きかけがクオリアに影響すること,③多様な事象・活動の設定がクオリアの幅を拡げること,の3点を示した。今後引き続きいろいろな内容や単元,活動場面においてクオリアとしての気付きの状況を明らかにし,生活科授業構成のための知見の蓄積を進めていきたい
「生きる力」という教育理念は、1996年の中央教育審議会の答申にはじめて登場し、21世紀社会を生きる次世代の教育目標として、また生涯学習社会を生きる人々の教育理念として掲げられ、今日に至っている。「自...
小学校第4学年の「季節と生き物の移り変わり」の全単元23時間の授業研究を行った。授業を行うに当たり実験クラスを2つ設けた。一つは学校の校地内を自由に探索し見つけた生き物を記録する「場所自由クラス」であ...
[[abstract]] 過去已有不少文獻指出,校外教學有別於課堂制式之教學方式,可有效提升學生親環境之態度、意圖甚至是行為。然而過去之研究大多是聚焦於學生扮演遊客,聽取解說員講授,評估其解說效益,...
本研究では,先行研究や本研究グループによるこれまでの研究成果を踏まえ,生活科におけるクオリア(qualia)としての気付きの状況を構造的に把握し,授業実践との関係を明らかにすることを目的とする。小学校...
本研究は, 生活科教育の重要課題の一つである「気付きの質を高める」学習指導の実現のための基礎的な研究であり, クオリアとしての気付きの実態を授業実践との関係において明らかにするとともに, 単元における...
本稿は、新学習指導要領で示された「自立し生活を豊かにしていく」という究極的な児童の姿を求め、気付きの質を高めていくことを目指して研究したものである。生活科での気付きとは、一人一人に生まれた個性的なもの...
「気付き」は生活科のキーワードであるが, その使われ方や概念は一様ではない。本小論では, 学習指導要領と指導要録の分析を通して, 生活科における「気付き」に関する諸問題を考察し, 「気付き」の検討に必...
生活科の教科目標の趣旨として「具体的な活動や体験を通すこと」は、この教科の根幹をなすことであり、生活科に接続する総合的な学習の時間(以後「総合的学習」と称す)においても、「体験活動」の重視は明言されて...
「気付きの質を高めること」は,新学習指導要領における生活科の最重要課題の一つである。一方,学び合いは,学校における学習の特性として重要な役割を担うものである。本研究は,どのような学び合いが気付きの質を...
本年度は, これまでに蓄積されてきた研究成果を踏まえて, 生活科学習において「キャリア」という視点からの単元開発の可能性について研究を進めた。そのために, これまで同様, 提案授業を基に協議・考察をし...
文部省は平成10年に、生活科が導入されてから初めての学習指導要領の改訂を行った。生活科の導入期に取り上げられていた社会科の流れをくむ、買い物、乗り物、郵便等の活動は、年次を追っていくごとに次第に姿を消...
本稿では環境教育実践の視点から体験学習の構造化や質的違いについて示し、その結果から山梨県小菅村の事例をもとに生活体験学習の内容について考察した。生活体験学習は自然体験学習を前提に成り立つ。さらに、この...
生活科の実践場面で子どもが身近な人々、社会及び自然すなわち対象と関わるとき、その対象に「なりきる」という方法で、表現あるいはその対象に迫るように教師は指示することがある。しかし、子どもは、大人との関わ...
生活科は1989(平成元)年3月に公示された「学習指導要領」で低学年の教科として創設された。その成立の経緯は1970年代の中央教育審議会での教育課程の再検討に関する答申が起点となっている。成立前の教育...
平成8年度に名古屋市内の公立小学校を中心にして,参観することのできた生活科の授業,50時間を分析の対象として,生活科の授業の現状と今後の方向を探った。分析の観点は,①授業形態及び時間配分 ②活動内容と...
「生きる力」という教育理念は、1996年の中央教育審議会の答申にはじめて登場し、21世紀社会を生きる次世代の教育目標として、また生涯学習社会を生きる人々の教育理念として掲げられ、今日に至っている。「自...
小学校第4学年の「季節と生き物の移り変わり」の全単元23時間の授業研究を行った。授業を行うに当たり実験クラスを2つ設けた。一つは学校の校地内を自由に探索し見つけた生き物を記録する「場所自由クラス」であ...
[[abstract]] 過去已有不少文獻指出,校外教學有別於課堂制式之教學方式,可有效提升學生親環境之態度、意圖甚至是行為。然而過去之研究大多是聚焦於學生扮演遊客,聽取解說員講授,評估其解說效益,...
本研究では,先行研究や本研究グループによるこれまでの研究成果を踏まえ,生活科におけるクオリア(qualia)としての気付きの状況を構造的に把握し,授業実践との関係を明らかにすることを目的とする。小学校...
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